花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

お菓子の国

2021年01月20日 | 学校
名農の正門か高台にある校舎まで少し歩いてくると
右側に見える大きなツツジのトピアリー。
ローマ字でNAKUIと描かれています。
春は新緑の鮮やかな葉が出てくるため黄緑、
初夏になるとピンクの花が咲くので緑とピンクのポップカラー、
そして秋から冬になると落ち着いた焦げ茶色と
季節に応じて文字の色を変えながら名農生に季節を教えてくれます。
では冬の特徴は何でしょう。それがこの立体文字。
焦げ茶の文字の表面が雪で白くなるので、より一層立体感が感じらます。
しかし食いしん坊には、違うように映るようです。
まず降り始めの雪は、粉砂糖をふったガトーショコラ。
この写真のようにガッチリ積もってしまった場合は
アイシングといって砂糖を白く固めたビスケットだそうです。
アイシングは粉砂糖と卵白を混ぜて塗って作りますが
このトピアリーにはずいぶんたっぷりのアイシングが施されているようです。
冬の名農はお菓子の国。3学期が始まりましたが
トピアリーに気を取られて転ばないよう気をつけて歩きましょう。
今日は大寒です。
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スランプ試験

2021年01月20日 | 研究
今から1年ほど前のハンターズです。
彼が行っているのがスランプ試験。
水と土などの配合割合によってどのように流動性が異なるかを
測定するもので、セメント作業にはつきものの簡易実験です。
ハンターズは三和土を作っていましたが
どれぐらい水を入れると良いのか、
石灰の量はどれぐらいが適正なのかなど
この時はまだよくわかっていない状態。
したがっていろいろアドバイスを受けてこんな実験をしていました。
残念ながらこの実験では思うような結果がでず
データを公開することはありませんでしたが
やはり水が多いと土にもよりますがドロドロになって作業しにくいこと、
逆に水が少ないと消石灰がきちんと混ぜられなくて
結果、出来上がったサンプルが早く壊れることなどがわかりました。
お隣の農業高校には農業土木科があり、
さまざまな専門の測定機器があるようですが、こちらは素人の左官集団。
四苦八苦していたのを思い出します。
しかし誰も知らない答えを見つけ出そうと
あれこれ試行錯誤しているのが一番楽しい時期。
今回もたっぷり遊ばせてもらいました。
さあ問題はこれらたくさんの器具や三和土の材料を片付けること。
現在、土肥実験室の6つの机のうち3つの机上に盛り上がっています。
寒いのですが、どうやら残り2回の課題研究は片付けに終始しそうです。
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