花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

光ってるぜ

2020年07月27日 | 研究
これまたハンターズが作ったコンクリート。
石を固めた透水性のあるポーラスコンクリートです。
見た目は白っぽいきれいなコンクリートですが
これを暗い場所に持っていくとなんとご覧の通り、
青白く発光しているではありませんか。
実はハンターズが蓄光素材を練り込んで作ったものです。
現在、ソーシャルデジスタンスが叫ばれていおり
お店などでは密にならないよう、1つ席を開けて利用するなど
いろいろな工夫がされています。
ハンターズが考えたのは夜の屋外。
例えば夜、バスなど乗り物やテーマパークで入場を待つ時は
日中と違って暗いので、なかなか距離をはかれないものです。
そこでこのように路面に光るサインが付いていれば安心です。
また災害時、停電しても避難路、避難口などに誘導できるかもしれません。
もちろん蓄光素材なので電源は不要です。
さらにどこかのメーカーとスポンサー契約を結んで
路面や壁面、駐車場などに巨大なロゴを描くことも可能です。
変色素材で日中に光るコンクリート。
蓄光素材で夜間に光るコンクリート。
三和土研究をしているハンターズですが
余った材料で個性光る面白い作品が続々開発されています。
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今年は豊作

2020年07月27日 | 研究
ハンターズがベースキャンプとして借用している馴化温室。
その脇に大きな鉢植えのブルーベリーが何個も並んでいます。
1学期最後の課題研究の際、最後にハンターズみんなで摘んで食べましたが
1週間もするとまた色づいてきました。
昨年は猛暑で水切れを起こし、完全に枯死したと諦めた鉢もありましたが
年を越すと元気に復活してきました。気のせいか昨年より元気です。
この元気な理由は気温です。ブルーベリーはそもそも冷涼な気候を好みます。
生育適温は12〜25℃。−20℃まで耐えられるほど寒さに強いのです。
今年は春から気温が上がらないこの地域。
お隣三戸町の気象データをアメダスで調べてみると
6月の平均気温は19℃しかありません。
7月なのに涼しいと皆さん話していますが、
これがブルーベリーにとっては快適な気温なのです。
そんなこともあり今年は大豊作。
ジュース、ジャム、トッピングなどどんどん使いたいところですが
肝心の名農生はすでに夏休みで学校にいません。
このままでは大量のブルーベリーは小鳥たちのものになりそうです。
どうやら満開の桜も豊作のブルーベリーも名農生には縁がないようです。
夏休みですがハンターズは大会に向けて出校する予定。
練習が終わったらご褒美として摘んでみたいと思います。
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