花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

開かずの温室

2021年01月18日 | 学校
秋までリンゴンベリーが元気に育っていましたが
今はご覧の通り、雪ですっかり姿が隠れてしまいました。
現在のところ、積雪は20cm程度。最低気温は氷点下10℃ぐらい。
リンゴンベリーは氷点下40℃ぐらいまで大丈夫という強者なので
雪の下ならまったく問題なく元気に過ごしているのではないでしょうか。
しかし露地のイチジクが果たして越冬できるか不安です。
昨年は記録的な少雪。そのおかげで冬休みでも温室に出入りでき
ハンターズのあるメンバーは寒締ホウレンソウの実験をしていました。
しかし実験は失敗。予想はしていましたが、
思った結果が得られずに2月には中断となりました。
今年は雪が多く温室の入り口は開かず扉。
年末にはもう入ることができなくなりました。
幸い?ハンターズは先輩も後輩もいない孤独なチーム。
したがって研究する2年生もいないので、温室は春まで放置。
もしかしたら環境班がなくなり、このまま立退くかもしれません。
さてニュースだと隣町の十和田市では先日氷点下19.4度を記録しました。
記録されたのは山岳ではなく市内。
冷蔵庫の製氷室や冷凍庫の氷点下18度と超えています。
1月20日は大寒。ますます寒くなるのでしょうか。
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グルーヴ感

2021年01月18日 | 研究
これは2019年9月に東北大学で開催された日本植物学会での写真です。
この時はハンターズとJr.だけでなく、園芸科学科の女子など総勢10数名。
大所帯での参加でした。度々このような学会の高校生発表会に
参加させてもらっていますが、いつもワクワクします。
特に参加するために事前にポスターを作って、
そしてみんなで土肥実験室に集まって何チームも一緒になって練習すると
当事者の彼らはもちろん話していますが、見ているこちらも音楽でいう
グルーヴ感とでもいうような不思議な高揚感を感じます。
おそらくみんな結果よりも、目標達成のため挑んで行くのが楽しいのだと思います。
どのチームも発表しているのは、農業高校生にしてはずいぶん難しい内容。
でも実際に自分がやったことなので、堂々と質疑応答しています。
彼らの良いところは、このようにみんな楽しんでディスカッションをしているところ。
昔は農業高校生が学会に行ってポスター発表するなんて無理だといわれましたが、
そんなことはありません。やればできる。
おそらく本人たちが一番それを感じているのだと思います。
さて今日は今年初めての課題研究があります。1ケ月ぶりでしょうか。
そんな必ずハンターズがやらなければならない課題は「研究集録」の原稿提出。
そして急いでやらなければならないのは明日行われる
地域の専門高校で開催する発表会の準備。久しぶりに英語のスピーチです。
ハンターズの課題研究は今日を入れてたった3回だけですが
いずれも解散直前の濃い3日間になるはずです。
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