東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

訓練の一環として(14日前編)

2015年06月18日 23時27分19秒 | グライダー
 自分が所属している協会での事故から数日後、マイミクの「かつ」さんから
 「14日にフライトするけど、後席に乗りませんか?」
 とお誘いがある。

 しばらく空を飛んでいないためその感覚が薄れてきているのと、今回はストール等の技量確認も行うとのことだった。
 ただ飛ぶだけでなく、異常姿勢からの回復があるため乗ってみようと思った。
 この感覚は忘れてはいけないものだから。


 当日、平日と同じ時間に家を出ることにした。
 着替え等した後、こちらの準備…。



とある事情によりサブカメラとしてEos KissX4(中古)を購入。レンズは前から持っているもの。


 普段から7D+望遠を振り回しているから軽いこと。
 ヨメに軽いから持ってみ、とボディを持たせるが
 「十分重いんですけど」
 と返ってきた。
 いや、本当に軽くてフワフワするんだよ。


 とりあえず家を出発。
 一緒に行く!と言う長女を置いていくのはつらかった。
 道は混んでなく、順調に目的地に着いた。



9:13 JA3698 富士 FA-200-240 スカイシャフト  今日はこの機体ではないとのこと。


 かつさんより先に県営名古屋空港に到着。
 集合場所でしばし待機する。
 その間に他の方達と雑談。
 話はどうしても先日の事故のことになる。
 搭乗者を知っているようで、この業界はあらためて狭いんだな、と感じた。

 しばらくしてかつさんと「ぱ@」さんが到着。
 かつさんはフライトプランの作成等書類作成に追われる。
 プリブリーフィングが終了しエプロンへ向かう。
 ここからは「中の人」の領域だ。


JA3854 セスナ172N スカイシャフト  ワンフライト毎に各部チェック。機長としてチェックをしていくかつさん。


 各部チェックも終了し、後席に自分とぱ@さんが着席。
 チェックリストに従ってエンジンスタートを行う。



10:10 エンジンスタート。スタビライズした頃にアフタースタートチェックリスト。


 グランドからタキシーのクリアランスを受け、機体はR/W16へ向かう。
 教官のO氏が「今日は見所いっぱいだよ!」と言う。



中日本航空のハンガー前。報道機の奥にJA6717、JA6935、JA6061がいる。あ、代替機はメーテレでした(汗


見所その1 Solar Impulse の移動式格納庫。あと何日見れるかな。


ターミナルビルの横を通って…


見所その2 JA21MJ MRJ90STD  関係者以外ここまで近づける機会はまだ無いかな。


W5でホールドショートオブランウェイ。


 離陸許可を受け、滑走路に進入。
 エンジン音がひときわ高くなり、離陸滑走を開始する。



10:24 エアボーン。


セスナじゃなければこんな画像も撮影できないよね。


 天気は曇りのためサーマル等はなく乗り心地はいい。
 しかし、ヘイズがひどく視程は10キロほど。
 高蔵寺上空を通過して瀬戸方面へ。多治見の街中がうっすら見える程度だった。
 人家が少なく、リカバリーが十分できる高度に達したところで今日の科目を開始。



パワーオフストール。


 ぱ@さんは慣れてなかったようで、ストールに入った瞬間焦っていた。
 こちらはかつさんの取るリカバリーを見る。
 手順的には最後にパワーを戻すということ以外は一緒。
 自分の教官も「まずは正しい速度、姿勢に戻すこと」とよく言ってました。



 後編に続きます。
コメント (8)
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