花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

赤勝て、黄勝て

2021年01月09日 | 
新年を迎えた青森県。
地元のお店にはこのようにリンゴがまだまだ山積みです。
しかし秋とはだいぶ品種も変わってきています。
そこで珍しいものを見つけては、少しずつ試しています。
さてこのリンゴの棚を見るとわかりますが、
赤と黄色が半々ぐらいあるような気がします。
このところ夏は猛烈に暑くなり、残暑も厳しくなっています。
するとなかなかアントシアニンが発現せず
どうしても赤いリンゴは着色が悪くなってしまいます。
ところが黄色のリンゴは別。
白いリンゴが猛暑でみんな黄色になり栽培を断念したように
猛暑でも黄色のリンゴは何の問題もなく着色します。
したがって青森県でもこれからは赤よりも
黄色が主流になるのではないかと考え、
どんどん黄色の新品種が誕生しています。
そんな理由からなのか、最近の八百屋さんのリンゴは
何となく黄色っぽい品種が目立ってきました。
将来、赤いリンゴは北海道で栽培されるかもしれませんね。
黄色でも赤でもリンゴは美味しい果物。
また「1日1個のリンゴで医者いらず」というように
健康維持食品でもあるので、どんどん食べてほしいものです。
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個人か総合か

2021年01月09日 | 研究
フローラ時代から結成3年目から続けてきているのがアルバム作り。
2年間活動した様子を個人ごとに写真を選び、
その人だけのアルバムを卒業時に贈る習慣です。
日本中飛び回っては、発表して歩く研究班。
ある意味、クラスメートや部活動の仲間よりも長い時間を過ごし
ホテルに泊まり、文字通り同じ釜の飯を食べたことになります。
2年間で行く街は札幌、仙台、新潟、東京、静岡、京都、大阪、神戸など。
普通に過ごしている高校生では、こんなに行くことはないでしょう。
だからこそ、自分で自分を育てた記録として差し上げているのです。
さて今年もハンターズのアルバム制作のため写真整理をしていますが
ちょっと問題が発生しました。いつもの年であれば、
一人一研究の彼らは、大会ごとにチャレンジャーを決めて参加していました。
みんな頑張っているんだから全員でチャレンジすることも考えられますが
いつもいつもそれでは予算がいくらあっても足りません。
だから同じメンバーでも思い出の大会は人ぞれぞれ。
だから個人ごとにアルバムを作るのです。
ところが今年はコロナの関係で県外遠征がゼロ。
したがってコロナ前の2年時の写真こそ各自違いますが、
全体を見ると大半はみんな同じ。個人ごと作るほど差がないのです。
実は昨年、大活躍したバブルボーイズも同じでした。
彼らは途中参加で、さらに二人の共同研究。
そのため初めて「Bubble Boys」という共通の総合アルバムを作りました。
もしかしたら今回も同様の総合アルバムになるかもしれません。
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