東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

登山シーズンに備えて(1日後編)

2015年06月12日 17時41分10秒 | 航空機
前回からの続きです。


 歩行不能の重傷者(右大腿骨骨折)をピックアップし、地上隊に引き渡す。
 続いてもう一人の負傷者のピックアップのため現場へ急ぐ。



10:29 機内に砂が入り込まないようしっかり砂を払ってから機内へ。


地上、上空障害無し、離陸よし。


離陸!


現場へ向かってかっ飛んで行くJA21AR。


重傷役を束縛から解除する。バックボードにしっかり固定されていた。


 ここでちょっと隊員さんとお話し。
 以前、とてもハンドサインの綺麗な隊員さんがいたようだけど…と聞くと現在3人の方が航空隊経験者のようだ。
 たまたま見たのはそのうちの一人だったようだ。
 しかもお話を伺った隊員さんは航空隊経験者で今年原隊に復帰したばかり。
 「ブログ拝見してます(笑)」
 の一言には固まる他ない。
 航空隊はBK117はCHSが運航している。
 その関係でこのエリアに生息している要注意人物の把握の一環(嘘)で教えてもらったそうだ。
 消防ネタはたまにしか出てきませんがこんなブログをよろしくお願いします。


 しばらくして二人目の要救をピックアップした「若鮎I」からヘリポートへ向かっている連絡が入る。
 各隊員は配置に付く。



10:39 機体をインサイト。


ここだよ~。


ゆっくり降下して…


10:40 着陸。


今度はストレッチャーを使ったホットローディングの方法をレクチャー。


 「整備士よりも後ろへ行く奴はぶん殴ってでも止めろ」という格言(?)があるが、フォローに入っているCHSの方も大変だ。



要救の載せ替え完了。


10:44 救急車のそばに到着。これで引き渡し完了。


駆け足で機体に戻る航空隊員。


離陸準備よし!


10:46 離陸!


JA21AR BK117C-2 岐阜県防災航空隊/CHS  今回もありがとうございました。


私服の人が要救役。


 ストレッチャーで吊り上げられた人(右大腿骨骨折)も、エバックハーネスで吊り上げられた人(右上腕骨折)も吊り上げ中は
 「空しか見えなかった」
 そうです。



後片付けして終わり。


 これにて自分も撤収。
 時間もちょうどよく、病院へ向かう。

 昼前に出社。
 明日休めるように頑張っている最中にあの情報入り色々と混乱した。
 それはまた別の話

 
 今回も中津川市消防本部の皆さん、ありがとうございました。
 次は付知川で(笑)
コメント (4)
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