まずは前記事『今年も近鉄特急を追いかけます』が
『goo blogスタッフが選びました』
で紹介されて多くの方に弊ブログを見て頂いた事に御礼申し上げます!
食事に於いて偏食は体に良くないという事は誰でも納得する事だと思いますが我が鉄道趣味に於いても同様かと・・・。
弊ブログに於いても鉄分補給の偏りが多く(はい、近鉄さんの記事が多いのです)出来るだけ幅広く
バランス良く鉄分を補給しなければ!という事で今回出撃したのは・・・
三岐鉄道です。
遅くて短い?今秋の鉄分補給 ~三岐鉄道・三岐線~
前回の記事では久しぶりに訪れた三岐鉄道三岐線のご紹介をしましたが今回は
ほぼ平行する北勢線も含めて鉄分を補給してきたのでご紹介したいと思います。
三岐鉄道を簡単にご紹介すると三岐鉄道の筆頭株主は太平洋セメントという事でセメント輸送を
主力とした貨物輸送が中心でしたがその後旅客輸送の比重も上がり更に近鉄から北勢線を譲り受けるなど
鉄道趣味人にとって興味をそそる要素を持つ鉄道会社です。
●ミニEL重連による貨物列車(三岐線)
●西武鉄道旧車運行(三岐線)
●希少なナローゲージ“特殊狭軌”を走る電車(北勢線)
上記3点が私が三岐鉄道に興味を惹かれるポイントですね。
実は前記事の近鉄訪問時に北勢線・三岐線の乗り鉄も楽しみましたのでその時の写真も含めてのご紹介となります。
※三岐線・貨物列車
三岐ED45重連による貨物列車
ミニデッキを備え、こげ茶色に警戒色?の黄色帯を備えたELは私の年代にとって興味を惹く要素満開!です。
藤原岳バックの写真も今回は好天での撮影では無くて残念では有りますがここは魅力的な撮影地ですね。
また新型のトレーラートラックと並走するシーンも最初は裏被りしたと残念に思いましたが
共に物流を担う仲間、昭和の電機に令和のトラックとの組み合わせもオツなものではないでしょうか?
※三岐線・旧西武車
三岐851系
特徴的な姿を持つ藤原岳をバックにカラフルな851系が走ります。
元・西武701系ですが現在は西藤原方先頭車は脱線事故の為、廃車となった車両の代替として
同じく西武の新101系を編入した為、編成前後で顔が違うという面白い異端編成となっています。
西武の旧車が活躍中という点で我が地元を走る近江鉄道と同じなんですが雄大な光景と共に
撮影出来るというのは大きな魅力ですね!
今回はいわゆる“赤電”塗装車を捉える事は出来ませんでしたが藤原岳と絡めた写真をいつか狙いたいものです。
※北勢線・ナローゲージ
三岐200系
今回大きな魅力を感じて心惹かれたのはこの北勢線200系。
電装解除されたかつての三重交通モ4400形と呼ばれた3連の連接車体は新造の270系電動車を阿下喜方に連結し運用されています。
西桑名方の先頭車200形ク202はいわゆる湘南形電車の外見を持ち、三重交通時代の濃緑&クリーム色の
ツートンカラーと相まって先程ご紹介したED45電気機関車に匹敵する魅力を発散しています。
昨年、同じナローゲージの四日市あすなろう鉄道を訪れてその魅力を堪能しました。
楽しんだ翌日はナローを味わう ~四日市あすなろう鉄道~
しかし、少々近代化された四日市あすなろう鉄道の車両に比べてこの200系は
その形態や外観が私の様な年代の心を強く刺激する魅力を持っており一目でその虜となりました。
今後の私の貴重な鉄分補給の一つとなる事でしょう(笑)。
さて、そんな北勢線で主力を成すのは270系と呼ばれる電車の様ですがこちらも今回は記録出来ました。
北勢線270系
こちらは先程の200系よりも新しくレトロ感は薄いですが可愛らしい小さな車体に
三岐のイエロー&オレンジのカラーがマッチしていて良いですね~!
勿論、今回は両線の乗り鉄も堪能していますが特にナローゲージの北勢線では吊り掛け駆動方式の
あの音色も健在してましたので堪能して来ました。
運行最高速度は僅か45km/hですがあの独特の唸りを上げるモーター音にまるで遊園地で乗る
小さな列車と変わらぬ小さな軌間が生み出す揺れは鉄ちゃんなら体験する事、必須でしょう!!!
とという事で、私のこれからの鉄分補給の中で三岐鉄道という存在が大きくなったのは明らかですね。
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