花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

レベル4

2020年07月13日 | 学校
一昨日の夜から降った雨により水位がどんどん上がった馬淵川。
昨日の昼には警戒レベル4相当と判断され
南部町や八戸市の一部地域に避難勧告が出されました。
これはその頃の馬淵川。全国版のニュースでも取り上げられました。
この場所の水位はすでに6mを超えています。
川幅も広がり、流速も速く危険な状態。
よく見ると川沿いの畑はすでに水没しています。
おそらくすでにこの時点で支流では氾濫していたようです。
幸い雨はすでに上がり、馬淵川の水位の上昇も落ち着いた状態。
油断してはいけませんが、なんとか大きな被害は回避できたと思われます。
昔、名久井農業高校は川沿いにあり、
かつては名久井水産高校とからかわれるぐらい頻繁に馬淵川が氾濫していました。
今は高台に校舎が移転したため水害を受けることはありませんが
農場は今も川沿いのまま。したがって馬淵川の源流近い
岩手県北部に大雨が降ると水没してしまうのです。
数年前も農場が水没しましたが、その水位はなんと3m。
リンゴもジャガイモもみんな腐敗してしまいました。
そんなことがよくあるので大雨が予想されると
農場の大型機械などは高台に緊急避難するようにしています。
昨日の名農は日曜日にもかかわらず農場の先生は緊急出動。
慌ただしく機械を避難させていました。
果たして被害はあったのか。本日確認作業が行われます。
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インスタ映え

2020年07月13日 | 学校
この葉菜をご存知ですか。
最近食べられるようになってきた野菜で「スイスチャード 」といいます。
日本語では不断草。途切れることなく、
いつでも栽培できることからついた名前です。
ホウレンソウのように見えて違うところが茎の色。
緑もありますが、黄色や赤もあります。
とても鮮やかなのでサラダに入っている場合が多く
インスタ映えすると写真を撮る人もいます。
生ではサラダ、またホウレンソウのようにおひたしにしたり
炒めて食べることもできます。
しかしちょっと野生の風味がするので嫌な人がいるかもしれません。
このスイスチャード によく似た葉をした野菜にビーツがあります。
同じ仲間で、ビーツは茎が肥大したカブのような部分を食べます。
やはり濃い赤い色をしていて、ボルシチには欠かせない食材です。
しかしスイスチャード にしてもビーツにしても
昔は食卓に上がることはありませんでした。
しかし今は新しい野菜がどんどん手に入るようになってきました。
ぜひ機会を見つけて新しい味にチャレンジして見てください。
さて名久井農業高校は今日から今週末の体育祭に向けて短縮授業。
予行など学校をあげた準備もあるため課題研究も今日が最終回となりました。
いつもは放課後に活動していましたが、今週はそれも無理そう。
しばらく各自で活動となります。
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