風邪で撃沈中のbigwest_1965です。と言っても仕事を休む訳にもいきませんね。
今記事も数日前に撮影の画像を元に作成しています。
JR西日本のアーバンネットワークの基幹を成すのは間違いなく『新快速』電車だと言えるでしょう。
最長運用は何と北陸線・敦賀から赤穂線・播州赤穂までの約275kmをカバーします。
現在は130km/h運転に対応した223・225系がその任に当たっています。
主力は1994年から2008年まで製造された223系ですが、その後継車両である225系もその勢力を拡大しながら活躍中です。
2010年の末から営業運転を開始した225系ですが登場直後は個人的にそのツリ目スタイルに違和感を感じていました。
しかし、直線基調のステン車体には前頭部に柔らかな曲面デザインを取り入れた223系よりも直線基調の225系の方が
マッチしているのでは?と感じる様になりました。特に最近はこの225系の前面は物凄く精悍な表情だと感じています。
Panasonic LUMIX DMC-FZ200
Avモード f4 1/125sec ISO125 -0.7EV (108mm)
ネオ一眼と呼ばれるコンデジのFZ200。ノイズを考えればISO400以上には上げたくないのですが全域F2.8というレンズを
備えるお蔭でこんな曇りでもISO感度を上げずに済みます。またFZ200では108mmという焦点距離は35mm判換算で
600mm相当の焦点距離になりますが1/125secのシャッター速度でも優秀な手ブレ補正は強力に効いています。
乗車する立場では運転席窓が安全性確保の為に223系に較べて小さくなり前面展望がかなり悪くなった事と
側窓の窓割りも窓ガラス枚数が大型ガラス採用により座席ピッチと合わなくなるなど不満も増えました。
しかしレンズを通して見る225系は被写体として223系よりも遥かに魅力を増したと感じています。
225系がデビューしてからいわゆる「本気撮り」はまだ1度も無いのですが京阪旧3000系の引退後はこの225系を
少し追いかけてみようかと考えています。
FZ200で撮影したこの225系、よく見ればトップナンバーの編成です。
225系トップナンバーと言えば落成後、草津線に試運転でやって来たのを撮影に行った事を思い出しました。
PENTAX K-r+smc PENTAX-DA L 55-300mmF4-5.8ED
マニュアル 1/500sec f7.1 ISO400 (107.5mm) ※2010.9.28撮影
この写真を撮影した時も225系に対して特に思い入れは無く単なる最新鋭の近郊型電車という位の気持ちでした。
でも、その後『新快速』を利用する機会が増え『新快速』の料金不要でありながらもたらしてくれる快適性と速達性の
素晴らしさを実感するにつれて少しづつ『新快速』電車に興味を持つ自分に気が付きました。
そんな『新快速』の魅力を写真で表現するほどの技術も感性も有りませんが今後はこのブログでも223・225系の
写真が増えるかも知れません。
113系や165系が関西や東海道を走っていた頃、117系のデザインが斬新だったのを思い出します。
統一シルエットのJR通勤型にあって、225系のツリ目はその頃の117系の登場ほどのインパクトは
ありませんが、競争する私鉄とは違ったインパクトは十分にあります。
東海の117系もいよいよ終わりの様ですね。
こちらの117系も何とか頑張っていますが満身創痍の様相を呈しています。
さて225系ですが個人的な好みという部分が大きいのですが少しでも撮影しようか?
という興味を持たせてくれる様になっただけありがたい気がします。
身近な電車だけに撮影機会にも恵まれますからね。
ただ飽きるのも早いかも知れません(笑)
モニターつきで綺麗な編成を見るとうれしいですね!
そういやついに敦賀にもこの編成が進出してきましたね。
4両編成は少ないので223が淘汰されることはないと思いますが…、雪をかき分けて疾走する先代の魅力を越えられるかどうか?
気になる編成でございます。
では、また~。
ステン車体の無機質なイメージはどうも写欲を掻き立ててくれませんが
225系はそんな固定観念を崩してくれそうな存在になるのでは?なんて思っています。
どんな写真が狙えるのか?まだ具体的なイメージは湧きませんが
225系を中心に『新快速』の魅力が伝えられる写真が撮れれば!なんて思います。