ハンターズが本拠地として使っている馴化温室には
先代の環境班フローラの財産がたくさん眠っています。
これは水槽用のクーラー。観賞魚の飼育にしては相当な数あります。
実は園芸科学科の草花班から環境システム科に移籍し環境班となってから、
学科の主力である水耕栽培を用いた研究を行うことが増えてきました。
すると問題になるのが夏場の水温上昇。
学科が使っている大型水耕温室にはちゃんと水温を調節するチラーがついていますが
すべて自前の装置で研究する環境班にはありません。
そこで毎年、少しずつ観賞魚用の小型クーラーを買いためては実験に使っていました。
一気に増えたのは4年ぐらい前に挑戦していた「水中植物工場」。
ジュンサイなど食用となる水生植物を水槽内で栽培する挑戦ですが
人工光を照射すると陸上の作物のように
収量の他に、機能性成分も変化することがわかりました。
水中はご存知の通り、赤の光が水に吸収されるので
陸上とは光量などを変えなければ届きません。
また緑の植物と褐色の植物では光に対する反応が異なります。
先行研究がなかったので、彼らは「TEAM AQUA PHOTONICS」と名乗りながら
みんなで水遊びをしながら次世代の「水商売」を目指して取り組んだものです。
現在、日本では海苔の生産量が環境の影響を受けて減少しています。
したがって彼らの少し時代の先を行く突拍子もないアイデアは将来、
環境の影響を受けにくく、高齢者でも作業できる水中植物工場として
実用化される日がくるかもしれません。
先代の環境班フローラの財産がたくさん眠っています。
これは水槽用のクーラー。観賞魚の飼育にしては相当な数あります。
実は園芸科学科の草花班から環境システム科に移籍し環境班となってから、
学科の主力である水耕栽培を用いた研究を行うことが増えてきました。
すると問題になるのが夏場の水温上昇。
学科が使っている大型水耕温室にはちゃんと水温を調節するチラーがついていますが
すべて自前の装置で研究する環境班にはありません。
そこで毎年、少しずつ観賞魚用の小型クーラーを買いためては実験に使っていました。
一気に増えたのは4年ぐらい前に挑戦していた「水中植物工場」。
ジュンサイなど食用となる水生植物を水槽内で栽培する挑戦ですが
人工光を照射すると陸上の作物のように
収量の他に、機能性成分も変化することがわかりました。
水中はご存知の通り、赤の光が水に吸収されるので
陸上とは光量などを変えなければ届きません。
また緑の植物と褐色の植物では光に対する反応が異なります。
先行研究がなかったので、彼らは「TEAM AQUA PHOTONICS」と名乗りながら
みんなで水遊びをしながら次世代の「水商売」を目指して取り組んだものです。
現在、日本では海苔の生産量が環境の影響を受けて減少しています。
したがって彼らの少し時代の先を行く突拍子もないアイデアは将来、
環境の影響を受けにくく、高齢者でも作業できる水中植物工場として
実用化される日がくるかもしれません。