花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

Mac 兄弟

2021年01月04日 | 研究
12月の土肥実験室。
4名のハンターズメンバーが黙々とPCに向かっています。
面白いのはみんなMacであること。
青森県は、昔からどこもかしこもMicrosoft。
したがって学校の職員も生徒もWindows PCしかありません。
今から10年以上も前だと、同じOfficeでもMacとWindowsでは
互換性が低くく、Macを仕事で使うのは無謀でした。
ところが今は完全にシームレス。まったく同じに使うことができます。
しかしもう青森県ではWindowsが根付いており、おそらく価格も安いことから
スマートフォンではiPhoneを使っている生徒、職員も
学校ではWindowsを使っているのです。
そんな中でフローラは結成2年目からMacを使用。
コンクールの副賞としていただいたものですが、
運よく毎年のように頂いたので、ご覧のように一人一台使えるまでになりました。
フローラもバブルボーイズも、そしてハンターズもMac育ちの兄弟です。
チームが一番よく使うのはパワーポイント。でも本当のことをいうと
Macで作ったデータをWindowsで投影すると若干文字がずれます。
これも慣れ。再調整すれば問題なく使えます。
さてハンターズが立ち上げているのはパワーポイントではなくWord。
いったい何をしているのでしょう。


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研究集録 !!

2021年01月04日 | 学校
ハンターズが12月の暮れ、パソコンに向かって作っているのはこれ。
農業クラブが発行する「研究集録」の原稿です。
昔は単独の冊子でしたが、現在は機関誌「汗」の一部となりました。
しかし3年生が卒業時に、成果をまとめて印刷物に残すという文化は継続しています。
このような作業を行うと、フローラやハンターズの特徴を今さならながら感じます。
なぜなら多くの研究班は数名が協力して1テーマに取り組みます。
したがってメンバーの誰かが代表で、原稿を製作することになります。
ところがフローラやハンターズは昔から一人一研究で行っています。
つまり全員が自分だけの研究テーマを持っているため、研究集録も一人1テーマ。
そんなことから研究集録作成の時期になると、
このようにみんな黙々と作業することになるのです。
最初から最後まで自分の力で。大変だと思いますが、確実に力がつくはずです。
またよくグランプリを受賞したんだから研究集録なんて余裕ですねと言われますが
それは4人のうちたった一人だけ。残りの3名は自分のテーマをまとめることになり
本当は大変なんです。しかし今年は違います。全員がコンテストに参加するため
秋には早々とA4用紙10枚のレポートを完成させているのです。
それをもとに再編集すればよいのですが、そう簡単にいきません。
研究集録はダイジェスト版なので、なんと1テーマに与えられた分量はA4用紙1枚だけ。
10枚でまとめた成果を1枚にまとめるのは至難の技。グラフなんて1つしか載りません。
彼らが数あるデータの中から、何を抜き出してくるか楽しみです。
原稿は冬休みの宿題。自動車学校に通いながら仕上げてきます。
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