花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

嫌な予感

2020年01月08日 | 研究
先日、自動車のラジオであるお知らせが流れてきました。
それが「未来のAomoriシンポジウム」。
1月14日に青森市のラ・プラス青い森で開催される
青森県主催の環境シンポジウムです。
当日は「SDGsと環境保全」という講演会や
パネルディスカッションが行われるそうです。
これを聞いてなんだか嫌な予感がしました。
昨年の暮れ、バブルボーイズの2人が年明けに青森市で
環境班の活動を発表することになったという情報を耳にしていたのです。
「もしかして」と思ったら不安的中。
パネリストは青森銀行、薪ストーブと木製雑貨の製作会社、
そして名久井農業高校の3者であるとアナウンサーは話しています。
数々の発表経験をしてきた彼らですから、発表するのは問題ありませんが
気になるのがパネルディスカッション。
会場は150名の県民ということで思ったより大人数ではありませんが
人前に出ると緊張してしまうのが名農生。
中でもバブルボーイズとハンターズは歴代トップのあがり症。
フローラとは大違い。思ったことを口にできるかとても心配です。
果たしてフローラ流の1年間の荒療治はバブルボーイズを変えることができたのか。
当日は見に行くことはできませんが、気になって仕方ありません。
3学期が始まったら、その時の様子を直接彼らに聞いてみたいと思います。
何はともあれ頑張れ!バブルボーイズ。
女神フローラよ、彼らに力を与えてください!
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氷都

2020年01月08日 | 学校
今年は例年になく雪が早かった南部町。
かなり積もるのかと心配しましたが、落ち着くところは平年並み。
アメダスで現在の積雪は約4cmしかありません。
今年は雪が少ないという青森市内の積雪量は22cmですから、
それに比べると雪がないといっても過言ではありません。
青森県には中央に八甲田連峰があります。
雪を降らす湿った雲は寒気とともに日本海側からやってきますが
雪雲はこの八甲田に止められ、大量の雪を降らせます。
同じ日本海側でも津軽平野にある町よりも
八甲田の麓にある青森市の積雪が多いのはこれが理由です。
そんなこともあって八甲田を越えて太平洋側にやってくるのは冷たい風だけ。
南部町など県南の雪が少ないのも頷けます。
しかしこの風がむちゃくちゃ冷たいのです。
したがってこちらの冬道は圧雪ではなくアイスバーン。
スリップ事故が多発する原因です。
このように八甲田連峰があるため同じ県でも
日本海側と太平洋側では正反対なのです。
そこで太平洋側では冬でも雪が少ないのを利用して、
温室やビニールハウスなど冬季間の農業が推奨されています。
そのため冬や春先が出荷のピークを迎えるイチゴは南部町のお隣、八戸市が産地です。
さてその八戸市で1月下旬から2月上旬にかけて
第75回の冬の国体が久しぶりに開催されます。
昨年、氷都といわれる八戸市には巨大な屋内スケート場が完成し、
すでに全日本の大会が開催され、準備万端なようです。
また名久井農業高校のある南部町にあるアイスアリーナでも
アイスホッケーが開催される予定です。
さらに八戸駅西口前には国体には間に合いませんが
まもなく民間のこれまた巨大な新しいスケート場がオープンします。
このように太平洋側では少ない雪と寒さを利用した取り組みが行われています。
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