前回より
10月27日、諸検査を終えて総合診療科(消化器担当助教授)&消化器科(肝胆膵担当准教授)の診断となった。
◇ 肝胆膵准教授
造影CT(埼玉K医大撮影)を見ても血管を圧迫していない。また、癌化するリスクは皆無で10cm超えて自覚症状が出たら手術対象と考えて良い。但し早期慢性膵炎の可能性があるので飲食に注意を。
◇ 消化器科助教授
私の目で見ても手術が必要とは思えない。但し、PET-CTに写った腸は不安材料である。内視鏡でも培養(細菌ウィルス)でも陰性だったので当院では手術に該当はしないが、経過観察は必要。
※ 埼玉K医大(消化器教授)の診断は、真っ向から否定されました。
※ 実は先立つ10/15、胃を切った総合病院でサードオピニオン。予約初日に胃カメラも予約。10/末にはPETに写った腸を手術の方向となりました。しかし11/9に中止決定。3ヶ月の経過観察となりました。
「腹腔鏡を入れて大腸&小腸を観察。小腸に肥大を認めた場合は切断し内視鏡で全体を確認、切除する」というもの。しかしカンファレンスで「バルーン内視鏡が入らず、癒着も酷い(胆嚢手術時の映像有) 規模の大きな手術となる可能性がある一方で、ただの炎症がPETに写った可能性もある」
3ヶ月後に造影CTとなりました。あと再度便潜血です(上記医大でも実施済ですが)
画像はたぶん大腸と云われ、これが外部から癌化する場合は腹膜播種し進行状態にあります。しかし腹水等の所見もなく前歴が無ければ切らない症例なのです。特に小腸は癒着で内視鏡が入らず確認手段が便潜血とCT以外は皆無となっています(確度が低い)
とにかく肝臓を切るというK医大のジャッジは否定されました。評判の高くない病院にはセカンドオピニオン必須です。
続きます