『赤電』。
かつて西武鉄道で活躍していたレッド&ベージュ塗色を纏っていた電車をこう呼んだそうです。
その『赤電』、近江鉄道の創立120周年を記念して820系のモハ822-モハ1822が
レッド&ベージュのカラーとなり2016年(平成28年)6月16日から活躍していたそうですが
その事を知ったのは今年の春前の事でした。
800系とは違い、種車で有る西武401系のレトロチックな面影を残した820系に
昭和生まれの鉄チャンが郷愁を感じるレッド&ベージュのカラーがコラボされたとあれば
写欲は高まるばかりでその姿を自分のカメラに納めるべく実は春以降に
何度か『近鉄』沿線に出撃したのですが運用が限定されていない近江鉄道で
狙い撃ちするのはとても難易度が高く運に任せるしかない状況でした。
空振りが数回続き、仕事の多忙・猛暑・台風・・・といった難関続きの中
本日、その『赤電』の捕獲に成功しました!
Panasonic LUMIX DMC-G8+LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER O.I.S.
Avモード f7.1 1/1250sec ISO400 (46mm)
このスタイルにこのカラーの組み合わせだけでなんという素晴らしさを感じるのでしょうか?
本家であるかつての西武の『赤電』は知りませんが我が『近鉄』(近江鉄道の略称です)の
『赤電』の方が渋いんじゃないかと感じました。
僕は西武線現役時代の赤電を知っています。701系が赤電だったのも見たことがあります。池袋線系統より新宿線系統の方が多かったです。僕は多摩川線で復活した赤電に乗りましたが、新101系のスマートな車体に赤電カラーは似合わないようで、赤というより朱色に近いです。近江の赤電は写真を拝見する限り、本物ですね。
西武での現役時代の“赤電”を知る方からのコメントという事で非常に嬉しく思います。
西武の“赤電”とは?という思いでネットで過去画像等々拝見しましたが確かに本家の復活した
“赤電”よりもマッチング具合は配下?の近江鉄道の方が一枚上手だった感が有りますね。
経営上色々と苦しい近江鉄道ですがこの様な取り組みは地元の鉄道ファンの立場としては
とてもありがたいものだと感じています。