花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

頭の体操

2021年09月02日 | 研究
何やら一生懸命書いています。これは環境班の男子メンバー。
実は現在、研究が一段落した環境班は
恒例のビジネスプランコンテストにチャレンジしています。
ビジネスプランは研究とは違い、結果や実績などなくても製作できます。
なぜなら企画書作りは頭の体操。みんなの抱える問題を
解消する仕組みを考えれば良いのです。
もちろん本当に起業するとなると、具体的な資金の調達法などを
考えなければなりませんが、高校のコンテストはある意味大雑把でOK。
だから面白く、チームは長年この時期になると取り組んでいるのです。
しかし近年、唯一プラン作りに取り組まなかった年があります。
それは昨年。トレジャーハンターズが青少年の水の研究で世界一になったため
取材やオンライン会談やらでてんてこ舞い。
コンテストどころではなかったため、ビジネスプラン作りは出来ませんでした。
さて今年は活動を始めてまだ半年。したがってまだ何の成果もあげていないので
トライする時間はいっぱいあります。そこで6名いるメンバーが
3名ずつ2チームに分かれ、どっちの案が評価されるか競い合うことにしました。
ゲーム性を持たせることでモチベーションが高まるからです。
机上には先輩譲りのMacPC。彼はPCに打ち込む前に
大雑把な収支の仕組みを確認しているようです。
完成はまだ先ですが、次回で概ね完成させる予定で
マスクしながら頑張っています。
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不老不死の果物

2021年09月02日 | 
今年もこの珍しい桃に出会うことができました。
名前は「蟠桃」(ばんとう)。蟠とは輪のように曲がるとか
とぐろを巻くという意味。確かによく見る球状ではなく
上から押しつぶしたような扁平形です。
また「蟠」と書いてワラジ虫と読みます。確かにそんな形になります。
さてこの蟠桃。中国系の桃で仙人が食べる不老不死の果物といわれてきました。
西遊記で孫悟空と猪八戒が食べた不老不死の桃とはこの桃です。
見た目も違いますが、食べても普通の桃とは違います。
もっちりとした果肉が特徴で、熟すと甘い香りがするのです。
この桃を知ったのは同じ2018年8月のストックホルム。
ファイナルフローラとともに水の国際大会に参加した際、
マーケットで見つけました。食べることはできませんでしたが
妙な形が印象に残っていたのを覚えています。
地元に帰ってきた9月上旬、直売所に寄ってみたらまたまた発見。
そこで食べてみたらなかなか面白い味。
そんなことから見つけると食べるようになりましたが
生産量が少ないのか年に1回ぐらいしかお目にかかることはありません。
日本でも福島や和歌山でわずかですが栽培されているようです。
もし偶然出会ったら、ぜひ食べてみてください。
調べて見るとヨーロッパではたくさん栽培されていて
スペイン産のものが広くヨーロッパで流通しているようです。
冷涼なスウェーデン。きっとあの蟠桃もスペイン産だったのかもしれません。
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