花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

みなさんのおかげです

2020年07月20日 | 研究
先日まいた野菜の芽が一斉に発芽してきました。
野菜の名前はサンチュ。
掻きチシャと呼ばれる結球しないレタスです。
というよりは韓国料理で焼肉を包んで食べるレタスといった方が
ピンとくるかもしれません。
どの野菜もそうですが、発芽のようすはとても愛くるしいもの。
人だって野菜だって赤ちゃんは可愛いものなのです。
ところが先日、カブを育てていた環境システム科の2年生。
栽培管理をしていたらアオムシが葉にのっかっているではありませんか。
アオムシはモンシロチョウのこども。可愛い赤ちゃんのはずです。
そこで、担当の彼はどう対応するかと思って見ていると、
何かいいながら一生懸命アオムシを見つけては手で摘んでは放り投げています。
聞き耳を立てると「俺のカブを食べるな」と叫んでいます。
同じ赤ちゃんですが、こちらはダメなようで冷たく当たっていました。
でも感心したのは、殺さないところ。
踏んづけてしまってもいいのですが
彼は放り投げてはいますが、殺生はしないのです。
本当は優しい性格なのかもしれません。
さて名久井農業高校は今日が1学期の修了式。
明日から通常通りの夏休みとなります。
コロナによる休校の影響で修了式を遅らせる学校もありますが
名農はほとんどの行事を中止することで授業時数をしっかり確保。
イベントがなくつまらない1学期でしたが、そのお陰で感染もなく
通常通りの夏休みを迎えることができました。これもみなさんのおかげです。
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お洒落なプレゼント

2020年07月20日 | 研究
またまたハンターズにプレゼントが届きました。
贈り主は日本河川協会。重さから中には
日本ストックホルム青少年水大賞のトロフィーが入っていると思われます。
それにしてもお洒落なリボンと水をイメージさせる爽やかな包装紙。
開けるのが楽しみになります。
もちろん毛利衛さんからの賞状も届きました。
今回で3度目の受賞とみなさんおっしゃいますが、
いただくメンバーにとってはいつだって初めて。
大きな賞状を前に感慨深いようす。
それと同時に日本代表としての責任も感じているようです。
ところでスタジオジブリの人気映画「となりののトトロ」が1988年に上映されましたが
同時上映はこれまた有名な「火垂るの墓」でした。
となりのトトロのキャッチコピーは「このへんな生きものは まだ日本にいるのです。たぶん。」
火垂るの墓のキャッチコピーは「4歳と14歳で、生きようと思った。」
ご存知、コピーライターの糸井重里さんのコピーです。
かたや暖かな日常を描いた日本の古き良き時代、
しかしもう一方は戦時中の辛く悲しい時代を舞台にした作品と正反対の内容でしたが
糸井さんのすごいのはこの二つの作品をつなぐコピーをこの上映会につけたところ。
その銘コピーが「忘れ物を、届けに来ました。」
忘れてはいけない日本人の記憶を再確認させたメッセージで
優しいけれど強いインパクトを持った言葉でした。
さて水大賞の「忘れ物」といえば世界大会でのグランプリ。
一昨年はフローラが惜しくも準グランプリで、悔しい思いをしました。
今年は3度目のチャレンジ。
ハンターズがフローラの忘れ物を取りに行きます。
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