花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

いけないバックヤード

2021年09月26日 | 研究
先日行われたオンラインによる発表会。
やっとチャットではなく音声でリアルタイムにやりとりすることができました。
初めての体験でしたが、思ったよりも楽しんでいたようです。
さてこれは絶対見てはいけない舞台裏、バックヤードからの撮影。
なんと上は制服を着ていますが、下はジャージではありませんか。
実はパソコンのカメラで映し出されるのは上半身だけ。
したがって下はいたってラフな姿なのです。
おそらくこれはオンライン、ホームワークでは
「あるある」の光景ではないでしょうか。
あいにくこの日は残暑が厳しく、汗がにじんできます。
エアコンのない青森県の高校。
こんな姿になれるオンラインに感謝です。
さて年内の学会主催の発表会はこれにて終了。
次回予定している3月までしばし休止です。
新生環境班は、先輩たちのようにビッグタイトル奪取とはいきませんでしたが
2度目のチャレンジでなんとか賞状をゲット!
彼らのモチベーションを支えることができ、ひと安心です。
でも発表というフローラハンターズの新たなステージは今始まったばかり。
次なるチャレンジに向けてもう動き出しています。
お疲れ様。そしてまた頑張りましょう。
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青いリンゴ

2021年09月26日 | 
これは青リンゴのブラムリーズ・シードリング。
Bradley's Seedling と書きます。
青森県の秋はいろいろなリンゴを食べることができ楽しいのですが
このリンゴは初めての出会いです。
しかし新品種どころか1809年にイギリスの農家が植えた種子から
誕生した古い品種でした。この農家から土地を買い取ったのがブラムリー氏。
そこで自分の名前をつけたということです。
海外の青リンゴといえば、ビートルズのアップルレーベルで有名な
グラニースミスという品種が思い浮かびます。
しかしグラニースミスは1863年のオーストラリア生まれ。
同じイギリス系とはいえ、こちらは本国で歴史も古い。
日本には1990年、長野県に導入されたようですが
今は青森県でも少し栽培されているんですね。
200年以上も前の品種ですが、イギリスでは今も主力。
いったいどんな味がするのでしょう。
調べてみると面白い調理特性があるといいます。
さっそく試してみましょう。
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あっという間の出来事

2021年09月26日 | 
さてブラムリー氏の少し扁平な青いリンゴ。
加熱調理してジャムやアップルペーストにすると美味しいとあります。
有名なグラニースミスもアップルパイに使われます。
日本でいうところの紅玉と同じだろうと推測はできますが
独特な調理特性とはなんでしょう。
さっそく4つ割りにして無水状態で鍋に入れ加熱してみました。
するとどうでしょう。泡を吹いてきたかと思ったら
あっという間に果肉が崩れていくではありませんか。
これはその時の写真。潰さなくてもペーストになるのです。
あとは砂糖を入れるだけで立派なジャム。これには驚きました。
あとでわかったのですがサイコロ状に切って砂糖をふりかけレンジで5分。
これだけでジャムができるというのです。
何かと時短が重宝される日本ですが、まさにこれはぴったり。
もしかしたら毎朝、できたてのジャムをパンに塗って食べるなんていう
ちょっとお洒落で贅沢な時間を楽しむことができるかもしれません。
最後はお味。こちらは想像した通りの爽やかな酸味と甘みが抜群のバランス。
ペースト状になるため、果肉の残る紅玉とはどこか違う風味ですが
本当に美味しいリンゴを見つけました。
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