花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

アンテナショップ

2021年01月11日 | 生物生産科
2学期の終業式。またまた玄関に新しい加工品が並んでいました。
11月にも新作を見つけましたが、これはまた別の商品。
今度はカボチャのジャム、リンゴキャラメルジャムというものもあります。
なかなか積極的にチャレンジしています。
また農加工品の定番でもある「とり味噌」も並びました。
しかしもうひとつ人気の加工品の焼肉のタレがありません。
これには理由があります。幻のタレともいわれる名農のタレは
毎年、文化祭に合わせてPTAと名農職員で手作りされます。
2日間朝から頑張って製造しますが、
大量生産できないため職員といえどもなかなか手に入りません。
材料は名農の野菜、安価で無添加と人気なのですが、
こればかりは、どうしようもありません。
だから幻のタレなのですが、今年はコロナで文化祭は野菜販売だけ。
したがって焼肉のタレ作りも今年はありませんでした。
誰もが諦めていた先日、なんと玄関にタレが並びました。
しかしいつものタレの色やネーミングも違います。
おそらく先生方や生物生産科の加工研究班が製作したものではないでしょうか。
これこそ幻の中の幻。運よくゲットした人はそう多くはないはずです。
さてこの玄関前の販売所。小さな無人販売所ですが
名農や加工研究班にとっては新作の情報を発信したり
消費者ニーズを知ることができる大切なアンテナショップ。
新春の作品も期待したいと思います。
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占ってもいいですか

2021年01月11日 | 研究
現在、ハンターズの卒業アルバムを作るために
古い写真を整理中ですが、こんな懐かしいものが出てきました。
これは2019年の日本土壌肥料学会で同時開催された
高校生のポスター発表会の表彰式の様子。
なんと前に立ってスピーチしているのは、いつもの二人。
超口ベタの彼らは、なんと初めての発表会でいきなり最優秀を受賞。
震えながら支離滅裂なことを話していたのを覚えています。
会場は静岡大学。新幹線に乗って初めての遠征でした。
面白いことに実はこの前年の2018年日本土壌肥料学会にも
先代フローラが参加し、優秀賞を受賞しています。
学会は賞レースではなく、自分の研究について
専門家の先生方とディスカッションするのが醍醐味です。
SSHなどが何十チームも参加しますが、賞は数チーム分だけ。
したがって参加するときは、最初から賞など頭にありません。
それなのに2018年は2位あたる優秀賞、2019年はなんと最優秀賞。
SSHでもない農業高校が受賞するとは驚きです。
でもこの結果にピンときた人はいませんか。
実はこの後、出場した水の国際大会で2018年フローラは準グランプリ、
2020年はハンターズがグランプリを受賞しているのです。
つまり学会と同じ結果。
いずれも学会で発表したものがベースとなっています。
環境班には占い師はいませんが、
もしかしたらこの学会で未来を占えるかもしれません。
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