東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

飯田市千代野池林野火災(4月3日後編)

2018年05月30日 12時09分10秒 | 航空機
「あかふじ」が離陸してヘリパットが空く。
するとすぐに岐阜防災機がアプローチしてくる。



5:58 第4旋回を回って…バックは先程離陸した「あかふじ」


5:59 ファイナルアプローチ。


着陸。エンジンアイドルにして…


6:00 キャビン内にあったホースを降ろす。


6:01 給水用のアタッチメントでも付けているのかな?


6:02 そのまま給水開始、かと思ったら違うみたい。


6:04 離陸準備よし!


JA119V Bell412EP 岐阜県防災航空隊「若鮎III」  離陸して…


右旋回で火点へ向かう。


 ここでもうしばらく撮ろうか迷ったがチヌークが来たら残念なことになりかねない。
 岐阜防災への給水シーンを撮影したかったが泣く泣く転戦する。

 再び川路運動公園に戻ったが自衛隊の動きはなんとなく無さそう。
 時計を見ると自分の活動限界も近づいていた。
 飯田運動公園へ再び戻るにしても時間が無い。
 給水シーンは撮れずに終わってしまうか、と思っていたら山梨防災が天竜川下流からやって来る。
 


6:45 下流からやって来て…


 機体は反転して高度を下げる。
 矢筈ダムからの給水は障害物が多いのか、天竜川での給水に切り替えたようだ。

 

6:47 給水完了。


重そうに高度を上げていく。逆光だ~。


 自衛隊機は来ない、と確定した感じ。
 それなら給水しやすいところからの方がいいわな。



6:54 散水を終え給水に向かって来る。


ヘイズがひどく、ランディングライトを付けておかないと視認性が悪い。


上流側からアプローチ。


急ブレーキをかけてバケットを下流へ振ってから…


高度を下げて着水させる。


完全にバケットを沈み込ませて


6:55 給水完了。


火点へ向け上昇していく。


火点へ向かう「若鮎III」 最終的にはこちらも天竜川での自給水となった。撮れなかったけど(泣)


給油へ向かう「あかふじ」 お疲れ様です。


 これにてタイムアップ。
 本当に後ろ髪を引かれる思いで場外を離脱する。
 このときにお会いした某氏ともっと話がしたかった…。

 仕事をしていると9時半頃にヘリの音が聞こえてくる。
 上空を見ると「若鮎III」が帰投するところだった。
 早めに片がついてよかったよ。



以下、飯田市HPより抜粋

鎮火(3日12 時08 分)
応援要請の状況
(広域航空消防応援)
○山梨県は2日からの継続
○岐阜県が受諾(隣接応援からの切替え:2日20 時45 分)
○広域航空消防応援の解除 (10 時06 分)
活動状況
○航空機の活動拠点
・自衛隊機(CH-47)→ 活動拠点:川路多目的広場
・各県防災ヘリ → 活動拠点:飯田運動公園
○山梨県防災ヘリが空中消火活動を開始
(活動開始:6時32 分、給水箇所:矢筈ダム、天竜川)
○岐阜県防災ヘリが空中消火活動を開始
(活動開始:6時28 分、給水箇所:飯田運動公園、天竜川)
○市長、警察署長、消防長、消防団長が山梨県防災ヘリに搭乗して、上空偵察活動を実施(鎮圧を確認:9時55 分)

回転翼機による空中消火活動状況
4月3日
岐阜県防災航空隊    9 回 6,200ℓ
山梨県消防防災航空隊 14 回 10,000ℓ


 今回の火災は昨年の火災を教訓に早めに応援を呼んだそうだ。
 その成果がしっかりと現れたのでは、と思う。

 関係者の皆様、お疲れ様でした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする