花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

名農スケート部

2020年01月09日 | 環境システム科
ご覧ください。これが今の道路です。
もちろん日当たりには雪がありませんが
日陰になるとこのような厚い氷に覆われています。
こんな道路を転ばずに歩くにはコツが必要です。
まず歩幅はいつもより少し狭くします。
さらに重心は低く、少し前にかけながら
足の裏全体が路面に着けて歩きます。
ところが進む道は真っ直ぐではありません。
したがってまるでショートトラックの選手のように
人を避けながら進路変更しながら歩かなければなりません。
ただ昨日、雨が降りました。
降って雪が溶けるのはいいですが、
夜になってまた気温が下がると凍結します。
これではスケートリンクを作っているかのようです。
さらに凍った氷が昨日の雨で濡れていると
自動車のハイドロプレーニング現象と同じで
スリップしやすくなり転ぶ確率も増えます。
まだ名農は冬休みですが、今日は2年生の出校日。
滑らないように慎重に歩く姿はまさにスケーター。
久々に名農スケート部の姿を見れるかもしれません。
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落花生、ピーナツ、南京豆

2020年01月09日 | 
第1農場のビニールハウスの中で見つけた落花生。
気がつきませんでしたが、まだ名農でも栽培しているようです。
昔、1年生に初めて栽培のノウハウと研究の手順を教える際、
よく教材として選ばれたのがこの落花生でした。
なぜなら子供は、お菓子としてピーナツがみんな大好きです。
また大豆などと違い、土の中に実をつけるという珍しい特徴もあります。
そんな理由からよく栽培していたものです。
ただひとつだけ難点があるとすれば加工法。
ジャガイモやトウモロコシなら茹でるだけで食べることができますが
落花生は煎らないと、お馴染みのピーナツにはなりません。
昔は煎る装置が学校にあって、それを使ってみんなで煎って食べたものですが
もう古くなって廃棄されたのか最近はこの装置を見たことがありません。
また大豆なら簡単に豆腐に加工できますが、
落花生は苦汁を入れても凝固しません。
大豆の豆乳を混ぜたり、でんぷんで固める必要があるのです。
このようにちょっと加工が難しいので最近は落花生ではなく
トマトなど一般的な野菜を選ぶようになっているようです。
教科書では落花生、子供達はピーナツ、年配の方は南京豆。
みんなに愛されているこのマメをまた栽培してみたいものです。


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