【メニエール病☆闘病記録】(8)
★2009年5月7日(木)★
<メニエール病・・・治療開始8日目>
今日は耳鼻科の診察日でした。
4月30日、8ヵ月ぶりにA病院を受診し、
「聴力」と「耳鳴り」と「めまい」の検査の結果、
左側の聴力が50dBまで落ちているとのこと――、
その日から「突発性難聴」の治療を開始、
この1週間、点滴(ステロイド・他)に通院しました。
そして、今日はその経過をみるための検査&診察。
診察前に聴力検査。
その後、40分くらい待って、診察室へ。
「その後、いかがですか?」
「そうですね・・・めまいはなかなか改善されないのですが、
聞こえの方は・・・
テレビの音量が以前より、小さ目で聞こえるような気がします」
「そうですか・・
めまいはどんな時にしますか?」
「横になった時、車に酔ったようにクラクラします。
そして、上を向いたり、下を向いたりした時とか・・
起き上がってしばらくは、足が地についていないようなフラフラ感があります」
「耳鳴りはいかがですか?」
「右側はひどいですが、左側は軽く聞こえてきます」
「そうですか、今日の検査の結果ですが、
先週より、良くなっていますよ―」
「えっ!」
聴力の回復は大変困難だとわかっているので、
一瞬信じられませんでした。
今だに夢のようです。
【4月30日の聴力検査結果】
◆ 右側・・・80dB
◆ 左側・・・50dB
【今日(5月7日)の聴力検査結果】
◆ 右側・・・70dB
◆ 左側・・・30dB
昨年来、諦めていた右側(突発性難聴)まで、
今日は少し値がよかったみたいで、
担当医も驚いておられました。
「点滴がよく効いたようですね」
「嬉しいです・・ありがとうございます」
「今はまだ薬が効いているのでしょう。
この周期が5年に1度くらいならいいのですが、
2、3ヵ月に1度は問題なので注意してください」
言われる意味がよく理解できませんでしたが、
問い返すタイミングを逃してしまい、
自分なりに判断しました。
先生がおっしゃりたいのは、
過労やストレスが引き金となり、
「耳鳴り」「難聴」「めまい」を繰り返すのはよくない事。
今回は運良く回復したからいいけれど、
2、3ヵ月に1度も繰り返すと、慢性化してきて、
いずれは両方の聴力を失うこともあり得るので、
それだけは気をつけてください。という意味かな・・・と解釈しました。
(間違っていたらごめんなさい)
「これから暑い時期になるので、それが心配です。
水分をしっかり摂るようにしてください。
ポカリスエットとかアクエリアスなどがありますね」
「はい」
連休明けで患者さんが多く、
先生はご自分のペースでサッサと診察を進められていました。
「睡眠をしっかりとるようにしてください」
1週間前も「睡眠」のことを言われました。
私が睡眠不足だということを何故ご存知なのかなーと不思議です。
結局、耳鳴りや難聴、めまいは、「過労」からくるものが多いのでしょうね。
「水分」と「睡眠」が大事ということもわかりました。
「次は3週間後にまた検査してみましょう」
よかった。
先生にそう言ってもらって。
昨年(右側の時は)、あまり相手にしてもらえなかったことを思い出し、
嬉しくなりました。
(義兄の紹介状に 私を『神経質』と書いたからだと思います)
「先生、私の症状は、どういう病気が考えられるのですか?」
今回の症状は、突発性難聴ではないような気がして、
恐る恐る尋ねてみました。
「突発性難聴と同じ治療をしてきましたが、
おそらく、メニエール病でしょう」
「そうですか・・・」
「今日は『イソバイド』というめまいの薬を出しておきます。
飲みにくいですが、頑張って飲んでください」
あっ、昨年も飲んだイヤな薬です・・・
「イソバイドを粉薬にして、
もっと飲みやすくすると薬品会社は言っていますが、
まだ、出ないようです」
「がんばります」(仕方なく・・・)
今日の診察は、気分よく終わりました。
聴力が回復しているなんて・・・
嬉しくてたまりません。
帰宅して、姉と妹に報告したら、
すっごく喜んでくれました。
そして、入院中の母からも電話があり、驚きました。
私のことを心配しているようです。
「ずっと注射に行きなさいね」
「もう、点滴はないの。お薬を飲むのよ」
「無理しないよう、気をつけてね」
「お母さまこそ・・・ね」
家族みんなが健康でありたいと、心から思いました。
≪今日 処方された薬≫
★イソバイド(水薬) 1日3回(朝・昼・夕 食後) 1回に30ml
(めまいを楽にする薬)
★2009年5月6日(水)★
<メニエール病・・・治療開始7日目>
今日は久しぶりに晴れて、爽やかな朝を迎えました。
昨日のカープ、鯉の季節もあってか、
大竹投手の投打の奮闘のお陰で、中日に勝つことができました。
ありがとう~♪
今朝の私の体調はまずまずです。
右側(昨年発症)の耳鳴りは中くらいの大きさで、
左側(今年発症)の耳鳴りは小さめです。
めまいは、頭の角度によって少しふらつく程度。
ステロイドの副作用である「ムーンフェイス」はますますひどくなり、
「満月のように顔が丸くなる」とはぴったりの表現です。
いつまでステロイドを続けるのか、ちょっとユーウツ。
それと・・・
もう一つ、気になる症状があります。
それは、最近、「息切れ」することが多くなりました。
喘息を患っていた時のような、
それを前ぶれするような息苦しさです。
そして、時々ですが、「咳」も出ます。
階段を上がり下りしたり、
重たい荷物を持ったり、
少しの運動(徒歩、家事)でも呼吸が苦しくなります。
立ち止まって、「ふうふう」と肩で息をして、呼吸を整えますが、
以前のあの苦しい喘息を思い出し、
喘息が再発したのではないかと心配です。
ひどい発作が出る前に予防しておかないと・・・。
この症状が、今の耳鼻科の病気と関連しているのかどうか?
明日の診察で相談してみて、
指示を仰ごうと思います。
でも、そこで、ちょっと心配なのは、
そのことを耳鼻科の医師に伝えることにより、
今の「耳鳴り」「難聴」「めまい」が、
「息切れ」と同疾病とされ、
単なる「過労」や「ストレス」で片づけられてしまうのではないかということ。
息切れもすごく心配ですが、
「難聴」の治療は、『時間』との戦いだということを知っているだけに、
私にとっては、片方が聞こえないぶん、深刻です。
今の時期を逃すと、左側も、生涯「難聴」が残りそうで、
心配でたまりません。
慎重に治療をしておきたいのです。
でも、息切れも、同時期に発生した症状なので、
やはり、耳鼻科の医師には伝えるべきなのでしょうね。
耳鼻科の先生はプロだから、
お任せすればいいのでしょうか。
私はいろいろな病気を経験してきて、
「自分の体は自分が一番よくわかる」という持論があります。
(診断や治療は別として)
医師は、私の申告により、検査して、判断され、
治療方針を決めるだけ。
私は、2001年に肺癌の手術をしています。
肺の一部を切除しているため、
それも心配です。
精神的にも、身体的にも、
ずっと、平穏な日々を送っていた私に、
突然起こった体調の乱れ・・・
今、一番の反省点は、
自分の体の状態をよく知り、
それに合った生活をすることが大切なんだなーということです。
「自分の体は自分が守る」
このことを改めて思い知らされました。
皆様もお気をつけくださいね。
【メニエール病☆闘病記録】(6)
★2009年5月5日(火)★
<メニエール病・・・治療開始6日目>
今日も点滴に行ってきました。
救急外来はとても混雑していて、
午後2時ごろ、
「ただいま、午前10時受付の方を診察しています」
と、札が出ていたのでびっくりしました。
何故、そんなに時間がかかるのか、不思議でした。
・・・・・・が、
医師不足といわれる昨今、
救急車の受け入れを拒否する病院が増えて、
救急患者はたらいまわしになり、
その挙句に、死亡するといった残念なニュースを思い出しました。
いま、お医者様が足りないんですね。
最近、救急外来で毎日点滴を受けている私は、
その現実を目の当たりにして、深刻な問題であることを感じます。
長椅子には具合の悪そうな患者さんがたくさん待っておられましが、
誰一人、文句を言う人もいなくて、
とてもお気の毒に思いました。
拒否されずに、受付してもらっただけでも有難いと思っていらっしゃるのでしょうか。
私は点滴の予約をしているので、
割合に早く呼んでいただきラッキーです。
(それでも、30分くらい中待合室で待ちましたが)
休日でお忙しいのに、点滴をしていただけるだけで感謝です。
中待合室に入ると、そこは静かで、
車いすに座った10歳?くらいの女の子と母親の姿がありました。
障害者の女の子は、苦しそうにうめいていました。
どんな病気で来院されたのか・・・?
私が点滴をしている間も、その女の子といっしょでしたが、
静かな点滴室に、隣の処置室から女の子の苦しそうな声が聞こえてきて、
かわいそうで、かわいそうでたまりませんでした。
あの子は、お母さんのことをわかっているのかしら?
あの子は、今、幸せなのかしら?
あの子は・・・声は聞こえているの?
目は見えているの?
あの子は・・・これからどうして生きていくの?
大きな病院には、重篤の患者さんがたくさんおられます。
「健康」がほしい・・・
他に我がまま言わないから・・・
そう願っている人がほとんどです。
私の症状は、相変わらずです。
でも、ちょっとだけ、左側の聴力が戻っているのかしら?と思うことがあります。
それは・・・テレビの音量が以前より少し小さ目で聞こえるのです。
信じられないですよね?
私も信じられません。
次の診察日(7日)に聴力検査があるので、
その結果をみないと、はっきり言えないのですが・・・
昨日、(テレビの主導権をすべてもっている)私が、
ちょうどいいと思う音量でテレビをつけると、「18」でした。
「あれっ!?」
今まで「24」くらいだったと思うのに?
「今日のテレビの音、いつもより小さく聞こえる?」
夫に聞いてみました。
すると、夫は、
「いつもより小さいよ」
「えっ? いつもと同じくらいに聞こえるんだけど?」
「その音量で聞こえるの?」
「うん・・・これより上げるとうるさいの」
夫は、今まで、私の音量に合わせてくれてたらしくて、
喜んでくれました。
最近の私は、夜は「24」前後で、
昼間、一人で観る時には、「28」前後の音量でした。
「30」にすることもありました。
それなのに・・・
昨夜から、小さな音でも聞こえるようになったみたいで、
治療の効果が出ているのかなーと嬉しいです。
その反面、いまだに耳鳴りはしているし、
めまいもします。
今回も(昨年同様)、決して早めに治療を開始していないので、
「たまたまかな」とも思ったり。
(読んでくださっている皆様も期待しないでくださいね)
ただ、昨年の右側の突発性難聴とは明らかに違っていることに気づきました。
昨年は、発症して10日目に耳鼻科を受診。
すぐに治療を開始したのですが、
アッという間に、聴力が落ちていき、
電話の声やインターホンの声がまったく聞こえなくなりました。
でも、今回(左側)はまだ聴力が生きています。
今回、左側までが 急に悪くなったので、
「突発性難聴」に似た症状と言われ、
「突発性難聴」と同じ治療を続けていますが、
『病名』は異なるような気がしてなりません。
「今の点滴で、右側も良くなるんじゃない?」
夫はそんなことまで期待し始めました。
そんなことは絶対にあり得ませんが(笑)、
せめて、左側だけでも治りたい!っていう気持ちで治療に専念します。
【メニエール病☆闘病記録】(5)
★2009年5月4日(月)★
<メニエール病・・・治療開始5日目>
今日も広島は曇りです・・・
行楽地に出かけている方々にとっては、もっとすっきり晴れるといいですね。
今朝の体調は・・・ほとんど変わりないのですが、
昨夜から頭が痛くて、少しぐらぐらします。
耳鳴りは右側はひどく、左側からもかすかに聞こえています。
1年前の右側の突発性難聴の時と同じように、
起床後しばらくは、比較的耳鳴りも静かですが、
家族との会話が始まると、耳鳴りも大きくなります。
やはり、今は、なるべく静かにしておくのがいいんだろうな・・・と感じます。
今回の左側の難聴・・・治るものならば治したい。
そのために、希望をもって点滴治療を受けているのですが、
昨年初めて突発性難聴の診断を受けた時のような、
耳鳴りや難聴の治療における意欲や期待感があまりなく、
どこか冷めていて、
諦めの境地でいることも確かです。
それは、現代病の一つである「癌」の治療に比べ、
古来からの「耳鳴り」や「難聴」が、
医学的に置き去りになっていることを 昨年から痛感しているからです。
とても残念です。
私は乳癌と肺癌を医学の進歩のお陰で克服することができました。
本当に感謝しています。
いつも「死」を覚悟しながら続けた闘病生活。
日進月歩の医学を信じて闘ったからこそ勝ちえた克服だと思います。
一方で、癌よりもっと一般的な耳鳴りや難聴は、
何故、治す術がないのだろうと、悔しくてたまりません。
今日もこれから点滴のために病院に行きます。
昨日まで、4回の点滴を終えて、
その効果らしいものはまだ出ていません。
(ステロイドの副作用は出ています)
皆様にとって楽しい休日でありますように。
★2009年5月3日(日)★
<メニエール病・・・治療開始4日目>
ゴールデンウィーク真っ只中ですね。
今日から3日間、広島では「フラワーフェスティバル」が開催されます。
お天気は曇り・・・。
最高気温は21度の予報です。
ETCの料金サービスが始まり、
例年以上に各地が賑わっている様子をニュースで観ました。
広島市内でも、県外の車を多く見かけ、
青森、福島、群馬、千葉、静岡・・・など遠方からのナンバーに驚いています。
ETCを利用すれば低料金で旅行できますが、
事故に遭ったり、体調を崩されたりすることのないよう、お気をつけくださいませ。
こんな話題から始まる今日の日記。
元気で、自由に遊べる人が羨ましいのかしら?(笑)
私は、今日も点滴を受けに病院に行ってきます。
そして、安静に一日を過ごします。
「安静にします」と医師と約束の上で(入院を免れ)、
外来での点滴治療を許可していただいたこと、
それを忘れてはならないし、
なにより、私自身の体のために・・・ね。
夫がお休みだと、どうしても会話が多くなるので、
ベッドで休むか、
食後などのひと時は、PCに向かっているのが一番の安静。
やはり、「会話」をすると、耳鳴りがガンガンひどくなり、
しんどいです。。。
そういえば、今朝起きた時、めまいがひどくて心配でした。
ベッドから起き上がる時、ゆっくりと体を動かすように気をつけているのに、
ちょっと「クラクラ」ときました。
そして、起床後1時間くらいは、ふらつきがありました。
今、受けている点滴の中に、めまいの薬も入っているはずなのに、
3日間点滴を終えた今も、まったく改善されていません。
あせっても、駄目なのでしょうね。
そして、もうひとつ、イヤなこと。
ついに、ステロイドの副作用が始まりました。
【ステロイドの副作用】
① ムーンフェイス(満月のように顔が丸くなる)
② 不眠
③ 手の震え
④ 食欲の異常亢進(体重が増える)
⑤ ニキビのような湿疹ができる
私的には、この順番に「ユーウツ度UP」です。
鏡を見て、自分の顔が自分の顔でなくなる時、
すっごく落ち込みます。
「顔のむくみ」って独特ですね。
あ~いやだ。
でも、治療のためなので頑張ります。
皆様にとって、楽しい連休でありますように。
【メニエール病☆闘病記録】(3)
★2009年5月2日(土)★
<メニエール病・・・治療開始3日目>
今日も点滴に行ってきた。
A病院は、今日は一般外来はお休みなので、
救急外来で点滴を受けることになっていた。
予約表に、
「8:30~15:00の間に来院してください。
救急患者さまの対応で混雑も予想されます」と書いてある。
お昼過ぎに病院に着くと、思ってたより混んでいなくてホッとした。
15分くらい待って、名前を呼ばれ、点滴を始める。
「シ~ン」と静まり返った点滴室。
ベッドで横になり、点滴が「ポトポト」落ちていくのを見ていると、
「なんでこんなことになったのだろう・・・」と悲しくてたまらなくなった。
私は、20年前から10年間、「喘息(ぜんそく)」に悩まされた。
喘息の発作は、深夜~明け方に多く出て、呼吸困難になる。
発作が出た時のために、吸入(携帯用)をもっていたが、
それを使用するも、改善できず・・・
歩くことも、話すこともできないほどひどくなり・・・
いつも、いつも、救急病院でお世話になった。
喘息の治療も、入院して、酸素吸入をして、
「点滴」「安静」が大事だった。
そして、私は、若いころから、
風邪をひくたびに「肺炎」になることが多かった。
今までに、10数回肺炎になっている。
そのたびに入院して、
肺炎の治療も「1日2回の点滴」と「安静」だった。
ステロイド(プレドニン)の点滴治療に関しては、
なぜか、「喘息」と「突発性難聴」が共通している。
その後、喘息と肺炎が落ち着いたころ、
突然、私に襲いかかったのは「乳癌」。
そして、3年後に「肺癌」。
その1年後、生死の間をさ迷った「ACTH単独欠損症」。
昨年の「突発性難聴(右側)」。
そして、今回の「突発性難聴(左側)」。
この20年間、次々と病に侵され、
点滴には慣れている私。
それでも、点滴は大嫌い。
「健康第一」ということを誰よりも強く感じていて、
今、「元気」でいることを感謝しつつ、
つつましく生活していた私にとって、
今回の突発性難聴は、思ってもいなかったこと。
今日、点滴をしながら・・・
そんなことを ぼーっと 考えていた。
点滴を始めた時には、割合に静かだった点滴室に、
高校生くらいの男の子と母親が看護師さんに案内されて入ってこられた。
男の子が「急性腸炎」のようだ。
チラッと見た感じでは「今風」の親子なのに、
カーテン越しに聞こえる看護師さんとの会話の中で、
お二人とも、言葉づかいがきちんとなされていて、
家庭環境の良さがにじみ出ていた。
うとうとしながら時間が過ぎて・・・
気がついたら、2本目の点滴が始まっていた。
右方向のベッドが騒々しくなっていて、
以前、くも膜下出血で入院したことのある男性が、
再び、同じような症状で運ばれておられる。
「これからCTを撮りましょう」と医師。
「お願いします」と家族。
大変だな・・・・と同情する。
いろいろな病気があるけれど、
どんな病気も大変だけれど、
最終的には「命」に関わる病気がどうか。
助かるかどうか。
そのために、本人も家族も、医師も、必死に闘う。
点滴を終えて、ドアを開けたら、
救急外来の待合室は、急患であふれ返っていた。
せっかくのゴールデンウィークなのに、
体調を崩している人にとっては、最悪の5月2日。
今日、救急外来で出会った方々が みんな元気になられますように。
【メニエール病☆闘病記録】(2)
★2009年5月1日(金)★
<メニエール病・・・治療開始2日目>
昨日から始まった突発性難聴?の治療のため、
今日もA病院に行ってきた。
入院する代わりに、外来で点滴をしていただけるのから、
ガマン、ガマンの気持ち、そして感謝。
昨日の診察の時、担当医が、
今日(5月1日)~5月6日までの点滴の指示も出しておられ、
午後3時ごろまでに病院に行って、
「点滴」を受けてください、とのこと・・気が楽だった。
今日は金曜日、通常通り病院(外来)は開いている。
再診受付機に診察券を通して、
そのまま、処置室へ・・・。
処置室に行くと、待っている人が多くてびっくり。
連休前で患者さんが多かった。
もう少し、遅い時間に来ればよかった・・と反省。
20分くらい待つと、点滴室に呼ばれた。
「今日は点滴が2本ですから、1時間半で終わります。
血流をよくする利尿剤を他の1本に加えましたからね・・」
と看護師さんが説明された。
昨日は3本だったのに、それができるのなら、
時間が短縮できて嬉しい~と思った。
昨日は、1回目だから、その準備がなされていなかったのかな?
患者にとって、ベッドの上での1時間半と2時間の30分差は大きい。
私は注射が大嫌いで、
点滴はもっとイヤ。
(少しでも腕を動かすと、もれる)
いろいろ病気をしてきているので、血管が細く、入りにくい。
でも、病気を治すためだから、頑張らなくては。
無事、点滴を終えて、会計へ・・・。
今日の点滴代は740円。
今後、2日、3日、4日、5日、6日と毎日点滴に通院する。
今年のゴールデンウィークは、我が家では大きな計画を立てていなかった。
母が入院(骨盤骨折)しているので、そんな気持ちになれなかったのだろう。
3月からずっと落ち着かない日が続いている。
家族に病人がいると、心から楽しい気持ちになれない。
今日、姉と妹と電話で話した。
ふたりとも、私の突発性難聴をすごく心配している。
「無理しないで・・・安静にしててね」って懇願していた。
母が入院してから、姉も無理している。
介護する娘たちが倒れると母も悲しむ。
昨年4月、突発性難聴になったときは、
私自身、すっごく落ち込んで、慌てた。
治したい一心で、
8月までの4ヵ月間に4人の専門医に診てもらって、
最善のことをしてきた。
それでも聴力が回復することはなかった。
今回は、今の時点で、もはや「治る」ことを期待していない。
何故だろう・・・
難聴や耳鳴りは、簡単に治る病気でないことを
昨年、思い知らされたからだろうか。
そして、今回、左側の耳鳴りや難聴が
ここまでひどくなっていることに気づくのが遅かったように思う。
(右側の耳鳴りが大きいため、左側の異変に気づかなかった)
昨日、担当医から、
「気になる耳鳴りはどちらですか?」と聞かれ、
「右側です」と答えた。
そして、検査結果が出た時、
「左側が悪くて来院されたのではないですか?」と医師から言われたが、
「いえ・・慣れていたはずの右側の耳鳴りが最近すごく響くこと、
そして、人との会話が聞き取りにくかったり、聞き間違ったりすることが多々あり、
めまいも生じてきたので、ご相談したいと思いました」
私にとっては、右側ばかりが気になっていた。
「そうですか。。。
左の聴力が落ちたので、会話が聞き取りにくいのでしょう」
そう言われて、初めて、正常だと思っていた左側が大変なことになっていることに気づく。
「えっ!? また・・・・???」
「しっかりしてよ・・・」と自分自身を責めた。
昨年、右側の突発性難聴の時には、
右側が聞こえなくても、左があるから大丈夫。
と乗り越えることができた。
でも、今回は違う。
左側まで聞こえなくなったら・・・・・大変・・・・!!
そんなことを考えていたら、すごく悲しくなった。
でも・・
でも・・
そうなった時には、補聴器があります。
補聴器を使って聞こえたら、それで充分です。
元気を出して、前向きに、これからの治療を頑張ろうと思います。
【メニエール病☆闘病記録】(1)
★2009年4月30日(木)★
<メニエール病・・・治療開始1日目>
今日は耳鼻科に行ってきました。
この数日、「耳鳴り」と「めまい」「難聴」がひどくなったので、
(症状は4月24日に書いています)
近所の耳鼻科ではなくて、
大きな病院で診療を受けようと思いました。
A病院の耳鼻科受診は昨年8月28日以来です。
4月27日(月)にA病院に電話をしたら、
最後の診療から1年経過していないので
「再診」になるため、木曜日(今日)に来てくださいと言われました。
今朝は午前8時半に病院着。
受付を済ませ、院内で、軽く朝食。
11:30・・・私の受付番号が表示され診察室に入る。
A医師に最近の症状を説明
12:00~13:30・・・聴力の検査、めまいの検査、耳鳴りの検査
15:15・・・再び診察室へ(検査結果の説明と今後の治療方針など)
16:00~18:00・・・点滴(3本)
検査の結果は、
右側の聴力は昨年とほとんど変わりなく(80dB・・中等度でも重い難聴)、
左側は、今回、かなり低下しているとのこと(50dB・・軽度難聴)。
急に悪くなったので「突発性難聴」のような症状だと言われましたが、
今回は、めまいの症状もあるため、「メニエール病」の可能性もあります。
治療を始めて、経過をみて、病名が診断されると思います。
「過労」や「ストレス」が引き金になることが多いと言われました。
昨年、突発性難聴(右側)を発症した時のように、
今回も、ステロイドの治療から始めます。
入院を勧められましたが、
① 自宅で安静にすること、
② 睡眠をしっかりとること、
② 毎日、点滴に通院すること(連休の間も)、
を約束して、外来での治療となりました。
今日もさっそく、3本の点滴をして、帰宅しました。
午前8時ごろ家を出て、帰宅したのは、午後7時前。
くたくたに疲れました。
(検査等の詳しいことは後日書きますね)