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令和三年度開始(2021年4月1日その1)

2021年07月13日 07時00分58秒 | 航空機
新年度は何かとある。
予算執行の開始日になるためこの日を境に新旧交代するものもある。
それは人だったりモノだったり。
そして公共事業の場合は事業者が変わることも。

そんな令和三年度の富山県ドクターヘリ事業はこれまでの静岡エアコミュータ(SACC)から東邦航空へと変わる。
新潟もだが、事業者が変わることもある。

3月31日のSACCでの事業最終日見送りは師匠がしてくれた。
自分の方はお仕事兼ねて新旧交代の様子を撮影しに行くことにした。



7:09 ハンガーオープン。


 このハンガーは県の予算で建てたドクターヘリ事業用の格納庫。
 しかしここには給油施設は無い。
 あくまでも格納、簡単な整備を行う場所として準備されたものだそうだ。



7:15 今日から事業開始となる東邦航空の機体を出す。メインロータークリア~


電動式のトーイング機で出す。


7:16 テールクリア。


奥ではSACCの方達が片付け中。


各部チェック中。


 東邦航空もドクターヘリ事業を行う会社だからノウハウはある。
 しかしこれまでSACCとのやり方だったドクターが東邦とのやりとりに慣れるまでが大変だろう。



7:44 そろそろエンジンスタート。


奥ではSACCの方達もお見送り。


7:45 SACCの整備士と東邦の整備士が握手を交わす。


 このシーンを見て熱いものがこみ上げる。
 きちんと「バトン」は託されたのだな、と。



7:46 エンジンスタート。


7:47 エンジンスタート良し、電源外して格納庫へ収納。各部チェック。


7:48 整備士が乗り込み。準備よし。


離陸。


7:49 JA32KC EC135T2 富山県立中央病院/東邦航空  後ほど~


 今度はSACCの機体が離陸することになる。
 航空会社にとって機体を地上に置いておくだけなのはお金を棄てているのと同じこと。
 早めに拠点へと戻し、整備後にバックアップとして使用することになる。
 


8:19 ハンガーアウト。


ゆっくりとバックして


もうちょい…ストップ!


チョークを入れて固定してからトーバー切り離し。


このかんじきも見られなくなるか。


AW109のドクターヘリも結構増えた。


整備士が各所確認中。


8:33 ハイエース1台では全部荷物は入らんわな。


 県が準備したのは格納庫と付随する地上設備のみ。
 機体に関係する工具類や運航管理に関わるものは航空会社持ちになる。
 機材が変われば工具類も変わるから本当に大変。



8:50 フライト前のチェック終了。機長が乗り込み。


8:52 それじゃ行くよ~


8:53 NO.1エンジンスタート。


8:54 NO.2スタート。


OK!


8:55 輪留めを外して後部ハッチへしまう。


各所再チェック。


整備士が機体に乗り込む。この後、色々とチェック。


9:03 準備よし!


離陸。


JA10YM AW109SP 静岡エアコミュータ


6年間ありがとうございました。


経由地である小牧へ。静岡ダイレクトするにはかんじきが邪魔なのだ。


これにて移動開始。
SACCの方々にはこれまでにも色々とお世話になりました。
またどこかでお会いしましょう!
できれば災害現場以外で…。
コメント (2)
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