花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

大豊作

2022年07月23日 | 
フローラハンターズの本拠地である馴化温室脇のブルーベリー。
昨年は暑さと水不足で瀕死状態でしたが、今年はびっくりするほどの大豊作です。
ところがフローラは、授業がないので収穫できません。
このままではムクドリの餌になってしまいます。そこで強硬手段。
環境システム科2年生のビジネス系の授業で収穫してもらいました。
彼らはハツカダイコンを育てては販売し、そこで生まれた収益やコストの数字を使って
経営の勉強をしています。そんな彼らなので収穫を依頼したのです。
もちろんタダで差し上げるわけにはいきません。
なぜならフローラハンターズの予算で今年はピートモスを投入。
お金をかけているのです。そこでフローラは彼らが収穫するということもあり
格安卸価格で提供する契約を結びます。
そして彼らは、仕入れたブルーベリーに利益分を加えて販売しました。
「フルーツの里」の農業高校ですが、ブルーベリーを栽培しているのは
フローラハンターズだけ。珍しいうえワンコインという
手頃な価格設定なので皆さん飛びついてくださいます。
1回の収穫で大きなパックひとつ。現在まで3度収穫しています。
しかし木にはまだいっぱい実がついています。
今がちょうど食べごろ。収穫したものは冷凍にすると
長期保存できますが、夏休みに入ったのでもう収穫する人がいません。
食べ放題をしようにもお客様もいません。さて困りました。
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返礼品

2022年07月23日 | 研究
暑い土肥実験室でフローラハンターズのTEAM JAPANが英語の練習をしています。
本人たちがいうには、ひとりは英語が苦手。もうひとりは中学校の時、
町の派遣団に選ばれてカナダに行った経験があるらしく英語に興味があるとのこと。
でも苦手だという彼女も相棒に刺激され、どんどん口にしています。
まだ上手とはいえませんが、英語に対するハードルは少し下がっているようです。
さてフローラは今まで何度か英語の発表をしてきましたが
秘密の練習兵器を持っています。それが自作のスピードラーニング教材。
英語が達者な方に読んでもらい、それを録音して製作します。
さすがに聞き流しただけでは覚えませんが、毎日聞くことでとても役立つからです。
さて今回の教材作りに全面協力してくださったのはALTと英語の先生。
帰国前にネイティブな音源を彼女たちに残してくれました。
一般に英語教材は数万円もします。ましてやこれはオリジナル。
何かお礼をしなければなりません。そこで考えたのがフローラのブルーベリー。
録音と発音練習で忙しい彼女たちに代わって他の4名が準備してくれました。
これを返礼品として差し上げたところ先生方はニッコリ。
最後は一緒に記念写真となりました。先生方どうもありがとうございます。
さて南部町のふるさと納税の返礼品はサクランボなどのフルーツや加工品がいっぱい。
しかし変わったものもあります。それがリンゴ箱。リンゴを入れる昔からある木箱ですが
今、おしゃれなインテリアとして活用する人が増えています。
ちょっと覗いてみてください。



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