花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

アナザースカイ

2021年01月26日 | 研究
ハンターズの二人が何やらメールをしています。
これは先日もご紹介しましたが、NHKの全国放送でハンターズの
集水システムを知った方が、作り方などを教えて欲しいとの
依頼に応えてコンタクトをとっているところです。
お話によると対象国はタンザニアの小中学校。
やはりトウモロコシを栽培しているようです。
依頼者のお話からは実際に彼らに来て欲しいという意向を感じます。
もちろん彼らも実際に行ってみたい気持ちはあるようですが
来春から就職や進学するとはいえ未成年の彼ら。
さらにコロナは依然深刻な状態です。
現状はさまざまな事情がそれを硬く拒んでいます。
そこで日本人スタッフもいるようなので、
より具体的な手順を日本語で示すとともに
さらに英語版マニュアルも少し直して
わかりやすく提供しようと現在作業が進められています。
また以前撮った動画も使えるかチェックが行われています。
三和土の使い道はアイデア次第。
インターネットでしか見たことのない遥か遠くの空の下で暮らす
子供達の食の確保に貢献できたら嬉しいと最後まで頑張っています。
そしてコロナが落ち着いて、彼らがもしストックホルムに行きたいと思った時
ちゃんと行けるよう、いただいた副賞はしばらくの間保管したいと思います。
課題研究は昨日で完結しましたが、今後も彼らの取り組みや
環境班の行く末などをご紹介していきたいと思います。
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IoT

2021年01月26日 | 環境システム科
学校に届いた立派な冊子。
読んでみると企業のIoTの取り組みが紹介されています。
IoTは「Internet of Things」の略で
いろいろなものをインターネットと関連づけて活用する技術です。
スマートスピーカーや自動車の自動運転など
知らないうちに私たちは生活の中で取り入れているようです。
そんな本の中には農業関連の取り組みも掲載されていました。
それがこの図。どうやらいろいろなセンサーを使って
温室栽培のデータ収集をしたり、タブレット端末を使って
それの情報に基づいて栽培管理をするというシステムです。
よく見ると名久井農業高等学校の例とあるではありませんか。
またページをめくると見たことのある名農の先生方や生徒が
取り組んでいる写真も載っています。
そうです。これは環境システム科と企業が連携して行った
スマート農業の取り組みが紹介されていたのです。
システムがこのようにきれいな図にされると
なんだかずいぶん洗練された都会の農園の話に思えますが
行っている場所はいつもの大型水耕温室。
2018年にファナルフローラが40個以上の水槽を並べ
水質浄化実験をしていた場所です。
さらにページをめくると今度はなぜかフローラが2018年の
水の国際大会で準グランプリを受賞した話題も紹介されています。
もらった本は2冊。今度彼らが学校にきたら差し上げたいと思います。
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