花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

マリーゴールド

2022年07月21日 | 学校
名農の玄関前のプランター。
第二の校訓ともいわれる「緑育心」のステッカーが貼られています。
花はマリーゴールド。あいみょんのヒット曲ですが
緑化活動に力を入れている名農にとってはサルビア同様、定番の草花です。
昔、TEAM FLORA PHOTONOCSが草花班だった頃
学科の取り組みとして、よく研究の合間に花壇作りや花苗作りもしていました。
その際、よく使われる草花がマリーゴールド。
学校では苗から育てているので、たくさんあったからです。
その時、マリーゴールドにはアフリカンとフレンチがあることを
教えてもらいました。マリーゴールドは世界中に自生しているのかと
驚いたところ、原産地はメキシコで
アフリカやフランスには自生していないそうです。
フレンチマリーゴールドはフランスに持ち込まれ人気となり、
そこからヨーロッパ中に広がったため、このような名になったそうです。
紛らわしいネーミングです。
さて昔、マリーゴールドのコンパニオンプランツとしての効果を
研究している草花班の仲間がいました。
キク科のマリーゴールドが発する成分が
線虫(ネマトーダ)を寄せ付けない効果があるからです。
カブや大根畑の周辺に植えるといいとのこと、
ぜひ試してみてください。今日は体育祭です。
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トマトチャレンジ

2022年07月21日 | 研究
フローラハンターズの三和土チーム。
沖縄に行くなど1学期は精力的に活動していますが
その合間をぬって高糖度のミニトマト作りに挑む
「トマトチャレンジ」にもトライしています。
まもなく夏休みに入る先日、とうとう収穫が行われました。
実は栽培するとき「甘いトマトを作った順」に成績をつけると
冗談半分で話していたので、みんな必死です。
まずは重量比較。しかしミニトマトなのでさほど変化はありません。
次は糖度測定。エントリーした4名は、1回100mlのミスト状かん水を
1日1回、2回、3回、5回とそれぞれ変えて栽培しています。
誰のトマトが一番甘いか、いよいよ勝負です。
するとどうでしょう。見事にかん水回数に反比例。
かん水回数が少ないほど甘くなりました。
Controlの水耕トマトが糖度6度代に対して
2回、3回は8度を軽くオーバー。
高糖度トマト基準は8度以上なので成功です。
そして最後に測定したのはかん水1回だけ区。
なんと12度を超えているではありませんか。
結果は予測通りですが、まさかこんなに甘くなるとは
思っても見ませんでした。一発芸は大成功。
明日は1学期の終業式です。
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