あも&サチアキの交換日記

どうやら交換日記が続いているようです(祝何年目?

人は多層で多面体

2019-08-27 | from:sachiaki
というわけで私が演じている赤鬼は演じてもいるし、自分の本体でもあると思っている。
真っ当にまっすぐに、社会のルールやモラルを重視して
我慢することも大切だと信じて抱えられる大人になった友人たちも多く
その人たちと並ぶたびに、自分のアウトローっぷりに辟易とするし、
並んではいかんなぁと思って縁を全てぶった切りたくなったりもするんだけど、
そこでぶった切っては自分が鬼でしかいられなくなることや
鬼になるんだったら隠れて生きるしかなくなり、
それこそ
「鬼と女とは人に見えぬぞよき」
になってしまうな、なんて思い返し
去られてしまうのは仕方ないけれど、
自分から去るのだけは止めようって思っているsachiakiです。

『堤中納言物語』の中にある『虫愛づる姫君』の言葉だそうだけど、
『虫愛づる姫君』と言えばナウシカだなぁなんて、
ってここを広げようとすると日記どころじゃない長さになってしまうよ
と呆れてしまうので省略。

人に見えぬことが良いだなんてダメだとも思うし、
しかしオープンにすることが全て良いとも思えない。
少なくとも”秘めるが花”という言葉があるように
なにかを惹きつけてやまないようにしたいなら
”秘める”ことは間違いなく肝だと思うし、
そうであるのが良いと思う。
秘伝のタレとかね。
ゲスな方面で言えば、全裸が目の前にあるよりも
太ももや谷間はチラチラ見えるんだけど
ガッツリ見えるわけでないのでソワソワする的なもの。

”幽霊の正体見たり枯れ尾花”なんていうのは興覚めもいいところだからねー。

なんてことをここのところあらゆるところで話をしているけれど
私は人間の中には複雑さがあって、
全てが真っ白、全てが真っ黒ということはないと思ってる。
少女漫画にある不良男子が雨の日に濡れている子犬に傘をさすなんていうのは良くある話だし、
シリアルキラーたちの生涯などを読んだりしていても
驚くべき優しい一面を持っていたりして、本当に同じ人物なのかと思ったりする。
逆をいえば、どんだけ聖人として崇められていても
人々を救う裏側で人身売買で修道院を保ち続けていたり、
少年少女に対して性的搾取をしていたりと絶句するような面があったりする。

私はそういった混沌さや複雑さが人間らしさだと思うし、
そこが面白いところだとも思うけれど、
おそらくそんなことを受け入れられる人は少ないことも承知している。
裏切られたという気持ちになって、人間不信になるんだろうなって思う。

四畳半神話大系の中で人間がいかに多面体であるかが語られているけれど
まったくその通りだとも思うし、
そのギャップは小さければ小さいほど人をギョッとさせずに済むのだろうとも思う。

そんなことをグダグダと書き続けていましたが
仲良くしてもらっている(でも最近あまり会っていない)人に
「そんなものですよ」とも言われているので
ともかく自分がどんな風に生きたいのか
どんだけ無責任と呼ばれようとも
30人の友達の中には3人の合わない子が裏切るし、
そうかと思えば300人から「いいね!」と呼ばれて
100人ぐらいから「シんでしまえ!」と罵られ
1000人の人から「もっと生き様を見せてくれ」と言われるという
深夜のラジオパーソナリティの言葉が頭を駆け巡っているところ。

自分の人生を歩ききるしかないんだよね。

というわけで、いろんなものを置き去りにしてでも
滋賀にあるという「六道絵」を見に行きたいなって思いつき、
ルートを検索していたんだけど、
せっかくなら苦行の方が面白いって思って、
青春18きっぷで行くのはどうだろう?なんて考えていたところですw
東京から9時間かかるってさw
でも9時間で行けるってことは半日で行けるってことなんですよ。
ウズウズしちゃうなぁ。

あれもこれもそれも全部自分。
登校拒否という文字が頻繁に飛び込む時期ですが、
あまり思い詰めないように。
ダメと思っている自分も本当はスゲェ自分もいるんだよってことで。

さて、私は明日用にプリントでも作りますかねってことでこの辺にて。
そんじゃまたねー。モイモイ
コメント
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