花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

最後は総力戦

2021年01月29日 | 研究
2020年度、ハンターズが担当したJr.は4名。男子2名、女子2名の二組です。
いつもであれば結果の出やすい栽培系の研究にチャレンジしてもらうのですが
今年は2組ともなぜか環境系のテーマでした。
いずれも2015年のフローラ、バブルボーイズ、そしてハンターズが
長年続けてきた環境活動の延長線上にある取り組みのため
Jr.単独で発表するだけでなく、時には先輩ハンターズとともに
チームを組んで参戦したこともあります。
そのため1年契約のJr.といえどもなんだか仲間意識を感じます。
しかし1月も下旬となり、そんなJr.も解散の時期となりました。
ハンターズの活動も終了するので、それに合わせて今度、
合同で解散会でも計画したいと思います。
さて土肥実験室に集まっているのは4名のハンターズJr.たち。
解散前に最後の戦いに挑むことにしました。
最後の大会に選んだのはSDGsの取り組みを評価するもの。
先輩はもちろん、2組のJr.とも共通するのはSDGsだからです。
そこでこの日はみんなでパワーポイントにレコーディングすることにしました。
発表するのは4名全員。それぞれ自分が取り組んだものを紹介します。
結果は2月下旬にわかるそうなので、それまで宝くじを待つ心境。
Jr.の総力戦ですが、それはそれで楽しいと思います。
ところで活動の最後が近づくとJr.が決まってする質問があります。
それは「来年はJr.に入れないのですか?」。
ほぼ毎年のようにこの質問を受けます。
1年間楽しんでくれたのだと嬉しく思いますが、答えは「NO!」。
Jr.は1年生だけに与えられた機会だからです。
今年のJr.は男子が生物生産科、女子は環境システム科の1年生。
したがって2年生に進級するとお互い違う研究班に入ることになります。
学んだことを生かして各科の研究活動をリードしてほしいものです。
ただ環境システム科のJr.には、もし研究班の希望調査をする際
運よく環境班が選択肢にあったら、選ぶことができますと話をして終わりました。
「運よく?」。首を傾げるJr。
大人の事情です。
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サヨナラしたはずなのに

2021年01月29日 | 研究
土肥実験室に並んでいる水槽。
60cm水槽なので何かと使いやすいサイズです。
実はこの水槽、先代フローラが2018年の春になんと45個も購入し
水質浄化の研究に用いたものの残りです。
実験が終わって大量に余った水槽。
彼らはその年の文化祭で、確か1個500園で販売しました。
手頃なサイズと価格設定のため25個ぐらいは売れたと思います。
残りは他の研究班が使いたいと申し出たため差し上げ、
今はこのように10個ぐらいしか残っていません。
ところが今年、ハンターズJr.が水質浄化研究の予備実験を開始。
そのためまたまた水槽の出番となり、大活躍してくれました。
もし昨年、全部売り飛ばしていたら、また購入することになっていたかもしれません。
危ないところでした。そういえばハンターズも今年水槽が必要になりました。。
三和土の耐久性を調べるためで、大きなものはいらないため
これまた50個ぐらい小型の水槽を購入。
熱帯魚のベタを机上で飼育するための小さなものですが
作りがちゃんとしているので1000円ぐらいしたんじゃないでしょうか。
こちらも実験後、文化祭で格安に売り飛ばす予定でしたが
コロナで一般開放が中止され、売る機会を逸してしまいました。
そのため土肥実験室の片隅に積まれたまま。
でもまた突然、誰かが水研究をしたいというかもしれません。
無理して安売りせずにしばらくの間、在庫を抱えたまま様子を見たいと思います。
別れたはずなのに、いつもどこからかやってくる水槽。
環境班と水槽は切っても切れない関係なのかもしれません。
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