花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

緑育心

2019年06月28日 | 研究
温室前の植物を調査をしているのはハンターズ。
栽培しているのはトウモロコシとサンパチェンス。
そしてコキアという植物の3つ。
サンパチェンスは時々取り上げるのでご存知だと思いますが
コキアは知らない人も多いのではないでしょうか。
でも別名ホウキグサ。そういうとピンとくるかもしれません。
秋になって枯れ残った枝を集めてホウキにする植物です。
昔、小学校などで竹ボウキと同じぐらいよく使ったものですが
残念ながら今はなかなか見ることはできません。
そんなちょっと珍しいというか懐かしい植物を栽培しています。
実験は秋口までかかりますが
その後はホウキにして文化祭で販売したら
欲しい人がいるかもしれません。
大切に育ててみたいと思います。
さてそんな植物の栽培研究している彼の元にたくさんのメンバーが集まっています。
実は自分の調査が早く終わったメンバーが手伝っているのです。
一人で18鉢の植物の草丈や茎の太さ、葉の色などを測定している彼にとって
水やりなどちょっと手伝ってくれるだけで大助かり。
彼らの手入れですくすく植物は育っていますが
それと同じようにハンターズのチームワークも育っているようです。
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さくらんぼ狩り開幕

2019年06月28日 | 
とうとう今週から南部町のビッグイベント「さくらんぼ狩り」がスタートしました。
さくらんぼといえば山形県ですが、この青森県も全国5本の指に入る生産地。
イベントの会期は7月21日まで。名久井岳山麓にある
町中の観光さくらんぼ園が一斉に開放されます。
1時間食べ放題で1000円という良心的な価格設定のため
今年も県内外からお客様がきているようです。
また町の産直施設はご覧のようにさくらんぼでいっぱい。
いろいろな品種とご対面することができます。
贈答用の立派なものから家庭で食べるものまで
さまざまな用途に対応できるので
お客様はみなさん一人何箱も購入されていました。
先日、直売所を覗いてきましたが
まだ始まったばかりで品数も少ない感じ。
これからどんどん賑わってきそうです。
青森県が育種した500円玉より大きな話題の「ジュノハート」は
毎日のようにマスコミに取り上げられていますが、
今年は数量限定で県内だけの試験販売。
名農でも数粒実ったぐらいとまだ本格的な生産には早いようで
産地といえどもそう簡単には手に入りそうもありません。
でも大粒なので食べ応えがあったと話していました。
この町をあげたさくらんぼのお祭りに
名久井農業高校は昔からセレモニーの進行係やフルーツ娘として参画しています。
町と一体となって地域を盛り上げるまさに農業高校ならではの活動です。
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