花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

悪いことばかりじゃない

2021年09月17日 | 研究
明日から3連休。しばしお休みになります。
しかしチームはまもなく2回目の学会主催の高校生研究発表会に参加します。
2度目とはいえ、落ち着いてディスカッションするにはやはり練習が大切です。
今日は2年生の課題研究が行われます。いつもと違い大会直前の貴重な時間。
1回目の発表会で感じた課題をいくらでも修正して臨んでくれると思います。
また嬉しいことに野菜研究班では同じ日に別の学会主催の発表会に出場するといいます。
コロナ禍のため、かつてのようにチーム名農で発表会に参加することはできませんが
今週は果樹研究班、来週は野菜研究班と静かに盛り上がっているようです。
オンラインになってポスター発表会の最大の魅力である
対面での意見交換はできなくなりましたが、良い点もあります。
それは参加する機会が増えたこと。かつては遠く名古屋や新潟での大会に
参加したことも何度かありますが、旅費の関係もあり関東から北海道までが限界。
ところがオンラインは旅費がかからないため遠くで行われる大会にも参加できます。
いいことも悪いこともあるコロナ禍。
果たしてフローラハンターズが解散する1年半後までに
以前のように県外で発表できる機会は来るのでしょうか。
コメント

雄VS雌

2021年09月17日 | 学校
涼しげな葉はアスパラガス。
こちらもまもなくすれば枯れてしまいます。
しかしアスパラガスは多年草。地上部は枯れても
根が生きているので来年また元気な芽を出してくれます。
さてこの葉に赤い実が付いているのがわかりますか。
アスパラガスは雌雄異株。つまり動物のように雄と雌がいるのです。
これは実が付いているから雌株。
アスパラガスは実を食べる作物ではないので
どちらでも食べますが、農家が栽培する多くは雄株です。
実は出てくる芽の数が、雄株の方が多いからです。
経営的には本数が多い方が出荷量が増えるので雄株を植えているようです。
でも雌株にもいいところがあります。
それは茎が太いところ。数は少なくても立派な芽がでるのです。
たくさん食べたいけれど、太いアスパラガスもいいもの。
消費者サイドから考えると「どちらでもいい」が答えかもしれません。
コメント