前々回の記事に続いて今回もトワイライトエクスプレスです。
来春引退するトワイライトエクスプレスの“葬式鉄”という訳では無いのですが
ブログでお付き合い頂いているtake44氏のブログに掲載された夏の緑とコラボされた
トワイライトエクスプレスの写真に刺激され私の写欲の導火線に火が点いた様です。
http://blog.goo.ne.jp/take44com/e/51d55f6718022c2b2befaa9c3043b01f
眼力の著しい衰えも有り上記記事の2枚目の様な写真は今の私には撮れないでしょう。
パンタグラフ上や足回り下の余白が絶妙です。
手持ちでトリミングに頼らない撮影時にフレームを完結させるtake44氏の撮影スタイルは
私も同じで彼と数年前に知り合ってから私自身は勝手にライバル視して
良い意味で刺激を受けて来ましたが年貢の納め時でしょうか?
最近撮った自分の写真を見る度にヘボい腕が更にへボくなった事を痛感します。
“肉食系”(ただ望遠で大きく撮るという意味ではないです)鉄撮りの看板を下げざるを得ない様です。
PENTAX K-3+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
Avモード f7.1 1/800sec ISO400 (170mm)
残念ながら今日の現地は曇りがちです。
トワイライトエクスプレスの1本前にやってくる“しらさぎ”で試し撮りし編成位置と長さを確認します。
K-3のファインダーを凝視し編成の位置や上下(パンタ上やバラスト部分)の余白を確認しながら
シャッターを切りましたが撮影後にカメラの背面モニターで画像をチェックすると追い込み?が少し甘い様です。
少しがっかりしながら画像を見ているとふと頭にある思いが浮かんで来ました。
「本番ではもう少し周囲の緑を増やそうか?」
トワイライトエクスプレスの最後の夏の記録となるので新疋田~敦賀間の夏色の風景を少しでも
多く取り入れ、かつ“トワ”の濃緑の編成と絡めたいと感じたのです。
PENTAX K-3+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
Avモード f7.1 1/400sec ISO400 (108mm)
トワイライトエクスプレスの濃緑の編成を牽引するのは奇しくもEF81の“44”号機。
この時もタイミング悪く雲が掛かってしまい写真は少しフラットな感じとなり残念です。
PENTAX K-3+SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
Avモード f7.1 1/320sec ISO400 (108mm)
バックショットは『スィート』・『ロイヤル』を備えるスロネフ25形。
久しぶりに訪れたこの場所、気が付けば頭上に舞鶴若狭自動車道の高架が見えています。
トワイライトエクスプレスが引退した後、果たして私はこの場所へ来る事が有るのだろうか?
ふとそう思いました。
出来るならいつまでも撮影に来たくなるような列車が走っていて欲しい!というのが本音です。
来春の引退を惜しむ、トワイライトエクスプレス
気にしないで下さい。
頂いたコメントをお消しするのもなんですのでこのままで訂正をお受けします。
いつもながら私の駄作写真・動画に最大級の賛辞を送って頂きありがとうございます。
ちなみに撮り鉄引退宣言ではなく、この場所における撮影機会の消滅についてコメントしています。
この場所は国鉄時代の車両達が最も輝きながら往来していた場所なのでその時代に縁の有る
車両達が走らなければ訪れる価値が見い出せません。
出来るならそんな想いを吹き飛ばす様な魅力有る車両の登場を期待していますが・・・。
また遠方から狙う雄大な風景を直線走行する列車の姿も感動しました。
好敵手でご親友であられるお二方とはレベルが違い過ぎて私なんぞが口挟むべきではありませんが、すーさんが撮り鉄からご引退されるなんてファンとして悲しく耐えれません!生涯をかけて追った鉄道が引退に合わせ撮り鉄を引退する、あると思います。しかしホワイトエクスプレスはカメラマンすーさんにエールを送っているとしか思えませんが・・
国鉄時代の生き証人、『雷鳥』と『日本海』が消えてこの付近へ再び出向くとは自分でも驚きです。
機関車の唸りと重厚なジョイント音に続きカニの図太いエンジン音。
そして軽やかにジョイント音が追従して行く…。
客車列車を音で味わうのももう後僅かと思えば残念です。
秋、この場所がどんな表情を見せるのか?楽しみにしたいと思います。
架線柱も邪魔にならないし、このような緑をふんだんに取り入れた場所は、あとダンロップかなぁ。
南今庄駅も良いのですが、下りの8001レは しらさぎが被る危険があるので、
撮る列車の本数が少なくなった現状では、安全性を考えてこの場所がベストだと思います。
また、今回は僕の稚拙なボログ記事を紹介していただきありがとうございます。
まさか背中を押すような事になるとは思いませんでしたが、写真って何かきっかけがあって
それから始まるという事は僕もたくさん経験しました。
500系の時は本当にたくさんの方の撮り方を参考にしました。
手持派としては失敗の連続もありますが、コツは
・お尻(列車の最後尾車両)の位置 を確認しながら
・パンタと車輪の位置のバランスを見ながら
・ひたすら連写(笑)
です。
ひょっとしたら、この場所は紅葉の時期も狙い目かもしれません。