花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

左官屋ハンターズ

2020年07月10日 | 研究
先日、梅雨の合間を見て屋外で実習を行いました。
もちろん作業は三和土作り。
代表の彼がいつも作っているので、土や砂の量、そして水の量は
すでに感覚的に覚えているようで、黙々と作業をしています。
親方とか頭領と呼びたくなるぐらい板についてきました。
しかし今回は今までの真砂土と違い赤玉土をベースにしています。
したがって練った土の色が消石灰を入れたのにちょっと赤いんです。
これは初めての経験。果たして固まるかどうか不安です。
では練ったものでどこを施工するのでしょうか。
実は土間を作るわけでも、漆喰のように壁に塗るのでもありません。
ハンターズが考案した乾燥地の集水システムを作ろうとしているのです。
それも今回は10基といつもより多い量。
少ない時は粘土細工のように平らな机の上に盛り上げて成形し
最後に叩けばできますが、温室内には10基作るほどのスペースはありません。
そんな時は、彼らの考案した土枠が威力を発揮することになります。
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