花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

雪像ならいいよ

2021年01月28日 | 研究
またまたハンターズが写真を撮られています。
しかしこれは報道関係の取材ではありません。
撮影されているのは学校にいつもいらっしゃる写真屋さん。
でも卒業アルバムに載せるにはもう遅すぎます。
実は学校の玄関に彼らの栄誉を讃えるパネルを掲示することになったのです。
パネルには、いただいた賞状とトロフィーを持った彼らの姿を掲示予定。
そのため残り少ない課題研究で撮影となったのです。
本来なら銅像でも作ってあげたいけれど予算がありません。
自分たちでグラウンドに雪像を作るんだったら許可するよという
先生方のジョークもあり、彼らはカメラに満面の笑顔。
もちろん写真用のスマイルですが、なかなか自然にできるものではありません。
ずいぶん撮影慣れしたものだ写真屋さんも驚いていました。
この後、玄関前の盾などの陳列棚の整理を始めたハンターズ。
古い盾やカップを取り出し、玄関突き当たりの別の棚に移動させました。
これもフローラから続く恒例行事。なぜなら陳列棚の5分の1がフローラのもの。
自分たちで処理しないと新しいものが入らなくなってしまうからです。
これで少しスッキリ。あとで学校側が今年受賞した彼らの
ビッグタイトルを陳列してくれるでしょう。
新旧交代が静かに始まっています。
今日から3年生最後の学年末考査がスタートです。
コメント

地上の星

2021年01月28日 | 研究
ハンターズのもとに朗報が届きました。それは特級位の合格通知。
農業クラブには研究活動のレベルを客観的に評価する級位検定という制度があります。
一般的に1年生は初級、2年生は中級と上級、
3年生になると最高位の特級にチャレンジします。
名農では初級、中級は必須。上級から希望者受検となります。
したがって最高位の特級保持者ともなると激レア。
全国でも数十人しかいない「地上の星」です。
最近、農業クラブ大会での成績や資格取得の状況などを評価して
シルバー、ゴールド、プラチナという称号を与える
アグリマイスター制度ができ、皆さんチャレンジしているようですが
環境班はフローラ時代からアグリマイスターよりも級位検定推し。
大学受験するメンバーは必ずといっていいほどチャレンジしていました。
そんな研究班ですが12年間のチャレンジのうち2度、奇跡が起きました。
なんと班員全員が合格したことがあるのです。
ほとんどの研究班は数名が協力して1つのテーマに取り組みます。
しかし他の人と同じ論文だと合格できないというのが特級ルール。
だからどんな班でも代表者ぐらいしかチャレンジできないのですが、
フローラもハンターズも昔から一人一研究。
そもそも全員違うのでチャレンジできるのです。ただし内容は
みんな高レベルとは限りません。そんなことからさすがのフローラも
全員でチャレンジすることは滅多にありませんでした。
でも2018年のフローラ、そして今年度、2020年ハンターズが
この奇跡を起こしたのです。理由は解散。自分たちで最後だからと
思ったのか、みんな頑張ったのです。火事場の馬鹿力、有終の美。
いろんな言葉が当てはまりますが、よく頑張り
自分自身を宝物に磨き上げました。おめでとう!
コメント