花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

花売り娘

2020年07月04日 | 園芸科学科
生物生産科の第3農場を散策したら珍しいものを見つけました。
何と切り花用の花を栽培しているのです。
花といえば園芸科学科ですが、生物生産科でもチャレンジしているようです。
かつて園芸科学科では切り花のプロジェクトに取り組んでいる班がありました。
なぜならお彼岸やお盆には花をお墓や仏壇に飾りますが
花が数本で1000円以上もします。
しかし飾らないわけにはいかないので、みなさん高値ですが買うことになります。
そこで切り花を低価格で販売したら喜ばれると考えたからです。
また先生方に事前注文をいただき、毎月定期的に切り花や
宿根草の鉢を届けるビジネスにチャレンジした班もかつてありました。
農業高校の研究というと題材は食べられる作物というイメージがありますが
アイデア次第では草花でも面白い取り組みができることを
先輩たちはちゃんと証明しています。
そういえば花をリヤカー?につけて白川女のように町で売ろうとした人たちもいます。
京都の桂高校は栽培した野菜を同じように引き売りするので話題ですが
南部町は農村地帯。町民は売るぐらい持っているので誰も買う人はいません。
その点、花は季節によってはニーズがあるので売れるんじゃないかと
考えたようですが、こちらは大失敗。
なんと大都会の京都と違って田舎町で引き売りしても
肝心の町びとと出会わないらしいのです。
八戸市で引き売りしたら花売り娘と話題になり、大成功だったと思いますが残念です。
しかしこれも農業高校ならでは体験。なんでもトライしてみましょう。
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困った時がチャンス

2020年07月04日 | 研究
ドリルで穴を開けようとしています。
開けようとしているものはプラスチック鉢。
フローラ得意のハンダゴテを使って溶かして開けようかと思いましたが
匂いも出るし、穴のサイズもまちまちになるので
今回は珍しくドリルを使いました。
しかしよく見るとドリルの刃がいつもの尖ったタイプではなく
筒のような刃に取り替えられています。
この刃をホールソーといいます。
数mm刻みのさまざまなサイズがあるので
必要な穴の大きさに合わせて刃を購入しなければなりません。
これが結構、お値段が高いのです。実際、穴を開けてみると、
もう少し大きな穴の方が便利なことがわかりましたが
これ以上、刃を購入するゆとりはありません。
ひとつでさまざまなサイズに変化できるものがあればいいのに。
もしかしたらすでに存在しているのかもしれませんが、
お店では見つけられませんでした。
困った時が発明のチャンスです。
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