岐阜の画廊 文錦堂

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名古屋見て歩き。

2013-10-24 19:54:27 | 工芸
皆さん、こんばんは。

今日は、プロ野球選手を目指す球児たちにとって人生を左右する“運命”のドラフト会議の日でした。
今年も様々なドラマが生まれたようですが、晴れてプロ野球選手となった彼らには是非活躍してもらいたいものです。(

さて、今日は名古屋へと出かけてきました。
目的は、松坂屋名古屋店にて開催されている「恒梁会 作品展」「備前 金重 有邦展」を見るためです。

「恒梁会 作品展」は、今年の7月に急逝された太田 梁さんを偲び、特に親交の深かった陶芸作家10名によるグループ展です。
今もなお多くの陶芸家仲間に慕われて、太田さんも天国でさぞや喜ばれていることと思います。



恒梁会 作品展 平成25年10月23日(水)~10月29日(火) 松坂屋名古屋店南館6Fアートプレース

【出品作家】
大西 雅文、澤 克典、須賀 文子、鈴木 都、鈴木 大弓、谷本 貴、寺田 鉄平、深見 文紀、福島 一紘、山口 真人、渡辺 敏史

続いて、美術画廊で開催されている「備前 金重 有邦展」へ。 茶碗のみによる展覧会はまさに圧巻の一言でした!! 
現在、茶碗で勝負出来る数少ない作家の一人である有邦先生の技量をまざまざと見せつけられた気が致します・・・。(驚)





備前 金重 有邦展 平成25年10月23日(水)~10月29日(火) 松坂屋名古屋店南館6F美術画廊

 出展作品の中で特に印象深かった一点。 

素晴らしい展覧会ですので、お近くの方は是非足をお運び下さい!!
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唐津特集(3)/川上 清美 編

2013-10-23 20:39:56 | 工芸
皆さん、こんばんは。

今日は、早朝から石川県金沢へと出張してきて、先ほど岐阜に帰ってきました・・・。(疲)
大変収穫の有った今回の旅路は【金沢出張記】と題して、後日改めてご報告致します。 乞うご期待!!

さて、先日からご紹介致しております【唐津特集】、今日は、昨日ご紹介した村山 健太郎さんの師匠でもある川上 清美先生の新作です。
ご紹介した作品は、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて販売致しておりますので、そちらの方もお楽しみください。

先ずは、青みがかった斑の釉調と胎土中の鉄砂が吹き出た景色が印象的な【徳利】から。   



   川上 清美 作 「斑唐津徳利」 H14.0×D 9.5cm ¥52,500-

続いて、さすがの貫録を見せる【ぐい呑】も。 枇杷色の釉肌に、白釉化した長石釉が薄雲のようになびく景色が見事です。 



   川上 清美 作 「井戸ぐい呑」 H 4.9×D 8.6cm ¥31,500-

彫文様に彩る長石釉や緋色など多彩な景色を見せる



   川上 清美 作 「彫唐津ぐい呑」 H 4.3×D 6.7cm ¥29,400-

無作為に現れた火間(ひま)が、割高台による豪快な作風をより魅力的なものにしています。



   川上 清美 作 「粉引ぐい呑」 H 5.5×D 7.7cm ¥29,400-
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唐津特集(2)/村山 健太郎 編

2013-10-22 12:11:10 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日の岐阜は、朝から曇り空に覆われていますが、過ごしやすい1日となっています。
昨日、酒の中島屋さんから予約してあったお酒が届いたとの連絡を頂いたので、さっそく頂戴してきました。
これから寒さが増すにつれ、本格的に鍋シーズン到来となり、ますます日本酒が美味しい季節となっていきますね!!



獺祭 純米大吟醸 寒造早槽48

【特 徴】
純米大吟醸50のしぼりたての爽やかさに、磨き三割九分の華やかさを加味した純米大吟醸のしぼりたてです。
新酒時にその旨さがピークになるように酒質設計した早飲みタイプの贅沢な大吟醸酒で、洗練された旨味と味の流れが見事に表現されています。

さて、昨日から【唐津特集】と題して、唐津の各先生方より届いたばかりの新作群をご紹介致しておりますが、今日は村山 健太郎先生の新作をご紹介致します。
ご紹介した作品は、弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて販売致しておりますので、そちらの方もお楽しみください。

先ずは、用の美としての使い勝手の追求とともに、豊かな遊び心をも併せ持った【片口】から。   



   村山 健太郎 作 「絵唐津片口」 H 9.0×D13.0cm (売約済

続いて、【ぐい呑】も。 鮫肌調の釉肌は、酒を注ぐとときらめく景色を見せてくれます。 



   村山 健太郎 作 「絵唐津酒呑」 H 3.0×D 9.2cm (売約済

窯変により多様な景色を見せる



   村山 健太郎 作 「絵唐津酒呑」 H 4.8×D 6.0cm (売約済

青みを帯びた無地の釉肌は使うたびに貫入が入り込み、育てる楽しさを味わわせてくれる



   村山 健太郎 作 「唐津酒呑」 H 5.2×D 6.3cm (売約済

次回は、今日ご紹介した村山 健太郎さんの師匠である「川上 清美 編」です。 乞うご期待!!
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唐津特集(1)/内村 慎太郎 編

2013-10-20 15:56:49 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日の岐阜は、朝からが降りしきるあいにくの天気となりました。
そんな悪天候の中、午前中、地元自治会主催の【ソフトテニス&バーベキューの会】にお手伝いとして参加してきました。
この時期、各地で様々なイベントが多々有り大変です・・・。

さて、昨日から【唐津特集】と題して、各先生方より届いたばかりの新作群をご紹介致しておりますが、今日は内村 慎太郎先生の新作を取り上げたいと思います。
ご紹介した作品は、本日20:00 より弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて順次掲載させて頂きますので、そちらの方もお楽しみください。

先ずは、【徳利】から。 点線つなぎの暦手文様が全体に刻まれ、六角に面取りされた器体からはシャープな印象を受ける 



   内村 慎太郎 作 「三嶋六角徳利」 H13.3×D 9.3cm ¥18,900-

首部から肩部分に生じた釉垂れの景色や美しい容姿など品格に満ちた



   内村 慎太郎 作 「粉引徳利」 H13.7×D 9.4cm ¥18,900-

続いて、【ぐい呑】も。 窯変した釉肌や高台部分に生じた荒々しい梅華皮など、圧倒的な存在感を放つ



   内村 慎太郎 作 「井戸窯変盃」 H 5.0×D 9.0cm (売約済

明るい枇杷色の釉調が特徴的な



   内村 慎太郎 作 「古井戸盃」 H 4.8×D 7.0cm ¥15,750-

注: 日本の天正年間に茶人の間で人気が高かった「井戸」。 
大名物「井戸茶碗 銘:喜左衛門」(国宝)に代表されるように、茶碗は高麗茶碗の王者とも呼ばれています。
釉薬は枇杷色で、一面に細かい貫入が入り、竹節の高台には梅華皮が見られます。

既に長年にわたり使用されてきたかのように古格の雰囲気を漂わせる



   内村 慎太郎 作 「山瀬たちぐい呑」 H 5.5×D 6.4cm (売約済

注: 古窯址も多い「山瀬」の地は、唐津焼の重鎮 田中 佐治郎先生が住まわれていることでも有名ですが、いにしえから陶工たちに愛されたこの「山瀬」の土は、美濃の“もぐさ土”に似てビスケットのようなざっくりとした手触りが特徴です。
非常に希少な土で、使うほどに細やかな貫入が入り、とても味のある雰囲気へと変化するそうです。

次回は、「村山 健太郎編」です。 乞うご期待!!
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唐津特集!!

2013-10-19 17:12:52 | 工芸
皆さん、こんにちは。

今日は、朝から息子の中学校にて側溝の清掃活動に参加しを流してきました。
というのも、最近おやじの会というものが発足し、今回のように力仕事など男手が必要な行事の時に招集されます。
このような組織は全国的にも広がっていて、父親が子どもの教育活動に積極的に参加する機会の増加に繋がっているようです。
今朝も多くのお父さんたちが集まっていました・・・。(驚)

さて、先日の唐津へ出張した際に先生方にお願いしてきた作品が続々届き出しました!!



ということで、【唐津特集】と題して 明日20:00 から弊社ホームページ(http://www.bunkindo.com)にて、届いたばかりの新作を順次掲載させて頂きます。

今日は、少しだけ作品をご紹介致します。 先ずは、昨年末の個展で大反響を呼んだ内村 慎太郎さんの



内村 慎太郎 作 「古井戸盃」H 4.8×D 7.0cm ¥15,750- /「三嶋六角徳利」H13.3×D 9.3cm ¥18,900-

続いて、成長著しい唐津期待の若手陶芸家の一人、村山 健太郎さんの



村山 健太郎 作 「絵唐津ぐい呑」H 4.8×D 6.2cm ¥8,400- /「絵唐津片口」H 9.0×D13.2cm ¥15,750-

最後は、近年多くの有望なお弟子さんを育てるなど、唐津の若手陶芸家に大きな影響を与え続ける川上 清美先生の



川上 清美 作 「彫唐津ぐい呑」H 4.2×D 6.7cm ¥29,400- /「斑唐津徳利」H14.0×D 9.4cm ¥52,500-
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