★☆ 愛しき時間(とき) ☆★

2007年に乳がんと肺がんを克復しました。
現在 ACTH単独欠損症(特定疾患)、糖尿病の闘病中です☆

突発性難聴(発症59日目)

2008年05月31日 | 突発性難聴(右耳)
【突発性難聴☆闘病記録】(46)

★2008年5月31日(土)★
 <治療開始49日>

今日で5月も終わり。
早いなー。
4月3日に、突然、「耳鳴りと難聴」が発症して、
12日に、「突発性難聴」と診断され・・・
もうすぐ2ヶ月になる。

1年で一番気持ちのよい爽やかな季節に、
ずっと悩まされ、苦しかったー。


相変わらず、今日も耳鳴りがしているけれど、
日常生活(室内)では普通に会話ができるので、
普段、「難聴」を意識したことはない。

外出したとき、
右側から声をかけられると聞き取りにくいので、
「あ~やっぱり悪いんだ・・・」と悲しくなる。


今日は土曜日だからか、
誰からも電話がなく、
日中は夫もいなくて、ひとり静かに過ごした。

こんな時は、耳鳴りを忘れるくらい穏やかに時間が過ぎる。

耳鳴りが、以前より、多少軽くなっているのかな・・・
それとも、慣れてきたのかな・・・

いずれにせよ、
もっと、もっと重篤の人のことを考えると、
このくらいの症状ですんでいることを感謝しなくては、と思う。

たとえ、この症状が生涯続くとしても・・・
その気持ちに変わりはない。

右耳は悪いけれど、
左耳が正常なのだから・・・。

みんなの祈りが神様に届いているのかも知れないな・・・。







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自分と仲良く・・・☆

2008年05月31日 | 好きな言葉・詩



落ち込んだときには落ち込むのがよいでしょう。
そんな惨めな思いをしている自分を嫌うことなく、
いじめることなく、
「いつか良くなる」ことを信じて、
自分と仲良く過ごしている時、
心を蔽(おお)っていた雲が晴れて、
明るい日射しが以前より輝いて見えてくるのです。

~渡辺和子「目に見えないけれど大切なもの」~




★画像はマンションの中庭に咲いているサツキ★
☆サツキの花言葉・・・「節約」「節制」☆






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突発性難聴(発症58日目)

2008年05月30日 | 突発性難聴(右耳)

【突発性難聴☆闘病記録】(45)

★2008年5月30日(金)★
 <治療開始48日>

今日は森山耳鼻科(仮名)の診察日だった。

午後から雨の予報だったので、
早めに家事を済ませ耳鼻科に・・・(といっても11時過ぎ)。
7、8人の患者さんが待っておられ、
子供連れが多かった。

すぐに、聴覚検査室に呼ばれ、検査を済ませる。
その後、中待合で待っていると、
診察室に呼ばれた。

森山先生の表情が以前に比べ暗い。

5~6週間前の「治る見込みのある期間」には、
先生は「治せる」自信に満ちあふれておられ、
私も治したい一心で、
いろいろ質問をしたり、症状を話したり、饒舌だったのに・・・。

今は、私の言葉にも覇気がなく、元気がない。



「その後、いかがですか?」

「相変わらず・・同じです。
でも、ちょっとだけ「ジリジリ」響く回数が減ったような気がするのですが」


先生は、今日の聴覚検査結果を私に示され、

「今日の結果は青い線で書いていますが、
1週間前とあまり変化がないですね」

「そうですね・・・」(聴覚曲線に目を通しながら)

「今日の聴覚レベルは、平均55dB(デシベル)くらいですが・・・
聴こえにくいですか?」


★聴力検査については5月16日「聴力検査」を参考にしてくださいね★


「室内での会話は聞こえるので、不便を感じないのですが、
やはり、外出すると雑音で聞き取りにくいです」

「内耳になんらかの異変が起きて、難聴になっていると思われますが、
原因がわからないですねーー」


先生は私の両耳を視診(耳の中を見る)された。

外耳道に閉塞がみられないか?
鼓膜に異常がないか?

なにか、どこかに、原因があるはずだから、
手がかりを見つけたいのだろうと思った。

先生が一生懸命悩んでおられることが伝わってくる。


「めまいはないですか?」

「ありません」

「肩こりはないですか?」

「ないです」


先生が困っておられる様子なので気の毒になった。



「突発性難聴は治りにくいのでしょうね」

「いえ、突発性難聴だと治ることが多いのです。
突発性難聴はステロイドで改善されるのですが、
それで改善されない場合・・・
『内耳』からくる難聴は・・・なかなか原因がわかりにくいです」


この時・・・「あ、そうだ、森山先生は、
私の病気を『突発性難聴』ではないと言われていた」ことに気づいた。

でも・・・何故、診察する医師によって診断が違うのだろう?

もしかしたら・・・・
最初から私の経過を診ておられる森山先生の診断が正しいかもしれない。


「突発性難聴はステロイドで改善され、
聴力が良かったり悪かったりすることはないのです」


あ、そうだった。
この説明を何度先生に言わせてしまっただろう。


「耳鳴りや難聴は治りにくいのですね」

「難聴が治れば、耳鳴りも治ると思います」

「そうなんですか・・・」

意外だった。


だから、先生は、とにかく「難聴」を治したいのだと思った。


「今日から薬を2種類に減らします」

「はい・・」

「セルシンはどうしましょうか?」

「お願いします。 夜、熟睡できないので・・・」

「聴覚検査もあまり変化がないようですから、
次は、2週間後に来てください。
今日は薬を2週間分お出ししておきます」

「はい、わかりました。 ありがとうございました」



≪今日処方された薬≫(14日分)
             
★メチコバール錠500 1日3回 毎食後(朝1錠 昼1錠 夕1錠)
 (ビタミンB12。末梢神経の働きを正常にする薬)

★アデホスコーワ顆粒10% 1日3回毎食後(朝1包 昼1包 夕1包)
 (血液の流れをよくする薬)

★セルベックスカプセル50mg 1日3回(朝1個 昼1個 夕1個)
 (胃の粘膜を丈夫にする薬)

★セルシン5mg 1日1回 就寝前1錠
 (不安や緊張を和らげる薬)




こうして、今日の耳鼻科の診察は終わった。
次の診察は2週間後。

耳鼻科に通院を始めて、『2週間』という間隔は始めてである。

先生も、もう、なす術がなくなったのだろうか?

見離されたような気がして、寂しかった。

耳鳴りと難聴で苦しんでいる多くの方がそうであるように、
初期の治療(ステロイド治療、メニエール治療、MRI検査)などを経て、
なお且つ、原因不明で、改善が見られない場合は、
結局は、ビタミンB12と血流をよくする薬のみを継続させて、
数ヶ月、1年、2年・・・過ぎていくのだろうか?

それで改善が見られれば万々歳だけど、
改善が見られない人のほうが圧倒的に多いと思う。

そして、そのうち、その薬さえ止めてしまう日が来るのだろう。


私は、その日、その日の気持ちを素直にここに書いている。
振り返って前の日記を読むことはほとんどない。

しかし、時々、自分の気持ちに矛盾があることを感じている。

ある時は、気持ちの整理ができていると書いたり、
ある時は、納得できない気持ちをぶつけたり、
ある時は、もう治らないと諦めていたり、
ある時は、完治を希望したり・・・

でも

耳鳴りと難聴と闘う日々がどんなに孤独で、苦しいか、
この揺れ動く気持ち・・・どうかご理解ください。

今現在、突発性難聴と闘う日々の中で、
闘病記録をタイムリーに更新しているため、
冷静に文章が書けない日があること、
その時の気持ちを正直に書くことで混乱もあり、
矛盾が生じることをお許しいただければ嬉しく思います。





Comments (2)
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突発性難聴(発症57日目)

2008年05月29日 | 突発性難聴(右耳)

【突発性難聴☆闘病記録】(44)

★2008年5月29日(木)★
 <治療開始47日>
今日は曇り時々晴れの一日だった。

昨日、思い切って脳神経外科を受診してよかった。

心の中で不安に思ったことは、
早めに解決したほうがストレスにならなくていい。


「突発性難聴に罹った人の三分の一は完治するが、
残りの三分のニは、残念ながら完治は難しい」

と、一般的に言われている。

発症してから治療開始までの時間や症状で、
個人差はあると思うけれど、
ネットで検索してもそのように書いてある。


では・・・・・
私は?というと・・・
今は、五分五分の気持ち。

2ヶ月近く経った今、深刻な時期にきていることも事実だ。


乳癌が再発したときのことを思い出す。

シコリの大きさは2、2cmで、ステージⅡだった。
最初に、温存療法手術でシコリを切除して、
その後、腋窩(えきか)リンパ節郭清手術のために入院した。
リンパに転移があるかどうかの重要な手術だった。

1週間くらいして、組織検査結果が出て、

「リンパには転移していませんでしたよ!
これで、90%、再発、転移の心配はありません!」

そのように担当医から説明を受けて、
大喜びしたのに・・・・・・・

放射線治療、抗癌剤治療の甲斐もなく・・・

3年目で再発→温存療法手術
4年目で2回目の再発→乳房全摘出手術

そのうえ、全摘出のとき、肺癌(原発性)まで宣告された。


次から次へと悪いことばかりが続き・・・


入院中の私に、外科主任部長が回診で言われた言葉は、

「大変でしたね・・・
リンパに転移がなかったのに、
貴女のような例は滅多にないんですよ」
と嘆かれた。

いまだに、その時の状況、その言葉が忘れられない。


それ以降・・・・・・
私は、医師の言われることも半分信じて半分疑うようになり、
病気に関しては、「プラス思考」は通用しなくなった。

90%可能性がなくても、
残りの10%には可能性が十分にあるわけで、
私は、いつもその「最悪」を経験していて、
それ以降、最悪のケースしか考えられない思考になってしまった。


だから・・・・今回の突発性難聴も、最悪のことが頭をかすめる。

希望をもって治療をしたいけれど、
悲観的になっている今日の私・・・。






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ベルフラワー

2008年05月29日 | ガーデニング



3月にベルフラワーの苗を2株買って、プランターに植えた。
五月晴れの太陽のもと・・・
今、淡い紫色の小さな花は、株を覆うように咲いていて、
とってもきれいです~♪♪


<ベルフラワー>

☆ 科・属名・・・キキョウ科 カンバニュラ属
☆ 別名・・・ツリガネ草(釣鐘草)、フウリン草、
☆ 和名・・・乙女桔梗(おとめききょう)
☆ 原産地・・・ヨーロッパ
☆ 花期・・・4~5月
☆ 草丈・・・10cm
☆ 色・・・紫色、白色
☆ 繁殖・・・株分け(夏越しした株を9~10月に行う)
☆ 分類・・・耐寒性・多年草
☆ 場所・・・夏は半日陰を好む。
☆ 仲間・・・カンバニュラ、桔梗、ホタルブクロ(みんな薄紫色で花の先が5枚になっている)
☆ 花言葉・・・「感謝」「誠実」

       




仲間の「カンバニュラ」は、ラテン語で「小さな鐘」だそうですが、
ベルフラワーは、ほんとに「小さな鐘」の形に似ています。

今、満開のベルフラワー・・・

可憐なベルフラワーを眺めていると、心が癒され・・・
突発性難聴のことも忘れそう・・・


以前は夏越しを失敗したので、
今年は、ぜひ、夏越しを成功させて、来年も咲かせたいですー










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突発性難聴(発症56日目)

2008年05月28日 | 突発性難聴(右耳)

【突発性難聴☆闘病記録】(43)

★2008年5月28日(水)★
 <治療開始46日>

今日は、MRI検査をした脳神経外科を受診した。

5月1日にMRI検査を受け、
「頭部は異常なし」と結果説明を受けているものの・・・・・・

その後も耳鳴りと難聴の症状がなかなか改善されず、
不安で、眠れない日が続くので、
もう一度確認をしておきたいと思った。

私が一番尋ねたかったのは、
ネットで『突発性難聴』を検索すると、
必ず書いてある「内リンパ水腫」のこと。

とても怖そうな病気のイメージがする。

森山耳鼻科(仮名)でその病名が出たことがないため、
余計に取りこし苦労をしてしまう。


その内リンパ水腫について、
この前のMRI検査で検査ができているのか?
それを聞きそびれていたため、
知りたいと思った。

義兄や森山先生(仮名)には今さら聞きにくく、
脳神経外科で確認するのが一番はっきりするかと思った。


院長先生は丁寧に説明をしてくださった。

「リンパにはいつも液体が存在しているので、
MRI検査にはそれは写りません。
『内リンパ水腫』というのは、メニエールのことですよ」

「そうなのですか?
そういえば、メニエールのお薬も1週間飲みましたが・・・
でも、改善されなかったので、すぐに中止しました」

「メニエールのお薬は何を飲まれましたか?」

「『イソバイド』と『ムスカルD』だったと思います」

「あの飲みにくい薬ですね(笑)。
その薬で、メニエールの可能性を調べられたのでしょう。
改善がなかったということは、
『内リンパ水腫』ではなかったと耳鼻科で判断されたと思います」

「よかった・・・・安心しました。
その後、ステロイドを服用したのですが、
発病してすぐにプレドニンを服用して、2週間で中止。
それから間をあけずに再び飲んだので副作用が強く、
2回目は効果がなかったのでその治療も中止しました」

「突発性難聴は、半分の人しか完治しないという辛い病気です」

「私は、このまま治らない可能性が強いのでしょうね」

「症状が出て、3日以内にステロイドを服用すると、
予後もいいようですが、
それを過ぎると・・・・・・
なかなか完治は大変で・・・・・そこで、運命が決まってきますね」

「そうですか・・・・


覚悟はできているはずなのに・・・がっかり!


「先生、今日はすごく安心しました。
心配性なので・・・しつこくお尋ねしてすみません」

「不安があって当然ですよ。
また、なにかあればいらしてください」

「ありがとうございます」


こうして、脳神経外科の診察は終わった。


すっきりしたような・・・
後味が悪いような・・・


先週19日に、セカンドオピニオンをして、
気持ちの整理ができたと思っていたのに、
いまだにグズグズ言うなんて・・・
なんて矛盾しているのだろう?

と、自分を責めつつ・・・・

耳鳴りや難聴と闘っている患者にとって、
理屈や理論で簡単に割り切れないものがある。

気分が良い時もあれば、悪い時もある。

それを「神経質」と言われればそうかもしれないけれど、
24時間耳鳴りが「ウォーンウォーン」鳴っていて、
会話も聞き取りにくく・・・孤独で・・・
それらが生涯治らない症状だとすれば、
誰だって、平気でいれるはずがない。

覚悟をする段階で、こういう混乱した気持ちになるのは当然なのでは?


最近、つくづく思うこと。

それは、どんな病気でもいえるけれど、
「耳鳴り」と「難聴」も、本当に辛くて、
経験した者でなければわからない苦しみがある。

見た感じが普通だし、
私が明るく振舞っているので、
余計に理解をしてもらえない。


脳神経外科を受診したことを姉に伝えておかねばと思い、
(院長先生と義兄が親しいから)
そのいきさつを話したら、

姉は、
「ネットでいろいろ調べない方がいいのでは?
怖い病気とかが書いてあるから、
私だったら、絶対に知りたくないから調べない」
と言った。

でも、私は、自分の病気を知りたい。
理解した上で治療したいし、その病気と闘っていく覚悟をするタイプ。

乳癌、肺癌のときもそうだった。

それは、どちらが正しいとか、間違っているとかではなく、
その人の性格だと思う。

姉も、私のことを心配して、そう言ってくれることはわかるけれど・・・

人それぞれ、姉妹でも、
病気に対する姿勢も違うのだな、と改めて感じている。






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突発性難聴(発症55日目)

2008年05月27日 | 突発性難聴(右耳)

【突発性難聴☆闘病記録】(42)

★2008年5月27日(火)★
 <治療開始45日>

今日は一日中家で過ごした。

お天気が良いとジッとしていられない性格で、
お布団カバーを洗ったり、
お布団を干したり、忙しかった。


今日は、ちょっとイライラしたことがあり、
右耳の耳鳴りが最高潮まで達した。


「ガンガン、ガンガン、ガンガン、ガンガン」


右耳全体に鳴り響く。


ストレスが耳鳴りに悪いとわかっていても、
一旦イライラすると、気持ちがおさまるまで時間がかかり、
妹に電話をして聞いてもらって、
ちょっと落ち着いた。

今は、「ウォーンウォーン」と耳鳴りがしている。

先の見えない投薬治療。

それでも、希望をもって頑張らなくてはならない精神力。
もう・・・・・・・・疲れちゃったー




 


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「和の美をめぐる50の言葉」

2008年05月27日 | 紹介



『和の美をめぐる50の言葉』【著者:木村 孝(たか)】
“日本を知りたい The Beauty of wa”


日本の伝統を美しい文章と写真で切り取ったフォトエッセイ集。
<2007年10月6日発売>

「暮らし」「嗜み(たしなみ)」「着物」「日本の色」「京都」の5つの章から構成されている。

日本人として、女性として、近頃忘れがちの「和の心」、
時代を越えて持ち続けたい「和の心」が、
さらりと読みやすく書いてあり、心に沁み入る。


大人の女性として、
身につけておきたい教養が詰まった素敵な本デス。



【木村 孝(たか) ☆☆ プロフィール】

1920年、京都の染色の家に生まれる。
京都生まれ京都育ちの女性。
10代で母と死別、跡取りとして厳しく父親の教育を受ける。
戦時中、京都新聞の記者として文化欄を担当。
戦後、家業の染色の仕事に戻り、
その後60歳まで染織家として個展を開くと共に、
文筆家、着物のアドバイザーとして、テレビ、雑誌などで幅広く活躍。
結婚後、夫の赴任先であるロンドンに5年間在住。
海外のテキスタイルを研究する傍ら、現地でも個展を開催。
現在も執筆、講演など「和の美」を伝える時代を超えた活躍を続けている。



★=☆★=☆★=☆★=☆★=☆



「和の美をめぐる50の言葉」

この本の中から、一つ「おことわり」という記事(全文)をご紹介します。


  「おことわり」
おことわりの極意は、相手も自分も気持ちよく。
下手な言い訳は逆効果。
「ありがとう」のひと言で、相手のやさしさを尊重することも大切。


「おことわり」には勇気がいります。
でも嫌々ながら誘いを受け、その後、重い気分を抱えるよりも、
理由を言ってきちんと断ったほうが、ずっと気持ちがいいと思います。
心がけたいのは、相手も自分も気持ちよくーーー
カドが立たない「おことわり」が無理をしない人間関係をつくるうえでは大切なことです。

「おことわり」のときには、
まず下手な嘘をつかないことです。
「先約がありますから」、「用事があるので」と理由をはっきり言いましょう。

あなたと出かけるのが嫌なのではなく、
「たまたま、その日の都合が悪い」と伝えることがいちばんです。

「何時にどこへ行く」という用事はなくても、
たとえば、「疲れているから家でのんびりしたい」という自分で決めた小さな予定でもいいと思います。
それも先約のうちではないでしょうか。

また「カドを立てない」ためには、「ありがとう」のひと言が大切です。
「誘っていただいて、ありがとう」という言葉をひと言つけ加えたうえでおことわりする。
それだけで、相手のやさしさが尊重され、
場の雰囲気もずいぶんと和むものです。

京都の人は、よく「ちょっと考えさせてもらいます」という言葉を使います。
これなどは、曖昧さの中に相手を傷つけないという気持ちを秘めた
「おことわり」の代表的な例だと思います。
婉曲的(えんきょくてき)な「おことわり」に長けた京都らしい表現といえます。
      ~木村 孝「和の美をめぐる50の言葉」~


全編にわたり、「和の美」とは周囲への心配りを表現したものだと
木村 孝さんは語っている。
他人への配慮を重んじる日本人ならではの、
真心に満ちた言葉、装い、暮らし・・・
知性と感性・・・

この本に書いてあることを日常の場面で意識しながら、
私も素敵な日本女性を心がけていきたい。


今年の誕生日に姉から贈られた本だが、
姉の話によると、
昨年秋発売当初は全国の書店で売り切れ状態だったらしい。

今、若い人の間にも、「和」は静かなブームのようだ。








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突発性難聴(発症54日目)

2008年05月26日 | 突発性難聴(右耳)

【突発性難聴☆闘病記録】(41)

★2008年5月26日(月)★
 <治療開始44日>

今日の広島は最高気温が30度近くまで上がり夏日だった。
全国的に暑かったのかなー。
お布団干しに最高の日和♪~


家で一人静かにしていると、
耳鳴りが少し良くなってるのかなぁと感じることがある。

「ジリジリ」と響いていた度合いが減ったかな~とか。
お風呂の中で、チリチリ響いていた耳鳴りが軽いような気がしたり・・・

気のせいかもしれないし、
慣れてきたのかもしれない。

どちらにしても、どんどん症状が重くなるよりいい。


今、飲んでいるお薬、
★メチコバール(ビタミンB12・・・末梢神経の働きを正常にする薬)、
★アデホスコーワ(血液の流れをよくする薬)、
★メリスロン(耳鳴り改善のための薬)

メリスロン以外は、4月12日の初診以来処方され飲んでいて、
メリスロンは5月16日から服用しているが、
これらの効果もでてきているのかもしれない。

それらの薬だけで、突発性難聴が治るとは思わないけれど、
少しずつでも改善され、
耳鳴りや難聴が和らげばいいな・・と願っている。


そういえば・・・
今日もカープはロッテ戦で、8-4で勝っている。
今、9回表だけど・・・2アウト。
あっ・・・3アウトで、今、勝利に輝きました!
カープは4連勝です!






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ハッピーにいこう♪

2008年05月26日 | 好きな言葉・詩



どんな人生にもね
トラブルはあるものよ。
だけど心配しちゃうとね
倍になっちゃうの。
だから心配なんかしないで
ハッピーにいこう

~五日市 剛 「ツキを呼ぶ日めくりカレンダー」~






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