花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

町立高校

2022年07月10日 | 研究
1学期、地球環境大賞と日本ストックホルム青少年水大賞という
2つのビッグタイトルを受賞した環境研究班フローラハンターズ。
先日、受賞報告ため地元南部町の町長さんを訪ねました。
新しくなった南部町庁舎の町長室は以前よりも大きくなり
とても明るく開放的な感じ。環境班は毎年のように訪れていましたが
フローラハンターズは初めて。ドキドキしながらも楽しく歓談させていただきました。
歓談では日本ストックホルム青少年水大賞に出場する2人は
この夏行われる大会での抱負を述べ、地球環境大賞担当の4名は
現在行っている沖縄との保全活動を紹介しました。
町長さんは現在、南部町役場職員時代に代名詞となっている
「サクランボ祭り」を発案して軌道に載せた方。
またヨーロッパ研修をされ南部町にグリーンツーリズムを導入させた方でもあります。
したがって環境班の意欲的で斬新な取り組みに町長さんも喜んでくださいました。
町長さんはいつもいろいとな場面の挨拶で、名久井農業高校を
「町立名久井農業高校」と親しみを込めて呼んでくださいます。
それだけ地元に密着し、地元の方に愛されている高校だということです。
さて環境班はこの夏、国際大会に出場します。
またボランティアの全国大会にもし選出されると
こちらも8月に上京して発表することになります。
いずれにしても決戦は夏。
学校代表、南部町代表、そして日本代表として頑張りたいと思います。
さて次はいよいよ県庁への表敬訪問。12日の予定です。

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オンステージ

2022年07月10日 | 学校
これは昨日行われた南部町のお祭りのポスター。
名久井農業高校では全校あげて地元の秋祭りに参加しますが
このお祭りは夏祭り。名前を「じゃっくど祭り」といいます。
「じゃっくど」とは方言で「たくさん」という意味。
屋台も出て花火も上がるので周辺から客様がやってきます。
楽しさもたくさん、人もたくさんという意味でつけられたのかもしれません。
ここで毎年登場するのが我が名久井農業高校郷土芸能部。
ご存知「豊穣太鼓」で有名な創作太鼓集団です。
プログラムを見ると午後にステージ演奏したようです。
人気の部活動なのでフローラも毎年誰かが郷土芸能部。
したがって春から秋にかけては周辺のお祭りに招かれ公演しています。
初めてご覧になった方は入場料をとれると
みなさんいわれるぐらい毎回素晴らしいパフォーマンスを披露しています。
しかし昨日は朝からあいにくの小雨。気温も最高で20度。
フローラメンバーも出演したようですが、風邪をひかなかったのか心配です。
さて会場は学校そばのふれあい公園。実はこの公園はフローラにとって思い出の場所です。
というのは2013年、この公園の池でサカタのタネさんの全面協力を得て
水質浄化システム「BIO-ENGINE」TYPE1がデビューしているのです。
まだ硝化菌も菌根菌も搭載していないTYPE1。
しかし薬剤である植物ホルモンの生成を阻害し、優れた光合成能力を持たせていました。
毎年のように改良が加えられてはここで試して、よければ周辺の自治体の池に設置。
つまりBIO-ENGINEのテスト場でもあったのです。
ただ1度、馬淵川の氾濫で鉢ごと流されたこともありました。
5年間でTYPE3まで進化したBIO-ENGINE。
最後は水の世界大会でチームに準グランプリをもたらしています。
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