花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

俺たちに明日はない

2020年01月30日 | 研究
先日、昨年末から行なっていた
寒締めホウレンソウの収穫を終えたハンターズのメンバー。
考案した露天風呂栽培で不思議な結果を得ることに成功しました。
でもこれは偶然かもしれません。
そこで第2段として、こちらも寒締めで有名な小松菜で再挑戦を始めました。
今回用いた品種はちぢみ小松菜といって最初から葉が巻いているタイプ。
したがって寒締めの影響が形状からはあまり感じられないのが欠点です。
は種から取り組むと遅くなるので、幼苗を購入しましたが
今時、小松菜の苗などそう手に入るものではありません。
つまり品種を選べるほど流通していないのです。
このように求める品種は手に入りませんでしたが
うまくいけば糖度が上がってくるはず。
そんな期待を持ちながら、あらためて温度計を取り付け
2月中〜下旬の収穫を目標に実験を開始しました。
なんでこんなに慌ててやっているの?
来年またやったらどうなのと思われるかもしれませんが
ハンターズは1年後には解散予定。
つまり彼らの研究活動にもう来年はないのです。
今が研究できる最後の冬。
長年のフローラが温めていたアイデアをハンターズがトライしています。
しかし寒締めを生み出す寒さが不足しています。
なんとあの青森市でも積雪ゼロになってしまいました。

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ハードワーク

2020年01月30日 | 研究
こちらはハンターズの課題研究。なんと2人しかいません。
実はこの日、地元の企業見学会があり、
就職希望のメンバーたちは終日、学校にいないのです。
したがって進学を希望している2人だけで活動をしています。
彼らが黙々と取り組んでいるのが研究レポート作り。
来週木曜日に青森市で検定があり、2年生は全員受検するため
ハンターズのメンバーもレポート作りに追われています。
他班の進み具合をきいてみると、
今年は多くの名農生がパソコンでレポートを作っているようで
学校の情報処理室にある40台のパソコンを
100弱の名農生が奪い合っているとのこと。
なかには3人で時間を決めて1台を使うという厳しい班もあるらしく
これではなかなか進みません。スマホは持っているけれど
パソコンを持っている人はまだ多くはないため
苦労している人たちが多いようです。
それに比べ、今年のハンターズは全員、家にパソコンがあります。
また課題研究になるとフローラから引き継いだ5台のMacがあり、
情報処理室まで行かなくても快適に作業ができるのです。
環境は万全。したがって言い訳はできません。
工業系のメンバーは検定前も検定後にも資格試験や発表会があるらしく
放課後も補習や練習と大変ですが、締め切り厳守でお願いします。
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