今日はねぇ、とにかく気持ちが重たくなる映画を見てきて
胃が持たれてもたれてシンドくなっているsachiakiです。
マンディンゴって映画なんですけれど、
マンディンゴとは何かってことがずっと分からずに見ていたのですが
さっき調べてみたら南北戦争前のアメリカ南部にて
白人たちが勝手に黒人奴隷の最高峰血統というのを決めて
その血統の証として「マンディンゴ」と呼んでいたそうです。
なんとなくそうかな?って思っていたけれど
そうだったのかーと、またさらに陰鬱な気持ちになりました。
映画の内容は奴隷解放戦線となる南北戦争の20年前が舞台で
奴隷牧場を運営している農園を中心にした話で、
リウマチにかかっている大旦那が獣医に
「リウマチの毒を黒人の子供に吸わせれば治る」と言われて
足を奴隷の子供の腹にずっと当てていたり、
若旦那に「はやく孫の顔を見せろ」といって
嫁を取れと言われて白人同士となるいとこを娶るものの
嫁が処女ではないことに気づいてちっとも見向きをせず、
一目惚れした黒人奴隷の女性とばかりイチャついているので
そこから悲惨なドラマが始まってしまいます。
さらに若旦那はマンディンゴとなる奴隷をみつけ
格闘士として買い取ります。
若旦那自体は奴隷に対してひどいことを率先してするような人でもないし、
大旦那がお仕置きの方法を提案しても、それを却下したりと
それなりに黒人奴隷に対しても温情を見せるところがあるのですけれど、
黒人奴隷にばかりかまける旦那に対してあてつけとして
嫁は若旦那が格闘士として可愛がっていた奴隷を寝室に呼ぶようになり
とうとう妊娠してしまいます。
どう考えても家父長制という考えることを否定して
ただただ現状を進めるだけの時代背景が悪いんだけど
最後には嫁の生んだ子供を見て怒り狂い
可愛がっていた格闘士の奴隷(彼だって拒むことなんてできない環境なのだよ)を
釜茹でにして農具で突き刺します。
窯の中の奴隷が「旦那を尊敬してきたが、しょせん白人だ」と叫ぶシーンには
胸が痛むなんてものではなかったです。
その他も2時間という時間の中、
ギッシリと差別と侮蔑とジェンダー蔑視と暴力が
これでもか!!!!と詰め込まれているので
心臓が強くない人にはおすすめできません。
できないけれど、これが行われてきたのが南米アメリカの歴史で
先日のアメリカの国会議事堂に押し寄せた民衆の流れが理解できるので
ぜひ見てもらいたいです。
一番衝撃的だったのは、客人として現れた白人男性(若旦那と誰だっけな?)に対して
黒人女性(たぶん少女)二人をあてがうんですよね。
それ自体はまぁ、古い慣習としていろんな国であったことなので
嫌だなって程度だったのだけど、
若旦那が選ばなかった方の女性を選んだ白人男性が
おもむろに自分のベルトを外して鞭にして彼女を叩いたんですよね。
「なぜ叩くんだ?」と聞く若旦那に対して
「この方が興奮するんだ。奴隷も喜んでる」と答えるんですね。
そんなの拒める立場にない人が拒否する言葉も出せないので
「はい。喜んでおります」って答える彼女が可哀想すぎて
本当に嫌なものを見たと胃の中がひっくり返りそうになりました。
私はSMも好きだし、暴力系の表現も嫌いではないけれど、
あくまでそこには主従関係や信頼関係があるからこそのもので
関係も築けていない人に振るわれる暴力は好きじゃないんですわ。
というわけで、本当に気持ちの悪いものを見たって気分でいっぱいになったし、
今もそう感じているバカが多いのを知っているので
ひたすらシンドイって気持ちになりました。
オラオラ系の彼氏に暴力を振るわれる女性って今もけっこう多いんですよね。
辛い。
とりあえずシンドイっていう気持ちが今もドロドロしていますけれど
明日はstand.fmでまたアホ配信予定なので
気持ちを切り替えていこうって考えています。
甘いものでもとって自分を癒してあげようかしらね。
そんな感じです。
それではまた明日。
お時間ある方はぜひ聴きにきてくださいね〜。
モイモイ。
胃が持たれてもたれてシンドくなっているsachiakiです。
マンディンゴって映画なんですけれど、
マンディンゴとは何かってことがずっと分からずに見ていたのですが
さっき調べてみたら南北戦争前のアメリカ南部にて
白人たちが勝手に黒人奴隷の最高峰血統というのを決めて
その血統の証として「マンディンゴ」と呼んでいたそうです。
なんとなくそうかな?って思っていたけれど
そうだったのかーと、またさらに陰鬱な気持ちになりました。
映画の内容は奴隷解放戦線となる南北戦争の20年前が舞台で
奴隷牧場を運営している農園を中心にした話で、
リウマチにかかっている大旦那が獣医に
「リウマチの毒を黒人の子供に吸わせれば治る」と言われて
足を奴隷の子供の腹にずっと当てていたり、
若旦那に「はやく孫の顔を見せろ」といって
嫁を取れと言われて白人同士となるいとこを娶るものの
嫁が処女ではないことに気づいてちっとも見向きをせず、
一目惚れした黒人奴隷の女性とばかりイチャついているので
そこから悲惨なドラマが始まってしまいます。
さらに若旦那はマンディンゴとなる奴隷をみつけ
格闘士として買い取ります。
若旦那自体は奴隷に対してひどいことを率先してするような人でもないし、
大旦那がお仕置きの方法を提案しても、それを却下したりと
それなりに黒人奴隷に対しても温情を見せるところがあるのですけれど、
黒人奴隷にばかりかまける旦那に対してあてつけとして
嫁は若旦那が格闘士として可愛がっていた奴隷を寝室に呼ぶようになり
とうとう妊娠してしまいます。
どう考えても家父長制という考えることを否定して
ただただ現状を進めるだけの時代背景が悪いんだけど
最後には嫁の生んだ子供を見て怒り狂い
可愛がっていた格闘士の奴隷(彼だって拒むことなんてできない環境なのだよ)を
釜茹でにして農具で突き刺します。
窯の中の奴隷が「旦那を尊敬してきたが、しょせん白人だ」と叫ぶシーンには
胸が痛むなんてものではなかったです。
その他も2時間という時間の中、
ギッシリと差別と侮蔑とジェンダー蔑視と暴力が
これでもか!!!!と詰め込まれているので
心臓が強くない人にはおすすめできません。
できないけれど、これが行われてきたのが南米アメリカの歴史で
先日のアメリカの国会議事堂に押し寄せた民衆の流れが理解できるので
ぜひ見てもらいたいです。
一番衝撃的だったのは、客人として現れた白人男性(若旦那と誰だっけな?)に対して
黒人女性(たぶん少女)二人をあてがうんですよね。
それ自体はまぁ、古い慣習としていろんな国であったことなので
嫌だなって程度だったのだけど、
若旦那が選ばなかった方の女性を選んだ白人男性が
おもむろに自分のベルトを外して鞭にして彼女を叩いたんですよね。
「なぜ叩くんだ?」と聞く若旦那に対して
「この方が興奮するんだ。奴隷も喜んでる」と答えるんですね。
そんなの拒める立場にない人が拒否する言葉も出せないので
「はい。喜んでおります」って答える彼女が可哀想すぎて
本当に嫌なものを見たと胃の中がひっくり返りそうになりました。
私はSMも好きだし、暴力系の表現も嫌いではないけれど、
あくまでそこには主従関係や信頼関係があるからこそのもので
関係も築けていない人に振るわれる暴力は好きじゃないんですわ。
というわけで、本当に気持ちの悪いものを見たって気分でいっぱいになったし、
今もそう感じているバカが多いのを知っているので
ひたすらシンドイって気持ちになりました。
オラオラ系の彼氏に暴力を振るわれる女性って今もけっこう多いんですよね。
辛い。
とりあえずシンドイっていう気持ちが今もドロドロしていますけれど
明日はstand.fmでまたアホ配信予定なので
気持ちを切り替えていこうって考えています。
甘いものでもとって自分を癒してあげようかしらね。
そんな感じです。
それではまた明日。
お時間ある方はぜひ聴きにきてくださいね〜。
モイモイ。