花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

旅の思い出とは

2022年07月03日 | 研究
富山のポスターセッションも無事終了。
3泊4日の長旅もあとは帰るだけになりました。
八戸から東京まで3時間、東京から富山まで3時間。
じゃあ帰りは6時間も新幹線に乗るのかを頭を抱えたメンバーがいましたが
実際は5時間弱。それは東京経由ではなく大宮で東北新幹線に乗り換えるため。
たかが1時間ですが、されど1時間。少しは気が楽です。
さて大会が終わったのは昼の1時を過ぎていました。
しかし14時過ぎには富山を出るので、ゆっくり昼食をとる時間がありません。
そこでまたまた駅弁の出番。この旅、2度目です。
皆さん自分の食べてみたいものを買ったようですが、
富山名物の「ます寿司」が人気でした。
そういえば4年ぐらい前、TEAM FLORA PHOTONICSは
Jr.を引き連れて東北大学で開催されたポスターセッションに参加しました。
大会が終わって仙台から八戸市に帰る時、
お約束の駅弁を買ってあげることになりました。
男子も女子も、先輩も後輩もみんなが食べたいといったのは「牛タン弁当」。
普通のお弁当よりずっと高いのですが、フローラは頑張った彼らに大判振る舞い。
新幹線で牛タン弁当食べ比べが始まったのを覚えています。
駅弁は旅の思い出。特にひと仕事終えてのみんなで食べるご飯は最高。
次回はどこで何を食べることになるのでしょう。
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花束を君に

2022年07月03日 | 学校
先日紹介したアンジェラが今、花盛りです。
アンジェラはフロリバンダ系。
ご覧のように枝先にたくさんの花をつけます。
大輪の花ではないので、ひとつだけなら存在感がありませんが
フロリバンダの意味のようにひと枝だけでまるでブーケそのものです。
農業クラブや学会などいろいろな場面で活躍している
名農生に贈りたい自然が作った花束です。
さて今回は花の形の分類。このアンジェラは横から見ると
ティーカップのように見えます。したがってこのような花をカップ咲きといいます。
カップ咲きにもカップの深さや開き具合でまた数種類に分けられます。
ところで花屋さんでバラを購入すると一般的に
カップ咲きではなく中心部が尖った高芯咲きがほとんど。
いかにもバラというイメージだからではないでしょうか。
この咲き姿はモダンローズの典型的なものです。
ではもっと古いオールドローズの咲き方とはどんな特徴なのでしょう。
それがロゼット咲き。これでもかというぐらい花弁だらけの姿です。
クラシックなドレスを着ているような優雅な姿から今も人気があります。
ではどこからがモダンローズでいつまでがオールドローズなのでしょう。
それは1867年に発表された名花「ラ・フランス」が境界線。
この花より前をオールドローズ、以降に作出されたものをモダンローズといいます。
ラ・フランスはたくさんのピンク色の大輪の花を咲かせ、
ダマスク系の強い香りを放ち、そして初めて「完全な四季咲き性」を備えた画期的なバラ。
今の咲いている多くのバラのルーツを辿れば、このラ・フランスに行き着くかもしれません。
苗は今でも手に入ります。バラの歴史を大きく変えた「ラ・フランス」を育ててみませんか。
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