花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

フローラの流儀

2022年01月26日 | 研究
今、青森県の農業高校ではFFJ検定のシーズン真っ只中。
1年生は初級、2年生は中級、さらに上級を受検する人もいます。
農業クラブ活動に熱心な名久井農業高校では、なんと全員上級まで受検。
最近の言葉でいえば上級までがマストというわけです。
さて昨日は受検に必要なファイルやレポートなどの提出締め切りでした。
環境班は全員鮮やかに一発完了。一人一台PCを使える環境のため
おかげさまで、今まで一度も検定で手こずったことはありません。
これは書類を確認している風景。自分のレポートどころか交換して、
他のメンバーのレポートを読み、ミスがないかチェックしあっています。
次回はお互い向かい合って面接練習の予定。
書類も面接も自分たちが審査員になったつもりでチェックする。
これも10年以上続いてきたフローラの流儀なのです。
いつもながら頼もしいメンバーに助けられています。
さてあまりにあっさり完了し、少し時間があまったので
検定のレポートは取得した資格でも代替できること教えてあげようと
FFJナビゲータという農業クラブが発行している副読本を開いてみてびっくり。
なんと10数年前、自分が書いた文章が載っているではありませんか。
実はFFJナビゲータが初めて製作される際、
編集委員としてFFJ検定などの頁を執筆したからです。
開いた本が2018年版と最新ではなかったこともありますが
まさか大昔、自分が書いた文章とご対面するとは驚きでした。
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White Mac

2022年01月26日 | 研究
これは「MacBook White」と呼ぶ人もいた白いMacBook。
2009年、TEAM FLORA PHOTONICS と名乗る半年前にやってきました。
ポスター発表などの図表を作る機会が増えた初代研究班にとって
この白いMacは、とても心強いものでした。年式は2009年モデル。
iPhoneが初めて発表されてまだ2年しか経っていない頃の古い古いMacです。
当時のWindows7に対抗して発表されたもので
とても安価にもかかわらずMacBookPro並みの高性能で話題となりましたが
今はさすがに遅すぎてストレスがたまるので倉庫に眠っています。
しかし、このように起こすとちゃんと立ち上がります。
どうしようもない時は、遅いけれどワードやエクセルは使えるので
まだ廃棄されていません。このお蔵入り状態のMacを引っ張り出したのは
前回紹介した古いMacBookPro同様、初代TEAM FLORA PHOTONICSの
アルバムを制作するため。案の定、結成当時の写真が残っていました。
現在のMacといえはスタイリッシュなアルミボディーが印象的ですが
当時はこのように真っ白なポリカーボネイトで
角はラウンドというこんなかわいい機種があったので、
女性のMacファンを増やすのに大いに貢献したといわれています。
White Macに電源が入るのは年に数回。
また長い眠りにつきます。
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Checkmate

2022年01月25日 | 学校
校長室前の掲示板。
コンクールなど文科系の成果を紹介しています。
秋まではガランとしたもので、活動が低迷しているのかと
心配される方もましたが、それは取り越し苦労。
11月になるとさまざまな班の快進撃が始まり
どんどん掲示板が埋まっていきました。
その結果、12月下旬には掲示板がいっぱいになり、
とうとう下に張り出すまでとなりました。
これは現在の掲示板。あと1枚で下に貼ることも
できなくなります。まさに将棋で言えば王手、
チェスならあと1枚でチェックメイト。とうとう追い詰めました。
これは名農生の積極的な挑戦の証。この時期にいっぱいになるのは初めてです。
まだ大会が残っている研究班もあるので埋まるのは時間の問題。
おそらく横の壁に貼ることになりそうです。
K点越えが確実な名農生。どこまで記録を伸ばせるか楽しみです。
しかし今年、名農の活躍が新聞に掲載される数はいつもより極端に少ないのも事実。
他校の方からは今年はどうしたんだといわれるそうです。
理由はタイミングなどいろいろあると思いますが
昨年先輩が大活躍したためか、フローラハンターズが全国大会2位を受賞しても
興味を示してくれないのです。2位じゃだめなんでしょうか?
さて冬休みから取り組んでいた研究レポートの作成ですが
とうとう今日は農業クラブへの提出日。
追い詰められ悪戦苦闘している人もいましたが大丈夫でしょうか。
こちらもチェックメイトです。
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古いMac

2022年01月25日 | 研究
これもMacのノートコンピュータ。
しかしメンバーが使っているものとちょっと違います。
まずは厚さ。MacBook Airと比べると2倍は厚いはずです。
そこについているのはたくさんのコネクター。
USBやライトニングはもちろん、SDカードを差し込むスロットもあります。
でもよく見ると半分はもう今は使わないタイプのコネクター。
なぜならこのMacは2010年版のMac Book Proなのです。
当時は高性能を誇っていましたが、最新機種と比べるとメモリーが少なく
処理速度も遅いのでスローモーションのようにゆっくり動くこともあります。
でも初代フローラにとって、このMacともう1台ある古いMacは
発表などでともに戦ってきた相棒。思い出深い機種なのです。
ではなぜ古いのMacを引っ張り出したのでしょう。
ひとつは初代メンバーのアルバムを製作したから。
HDDには当時の写真が残っていました。
またもうひとつの理由は新しいMacたちを
フローラハンターズに貸し出しているから。
研究レポートを作ってもらうために12月下旬から貸しているのです。
でももう大丈夫。今日はレポートの提出日。
彼らの努力の成果であるレポートとともに
Macたちが帰ってきます。
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お世話になっています

2022年01月24日 | 研究
ここは長年、環境班の校内での本拠地として使っている土肥実験室。
とはいっても誰でも使える普通の実験室です。
なぜここがチームの本拠地になったのでしょう。
これには理由があります。まずチームが結成された2009年、
彼らは本校初のポスターセッションに挑戦します。
その練習場所はここではなく空き教室となった予備室でした。
しかし大会から帰ってきたフローラが
ポスターセッションはとても面白いとみんなに知らせたところ、
他の班も興味を示し、次の大会には6チームぐらいで参加することになりました。
そこで合同練習場になったのは予備室より大きな土肥実験室。
ポスターを印刷する大型プリンターも持ち込まれ放課後は大にぎわい。
もちろん指導にあたったのは、唯一の経験者フローラでした。
そんなことから、いつのまにか校内では土肥実験室が
フローラの本拠地になっていったというわけです。
また今から何十年も前のまだパソコンがない時代、
農業クラブでは大きな紙に文字を切って貼って写真を撮影し
発表用のスライドを作っていました。ひとつの発表に使うスライドは30枚前後。
県大会に出場するのは3チームなので、とんでもない数のスライドが必要です。
その製作場もこの土肥実験室。放課後はいつもここにいたものです。
紙に色を塗って切り取る作業を行うのですから、壁はいつもペンキだらけ。
また床はゴミ屋敷のように、いつも切り取った紙で覆われていました。
そんなことからこの場所が真っ先に練習場として思いついたのかもしれません。
さて現在の土肥実験室にはストーブが2つ。
放課後になると暖房が切れるので、ストーブがないと居られないほど冷えます。
2022年は2月3日が節分。ということはその前日が立春。
暦のうえではまもなく春となりますが
まだまだストーブのお世話になりそうです。
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