(その1)より
世界遺産「三内丸山遺跡」へ。妻の希望です。私は2019年7月の北海道林道ツアーついでに訪れています。エントランスはガラス張りで明るいです。まずはVTRで学びます。BC4200~5900年頃の大規模集落なのです。
有名な「縄文ポシェット」と呼ばれるBC3800年頃の編籠で、寸法は16x10cmです。小さなヒノキの皮製で中には半分に割ったクルミが入っていました。水分に遮られて風化が進まず、5800年後に発掘されました。クルミが小さいんですよね。風化で縮んだのかor当時は小さかったのか・・・
鏃や骨針etcも重要文化財なので、点数が2000点近くもあります。北海道から黒曜石が運ばれてきたそうです。本当すか?丸太船で?
例の柱の残りというか化石です。コハクやヒスイは北海道からも渡ったのだろう、と。先日の宝石展でも北海道のロードクロサイトとかありましたものね。
屋外の展示を巡ります。まずは地層の土器から。
竪穴住居の中は土器が1個転がっているか、空です。1ヶ所入れば宜しいかと。蔵は内部を覗けます。
柱の穴です。中には木片のレプリカが置かれていました。搭も推測で組まれたものです。風や雪の影響を受けますから、監視塔的な物だったんじゃないかなー 天に近いから儀式にも使ったかも?
大型住居は32mもあります。縄文時代は今より2-3℃気温が高かったそうです。日本列島は縄文初期には樺太(おっとサハリンでした)と陸続きでしたから青森へは北側から入ったのです。で、こんな寒い所にも居付いたのですね。
妻は竪穴住居内がリアルに再現されていると思ったようでした。「穴しかない」って言ったのに(苦笑) しかし子供の勉強には最適です。
八戸の「蕪島神社」へ。ウミネコで有名です。専用の駐車場・トイレ・土産物店が揃っており、お店には客が20名程入っていました。人気があるのです。ミャーミャーと鳴きまくっています。
階段でも卵を温めていました。
2015年に焼失して再建されました。妻の目的のウミネコみくじです。
3周すると御利益があるそうですが、ウミネコが繁殖中で威嚇するので歩けません。
予想以上に楽しかったです。
「高岩展望台」から。十和田湖界隈は何度か訪れていますので八戸の海沿いを南下してみました。
「種差海岸」です。TVによく登場します。2枚目の中央に東屋が見えますが、とても広いです。
海沿いは岩場です。波が高かったのですが右奥の僅かな砂浜で泳げるようです。
宿は「五戸 まきば温泉」特別室211号@25,800円 温泉付は3部屋あるようです。八戸市内のホテルは手狭なので選んでみましたが、スーパー銭湯なので外湯客が訪れます。2Fは宿泊客専用でセキュリティは良いのですが、宿泊客が少ないです。
部屋は広いし設備も良くて良かったですが、風呂が1Fで"ぬる湯"なので源泉を注ぐのですが、30分以内で止めないと自動停止してフロントへTELが必要です。入る前に階段を2回上り下りして20分置きに給湯しました。
泉質は海に近いのでナトリウム泉ですが濃度が薄く単純泉に近いかも。大浴場は塩素臭でアメニティが皆無でした。
食事は1万円代の宿にも劣ります。朝夕の焼魚は冷凍期間が長くて終わっていました。刺身は海の近くですがスーパー以下です。天ぷらは冷たく、鍋の火を自分で点ける旨申し出たら困惑顔でした。宿泊客が少ないと質も落ちます。
肉は「後で持ってきて」と伝えましたが、持ってきたときは冷たかったです。調理場に置いておいただけですね。
盛岡まで走ってホテルに泊まってホットペッパーで夕食店を予約すべきでした。今回の旅の宿は4勝1敗(この宿)ですので悪くありませんが。
岩手編に続きます
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