4月1日はエイプリルフールですね。
午前中だけが嘘をついて良い日と聞いたりするけれど
それは一部の地域だけで
他はその日1日は嘘をついて良い日とされているみたいです。
インターネット黎明期となる2000年〜2015年ぐらいまでは
エイプリルフールとなるとGoogleとか
大企業が手の込んだ仕込みをしていて
どんな嘘が展開されるのか、とても楽しみにしていた
記憶があるsachiakiです。
しかしまぁ誰かがX(旧Twitter)にポストしていたけれど
フェイクニュースであるかどうかに神経を尖らせる昨今では
「嘘」が全然面白くなくなった。
というのにもうなづけるものがあり、
友人も嘘と本当が混じり合ってるから
なにがなんだかわからなくなるから
情報過多でウンザリするというようなこともポストしてて
たしかに昨今の流れから考えると
もう「嘘で〜す」っていうのは
ただただ人を混乱に陥れるだけの
迷惑なものに成り果てているのかもしれません。
Wikiを読んできたら、2016年のアメリカの大統領選挙で
フェイクニュースが社会問題化するようになり
2017年からは北欧メディアでは伝統にしていた
エイプリルフール記事を自粛するようになったとありました。
嘘を嘘として楽しむためには
世の中が安定していなくてはならないし、
すくなくとも安全であるという保証がないと
心の余裕がなくなるのでカオス状態になりがちですよね。
私は「虚構新聞」というよくできた虚構のニュースを扱う
メディアが大好きだし、先日は「嘘ツアー」という
エリアガイドが嘘をつきまくって練り歩くという
イベントがあったことを知って「最高じゃん!」って
思ったりしてたんだけど、
それだって「ジョークだよ」っていうことを理解していないと
ただ惑わされておしまいってことになりかねないよね。
世の中には嘘であって欲しいと願うニュースも溢れているし、
そうなると「嘘」のニュースはかえって
混乱のもとを作るだけになってしまうぶん
今まで以上に「嘘」に対して
厳しい目線が向けられるのかもしれませんね。
先日知り合いが実験画像だといって出していた
元画像から別の画像を作り出す
リアルな生成AI画像を見た時も
こうなってくると事実を動かし難いと証明できていた
写真でさえ事実を捉えているとは言いづらいな
なんてことを思ったりしたのでした。
少なくともデジタル変換されたものは
証拠になり得ない日もそう遠くないと思います。
網膜に対してのアプローチまで技術が浸透してきたら
それこそ攻殻機動隊のような
「目を奪ったな!」というようなことにもなり得ますよね。
電気信号で動いている私たちは
目の神経系をジャックされることもあり得るわけです。
生まれながら盲目を運命づけられた人が
神経を再接続することで「見る」ことができるようにもなる
そんな希望もあるけれど、
嘘の映像を見せようとしてくる悪党も出てくるでしょう。
いつの時代も技術が進歩すれば
悪党がそれを使って悪用し
それを追うことによってさらに進化をする
そんなことの繰り返しな気もします。
と、しんどい話を続けてしまったけれど、
世の中絶望するようなことの方が多いし
ウンザリもするけれど、
今日は極限状態を生きる生物の話をいくつか読んでいて
その「生きる」力の強さに感心してしまったので
やはりこの世は生きるに値するのだなぁと思ったという話です。
ほんと世界はすごい。
・プレコのレフリング
・パプフィッシュ
・アフリカハイギョ
この三つの魚を知ることができただけで
今日まで生きてきてよかったとすら思います。
なんか生きるのシンドイなぁって思う人、
ぜひ生物の不思議に興味を持ってみてくださいね!
マジですごいから。
それではそろそろ依頼されている台本を仕上げないといけないので
この辺にて。モイモイ!