今年も昨年、一昨年に続き近鉄の“新春おでかけ京阪奈1dayパス”の特典お引換え券を用いて
“えと置物”を頂く為に橿原神宮へ行きました。
2023年、最初の近鉄特急初乗車は12400系。
それもトップナンバーのNN01編成です。
個人的には思い入れの深いサニーカー、塗色変更後は一挙に興味が減退してしまう存在となりましたが
車内はモケットは変更されているもののオリジナルのスライドリクライニング機構を備える
偏心回転式シートが健在、座ってみれば懐かしきあの頃の記憶が蘇ります。
背もたれも低く、バネの効いた座面の感触は昭和そのもの!
昭和の近鉄特急エッセンスを味わえる存在として南大阪・吉野線の16000系と共に双璧を成す存在と言えます。
1時間弱の至福?の時間を過ごし橿原神宮前に到着。
ここから徒歩で橿原神宮へ向かうのですが少々寄り道を・・・。
実は正月三が日に「開運号」という臨時急行列車が大阪阿部野橋~橿原神宮前間を走るという事を
つい最近知り、せっかく橿原神宮へ行くならこの列車を撮影したいと思ったのです。
運行状況は確認していませんでしたが上下合わせて22本/日が設定されているとの事でしたので1~2時間
張り込んでいれば捕捉出来るだろうと撮影ポイントへ向かいました。
時間的に吉野行き“青の交響曲”もやって来るので初撮りには丁度良さそうな感触でした。
“青の交響曲”が来るまでに練習撮影がてらカメラを構えていると何と!・・・
OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
Avモード f4.0 1/1250sec ISO500 (54mm)
「開運号」ヘッドマークの6400系がやって来ました。
ひょっとしてこれは今年、幸運が訪れる前兆ではないか?
そんなワクワク感に胸を躍らせながらネクストショットは久しぶりの16200系“青の交響曲”。
OLYMPUS OM-D E-M1 markⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
Avモード f4.0 1/500sec ISO500 (57mm)
新年初撮りとして良いスタートが切れ、気分良く橿原神宮へ向かいます。
橿原神宮の大絵馬。
今年は十二支でいうと「卯年」、干支は「癸卯(みずのとう)」という事でうさぎさんです。
そして今年で三つ目となる近鉄さんの企画乗車券で頂いた“えと置物”の写真で新年一発目の記事を〆させて頂きます。
“えと置物”はパンフォーカス気味の淡い感じが夢心地というか、幸福な気分にさせてくれますね。
ここはやっぱりいいですね。鉄道写真ブログとして見応えがあります。どこかのあれとは違ってコミュニケーションに重きではなく、あくまで鉄道の姿を写真で追い求めている場所‥・近鉄電車がアイデンティティであり、近鉄なんですね。
たとえ一人でもこのブログに興味を持って見に来てくれる人が居れば
それだけでこのブログを継続するモチベ―ションとなります。
まぁ近鉄に偏向し過ぎるきらいは有りますが(笑)。
コミュニケーション云々ですがそれは適者生存かと・・・。
自分に合う場所だけで良いと思います。