東濃IFR

ACARS,グライダー、航空機

カモフ木曽ツアー U公園編(11月18日その2)

2020年02月15日 20時18分05秒 | 航空機
お昼休みで土場にいた事業主が場外へとやって来る。
話しを聞くと、作業は今日のみ。
あと2時間くらいで終われるかどうか、とのこと。


いい具合に煤けたテール。


 メンテも終了し、機上整備士のNさんが昼食を取り終わると同時に機長は立ち上がる。
 天気は下り坂、午前中の作業も遅れ気味なのでここで挽回するのだろう。



12:42 APUスタート。輪留め外し…


NO.2エンジンスタート。


NO.1スタート。


12:46 APUカット。


12:49 ほんじゃ行くよ。


離陸。


ゆっくりと上昇…


段々雲が厚くなってきているな。


山へ向かって出発。


 自分は場外担当のAさんと一緒にお昼の弁当。
 今日ここを終わらせたら、また王滝の奥地へと転戦するそうだ。
 本当、お疲れ様です。

 仕事の電話等の対応をしたりしているうちに気が付くと小休止の時間。
 撮影もするけど「中の人」対応で交通誘導もやる。
 午前中、ずっと見ていたおじいちゃんとかいたしね。



お、戻って来た。ぶら下げているのは土場で回収したスリングベルトとお弁当配達ケース。


14:00 フックを確保したのを確認。降下


シャッターは同じ設定だがもうこんなに暗くなる。


着陸よし。すぐに輪止めを入れる。


 天気予報とにらめっこのこの作業。
 西からエコーがかかってきているし、作業をしている場所は天気が急変しやすい。
 この後が心配だな。



14:14 小休止終了。上がるよ~


離陸。


もうちょっと秋らしくならないかな…


14:15 いつ降り出してもおかしくないな。


 とりあえずもう一度山の見えるところへ移動。
 まだ何とか山頂は見えているが、ぽつぽつと降って来る。
 しかし本降りっぽい感じになってきたところで戻って来たのだった。

 カメラが濡れるのが嫌だったので撮影はせず。
 しかし、そんな中をカメラを持った人がやって来る。
 珍しい機体だということを承知で来たのだろう。

 

15:08 合羽を着ないといけないくらい降っていた。


15:10 作業再開。


JA6955 KAMOV KA-32A11BC アカギヘリコプター  雨が映っているが…。


 どうやら雨よりも山頂に雲がかかったことによる視界不良のため待機だったようだ。
 確かに、以前はもっと土砂降りの中をK-MAXが作業していたからな。

 作業はあと少しで終了するとのこと。
 自分は先ほどの撮影者に対し、もうしばらくしたらまたヘリが来る旨を伝える。
 ダウンウォッシュに注意だが…この撮影者、訓練された感じからして同業者か。



15:41 お、戻ってきた。


しっかりとお土産もついている。


北からぐるっと回ってアプローチ。


そのまま下げて~


15:42 着陸よし…エンジンカット!


 作業は終了できたようで一安心な機長。
 しかし、この天候でフェリーできるかどうか…



二日間ありがとう。


これらはまた別の業者が次の場所へ持って行ってくれるとのこと。


 しばらくしてN機長が「悪いけど、ちょっと送ってもらっていい?」と言う。
 機体をフェリーすることを見越して営業さんは次の場所へと向かって行っていたそうだ。
 宿もそっちに取ってあり、時間的にキャンセルは難しい。
 ここで1時間半待ってるわけにもいかないので中間点くらいでドッキングしようとのこと。
 お安い御用です。


 次の日はさすがに仕事のこともあるので見送りには行けなかったが無事に離脱して行ったそうな。
 本当にお疲れさまでした。


これで今年度の自分のロギング撮影は終了。
関係者の皆様、ありがとうございました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする