作業部屋用に1台組んだので、ついでにテストしました。
「KABUTO」価格com人気一位。安くてソコソコ冷える定番クーラーです。
「羅刹」、「KABUTO」の後継です。一回り大きいですね。
【テスト1】
ケース:GIGABITE GZ-X1BPD-100 前後12cmFAN付き窒息型ミドルタワー
CPU:Phenom 965@3.9G
グリス:AS-05
既設「KABUTO」・・・アイドルは43℃・Webで約47℃・4コア100%負荷で72℃
「羅刹」・・・・・・アイドルは「KABUTO」に合わせ1000rpmで。アイドルは43℃・Webで約47℃・4コア100%負荷で70℃
高負荷時に2℃の改善です。「KABUTO」に「羅刹」のFANを付けても2℃下がりました。
所感・・・「羅刹」は温度の上昇が遅く、下降は早いです。キャパシティはあるのです。
もっと外気を導入できるケースでなければ性能を発揮できないようです。
また、ヒートパイプは左右両側から出ており、AM3ソケットでは必ずメモリ側にも出る設計です。
【テスト2】
ケース:GIGABITE GZ-X1BPD-100 前後12cmFAN付き窒息型ミドルタワー
CPU:E6500@3.5G
グリス:AS-05
既設「KABUTO」・・アイドル20-21℃、負荷時46℃
「羅刹」・・・・・・・・「KABUTO」と全く同じ温度。
所感:テスト1に同じ。LGAソケットのプッシュピンは取付方向が選択できますが、
ヒートパイプが両側から出るので、ブリッジかメモリのどちらかに接近します。
-------------------------------------------------------------------------------------
【総括】
ミドルタワーでは、非常に微妙な一品です。
【テスト1】の大発熱モデルの場合、メモリやブリッジの近くをヒートパイプが通らない「KABUTO」が好みです。僅か2℃差ですから。
【テスト2】の低発熱モデルの場合、ヒートパイプの位置には拘りませんが、¥1000安い「KABUTO」がコストパフォーマンスに優れます。
空調の良いメッシュ多用の「ゲーム用ケース」、または「フルサイズタワー」でなければ性能を発揮できないようです。
しかしフルタワーの所有者は、水冷か「NH-D14」や「FENRIR」などの強力な空冷を選択するのではないでしょうか。
「FENRIR」は「羅刹」と近い価格ですしフルタワーならケースに収まります。
「KABUTO」はヒートパイプを、後ろ側や電源側に配置可能です。私はミドルタワーなら「KABUTO」を選択しますね。
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【KABUTO】AM3ソケットへの付け方。
価格comでは、「付け難い」とのコメント多数です。私は20秒で完全固定できます。
説明書:「コアと水平に載せて、レバーを押す」・・・無理ですよ。
コツ:
1. まず、PCI側のフックに深く引っ掛ける。
2. 次に、その引っ掛けたフックのレバーを、グッとPCI側に倒す。(コレ重要)
これで、クーラーの電源側フックがマザーのフックに寄ります。
3. そのまま電源側フックに引っ掛けます。浅く引っ掛かります。
4. 一度手を離して、クーラーのベース部分を押しながら、電源側フックを深く掛けなおします。
全ては添付の説明書が悪いのです。読まないほうが早く付けられます。
「羅刹」では取付金具が改善されましたが、代償として好きな方向が選べなくなりました。(AM3のみ)
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結局、「羅刹」は低発熱なE6500で使ってます。FANだけPhenom965の「KABUTO」へ移植しました。
「羅刹」のFANも単体で販売されています。最大110.31CFMの大風量です。「KABUTO」は74.25CFMとなります。
「KAZE JYUNI可変PWM SY1225SL12HPVC」
http://www.scythe.co.jp/
「KABUTO」価格com人気一位。安くてソコソコ冷える定番クーラーです。
「羅刹」、「KABUTO」の後継です。一回り大きいですね。
【テスト1】
ケース:GIGABITE GZ-X1BPD-100 前後12cmFAN付き窒息型ミドルタワー
CPU:Phenom 965@3.9G
グリス:AS-05
既設「KABUTO」・・・アイドルは43℃・Webで約47℃・4コア100%負荷で72℃
「羅刹」・・・・・・アイドルは「KABUTO」に合わせ1000rpmで。アイドルは43℃・Webで約47℃・4コア100%負荷で70℃
高負荷時に2℃の改善です。「KABUTO」に「羅刹」のFANを付けても2℃下がりました。
所感・・・「羅刹」は温度の上昇が遅く、下降は早いです。キャパシティはあるのです。
もっと外気を導入できるケースでなければ性能を発揮できないようです。
また、ヒートパイプは左右両側から出ており、AM3ソケットでは必ずメモリ側にも出る設計です。
【テスト2】
ケース:GIGABITE GZ-X1BPD-100 前後12cmFAN付き窒息型ミドルタワー
CPU:E6500@3.5G
グリス:AS-05
既設「KABUTO」・・アイドル20-21℃、負荷時46℃
「羅刹」・・・・・・・・「KABUTO」と全く同じ温度。
所感:テスト1に同じ。LGAソケットのプッシュピンは取付方向が選択できますが、
ヒートパイプが両側から出るので、ブリッジかメモリのどちらかに接近します。
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【総括】
ミドルタワーでは、非常に微妙な一品です。
【テスト1】の大発熱モデルの場合、メモリやブリッジの近くをヒートパイプが通らない「KABUTO」が好みです。僅か2℃差ですから。
【テスト2】の低発熱モデルの場合、ヒートパイプの位置には拘りませんが、¥1000安い「KABUTO」がコストパフォーマンスに優れます。
空調の良いメッシュ多用の「ゲーム用ケース」、または「フルサイズタワー」でなければ性能を発揮できないようです。
しかしフルタワーの所有者は、水冷か「NH-D14」や「FENRIR」などの強力な空冷を選択するのではないでしょうか。
「FENRIR」は「羅刹」と近い価格ですしフルタワーならケースに収まります。
「KABUTO」はヒートパイプを、後ろ側や電源側に配置可能です。私はミドルタワーなら「KABUTO」を選択しますね。
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【KABUTO】AM3ソケットへの付け方。
価格comでは、「付け難い」とのコメント多数です。私は20秒で完全固定できます。
説明書:「コアと水平に載せて、レバーを押す」・・・無理ですよ。
コツ:
1. まず、PCI側のフックに深く引っ掛ける。
2. 次に、その引っ掛けたフックのレバーを、グッとPCI側に倒す。(コレ重要)
これで、クーラーの電源側フックがマザーのフックに寄ります。
3. そのまま電源側フックに引っ掛けます。浅く引っ掛かります。
4. 一度手を離して、クーラーのベース部分を押しながら、電源側フックを深く掛けなおします。
全ては添付の説明書が悪いのです。読まないほうが早く付けられます。
「羅刹」では取付金具が改善されましたが、代償として好きな方向が選べなくなりました。(AM3のみ)
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結局、「羅刹」は低発熱なE6500で使ってます。FANだけPhenom965の「KABUTO」へ移植しました。
「羅刹」のFANも単体で販売されています。最大110.31CFMの大風量です。「KABUTO」は74.25CFMとなります。
「KAZE JYUNI可変PWM SY1225SL12HPVC」
http://www.scythe.co.jp/