11/23-26(月-木)晩秋のソロドライブとなります。当初予定は「越前大野・勝山観光」のみでした。しかし日程も目的地も変更となります。
まずは奥飛騨温泉郷「民宿 たきざわ」へ。奥飛騨温泉郷は、平湯・福地・新平湯・栃尾・新穂高の5湯がメインとなります。ここは新穂高温泉となります。かなりのお薦め宿でしたので、詳しく紹介します。まず建屋と室内が綺麗です。布団はちと薄いかなー、二人分しか置いていません。
トイレ付きの部屋を推奨します。内風呂x2、露天x2の計4か所が貸切となります。全9部屋なので混みません。2枚目は狭い方の内風呂です。
露天は2ヶ所とも同様の広さです。源泉掛け流しで硫黄臭があります。僅かに黄色いかな。湯温も完璧(露天41℃、内湯43℃位)でした。湯量も多く24h入れます。
食事処も半個室があって、夫婦が使っていました。こちらは広い方ですが間隔は十分で雰囲気も良いです。民宿でなく旅館ですね。いわなは生きていました!ピクピク動いています。美味!
笹に包まれているのは味噌味の鮎?鱒?です。
量は多めですが美味しいです。他にデカイなめこの味噌汁が付きます。器のセンスも山奥っぽくて良いですね。27,000円前後の宿でもココより劣るくらいです。
朝一の露天も気持ち良いです。貸し切りは良いですね。朝食は鮭でしたが、ガッツリ派には少な目かも知れません。
これで15,000円は激安です。まだ新しい宿なのかも知れません。
古い家具が置いてありまして・・・昭和40年の新聞が!
「鉄腕アトム」、カラーの歌番組にはジャニーズ(あおい輝彦の)、スター千一夜は坂本九さん。女性は存命の方も多いですが、男はほぼお亡くなりに。私はまだ5歳です。
あー、小さい頃に自宅でも見ました。
新聞は京都版でした。
取材でベトコンに2週間拘束されたとか。かなり危険な内容ですが扱いが小さいです。カメラマンの緒方氏はフジテレビの役員兼室長になって、熊本テレビの社長にまで昇り詰めました(宿では暇なので検索した)。
翌日は「荒川家住宅(重文)」へ。江戸中期の大名主の家です。高山と奥飛騨の中間地点です。蔵がデカイ。
仏壇が金持ちです。床柱や壁を修復すると新築っぽくなってしまいますね。しかし、いつかはやらんと駄目ですしね。
蔵としては巨大です。二部屋に分かれていました。壁の漆喰が未修復で良い感じです。
母屋のコレは何か伺いました。水車小屋から動力を引くのかな、と思いましたが違いました。「上から縄を垂らして掴まって、端に載って杵を搗く」そうです。杵の太さ(重さ)が異なる2台です。搗く対象によって交換するのでしょう。筋力も上がりますね。隣の木製ギヤは、たぶん水車か石臼用で関係ありません。
説明のオバチャンも、この杵はこの家で初めて見たそうです。子供の頃には10軒で1台の水車を使っていたそうですが。寒いので来週で閉館するそうです。奥飛騨の気温は2℃でここは4-5℃でした。もう雪が降りますものね。
隣の「緒方家」が渋い。特に公開されていませんが立札はありました。江戸末期の家屋を改築して使っていたそうです。水車小屋がありますね。アイヌの土産みたいな像もあります。
何だコレ?検索したら、「飛騨護國神社」のブログに記載がありました。「こがね講」というらしく講員も500名以上なようです。元は黄金神社が高山陣屋の川向いにあったそうですが、今は護国神社の境内に移っています。鉱山と商売に御利益有りとか。
高山は散々観光していますのでパス、油坂峠を通って九頭竜湖経由で越前大野を目指します。海外旅行で使っていたニコンの一眼レンズに較べると逆光に弱いなー。パナ12-32(24-64mm)です。2枚目は九頭竜ダムですが水が透き通って綺麗でした。
放水路の上と横には屋根付きの通路まであります。雪でも監視できます。
かなり大きな岩で構成されています。2m角位かな。アメリカより輸入した30トンダンプを使用したとか。
九頭竜湖付近の快適ドライブを期待していましたが、実際には高速道路の工事でダンプや工事関係の車両が多くてノロノロでした。
脱線が多かったので長くなりました。越前大野観光に続きます。