花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

Good job

2021年09月25日 | 園芸科学科
収穫を迎えている名久井農業高校に嬉しいお知らせが届きました。
それがこれ。JGAPの認証書です。
GAPとはGood Agricultural Practiceの頭文字を取ったもので
農林水産省では優れた農業生産工程管理とよんでいます。
名農が取得したのはモモのJGAP。
民間団体が定めた日本の基準をクリアしたというものです。
モモは全部で26アール栽培されていますが
今回の取得によって、さまざまな厳しい基準を遵守した
安全安心なモモ農園に認定されたことになります。
認定農場はもちろん南部町では初めて。
まさに収穫の秋で県内の新聞にも先日紹介されました。
この取り組みは名農の果樹園で活動している園芸科学科の生徒たちの成果。
今年度いっぱいで閉科となりますが、最後に大きな仕事をしてくれました。
ではこれからはどうなるのでしょう。安心してください。
来年から果樹園は生物生産科の管轄になりますが
今回の認定に向けての活動は、生物生産科の後輩たちも参加。
確実にバトンタッチされていくようです。
美味しさの他に、安心安全を見にまとった名農の桃。
これからも人気になりそうです。

コメント

la vie en rose

2021年09月25日 | 学校
秋の薔薇が咲いています。
オールドローズと呼ばれるかつてのヨーロッパのバラは
初夏だけに咲く一季咲きでしたが、四季咲き性の遺伝子を持つ
アジアのバラと交配され、このように夏や秋も咲く品種ができました。
これらの品種群をオールドローズに対してモダンローズといいます。
ところで皆さんはバラといえば何色を思い浮かべますか?
あるバラ園でラビアンローズ、つまり「バラ色の人生」とは
何色でしょうというアンケートをとりました。
その結果、赤が1位、ピンクが2位。この2色だけで
全体の80%以上になったそうです。
つまり「バラ色の人生」も「100万本のバラ」も
みんな赤いというイメージのようです。
さてこの真っ赤なバラは、四季咲き性のモダンローズ「ノックアウト」。
バラにしてはかなり過激な名前ですが、病害虫に強く
無農薬で栽培できることからネーミングされました。
さらにこのバラはこの優れた特性が認められ
2018年、コペンハーゲンで開催された第18回世界バラ会議で殿堂入り。
世界に誇る名品種に認定されています。
「我が人生に悔いなし」
最後は赤いバラが似合うようです。
コメント