花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

お手を触れないでください

2020年07月12日 | 学校
先日、学校の玄関で何やら赤い物が目に飛び込んできました。
近寄って見るとサクランボではありませんか。
しかし3粒。これでは売り物になりません。
試食用?そう思ってさらによく見ると
なんと!「ジュノハート」と表記されているではありませんか。
初物のご祝儀価格は一粒2万円。
大間のマグロもびっくりの高値です。
実際に販売されている価格はそれほどでもないにしても
1粒500円もします。ここに3粒ありますがこれで1500円?
貧乏性な私は、質より量を取りたくなります。
しかしニュースでは大阪ではわずか30分もたたずに完売とのこと。
都会では高値であればあるほど売れるといいますが本当のようです。
県内では6月28日にデパート限定で販売スタートとなりましたが
7月8日でこちらも販売終了。贈答用として人気だったそうです。
ところでこのジュノハート。実は名久井農業高校で採れたものなのです。
せっかくなので名農生や来校される皆さんに見てもらいたいと
農場部の先生が展示してくださったようです。
確かに果実の肩が盛り上がってハートに見えます。
コメント

アグリチャレンジ大賞2020

2020年07月12日 | 学校
名久井農業高校が主催する食と科学のコンテスト「アグリチャレンジ大賞」。
今年は大会史上、初めてポスターができました。
そこには第11回との表記。なんともう11年に経ったんですね。
このコンテストはチームフローラフォトニクスが
当時の校長先生から依頼され、2009年に考案したイベント。
本審査は先生方に依頼しましたが、何百点もの作品の予備審査から
表彰式など当日の準備や司会などすべて作業を
毎年フローラの2〜3年生が行っていました。
さらに受賞者に差し上げる副賞の費用は
フローラがコンクールでいただいた賞金から捻出。
このように立ち上げた当時は、名農ではなくフローラ主催の行事ともいえました。
学校イベントを単なる一研究班が企画運営するなんて前代未聞。
このようにフローラは結成年より、桁外れのユニークな大暴れをさせてもらいました。
研究もするし、ポスター発表で全国行脚しながらの運営は忙しくなるので大変でしたが、
間違いなく自分たちが名農を牽引していることを肌で感じ
みんな楽しさと充実感で放課後も残って活動していました。
その約10年に渡るアグリチャレンジ活動が認められ、
教育の甲子園と呼ばれる時事通信社から教育奨励賞をいただき、
フローラの代表が表彰式に参加させてもらったのも良き思い出です。
さてそんなアグリチャレンジですが、フローラの解散に伴って
一昨年から運営は農業クラブに移管。先日、今年の食のテーマが発表されました。
今年のお題は「発酵食品」。つまりチーズや味噌など
発酵食品をメインにした創作料理のレシピを募集します。
もちろん自由研究部門もあります。
コロナで大変ですが、小中学生のみなさんはぜひ応募してください。
コメント