★☆ 愛しき時間(とき) ☆★

2007年に乳がんと肺がんを克復しました。
現在 ACTH単独欠損症(特定疾患)、糖尿病の闘病中です☆

千の風になって♪

2007年02月05日 | 音楽



今年になって購入したCDは、
秋川雅史さんの「威風堂々」(画像)。

もちろん、「千の風になって♪」の曲が聴きたいから・・・
大晦日の紅白歌合戦で一躍有名になったこの曲。
以前から耳にしていたけれど、
改めてになってしまった。


1月中旬?に、
朝のワイドショーに秋川さんがゲスト出演をされた。
この「千の風になって♪」を歌われたとき、
そのメロディと、すばらしい歌詞に、思わず泣いた。

何度も聴きたくて、
すぐにCDを購入して、
今では毎日流している。

この原詩は、英語詩らしい。
日本語訳をし、曲を作られたのが
小説家であり歌手の新井満さんで、
私が最初に耳にして、感動したのも、
新井さんの素敵な歌声だった。

同時多発テロ犠牲者の追悼式でも歌われたこの曲。

何度聴いても・・・このメロディと歌詞に魅了させられ、
1年半前に突然逝ってしまった、
大切な人からのメッセージにも聞こえてくる。


「千の風になって♪」
【作詞:不詳 作曲:新井満 日本語訳詞:新井満】

私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に
千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています

秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る

私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 死んでなんかいません
千の風に
千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています

千の風に
千の風になって
あの 大きな空を 吹きわたっています

あの 大きな空を 吹きわたっています






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里の秋

2006年09月16日 | 音楽

今日から3連休ですね。
みなさまは何か楽しい計画をたてていらっしゃいますか?
広島は、台風13号の接近で、今日も雨が降っています。
この連休は、大荒れになるとの予報で、残念です。

広島カープもガタガタ・・・
昨日の試合に負けて、6連敗です・・・
今季は、期待も大きく、Aクラスを狙っていたのに、
これもまた、非常に残念です。
(最初から無理だったって言わないでくださいね)

今年は、例年より早く涼しくなり、
秋の気配を感じる今日この頃です。

最近、口ずさんでいる童謡は、なぜか「♪里の秋」です。
しんみりとした気持ちになるのは私だけ?

      里の秋」

   静かな静かな 里の秋
   お背戸に木の実の 落ちる夜は
   ああ 母さんとただ二人
   栗の実 煮てます いろりばた

   明るい明るい 星の空
   鳴き鳴き夜鴨(よがも)の 渡る夜は
   ああ 父さんのあの笑顔
   
栗の実 食べては 思い出す

   さよならさよなら 椰子(やし)の島
   お舟にゆられて 帰られる
   ああ 父さんよご無事でと
   今夜も 母さんと 祈ります
   
   (斉藤信夫作詞・海沼実作曲)

今歌詞を書きながら、涙があふれてきました。
秋になり、一層おセンチになっている歌音です。
励ましのメッセージをお待ちしていま~す!

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♪ マドンナの宝石 ♪

2006年04月22日 | 音楽
 「♪ マドンナの宝石 」 1911)  【 作曲 ヴォルフ・フェラーリ 】
今日はこの曲を聴きながらBlogを書いている。

この「マドンナの宝石」は、全三幕よりなるオペラ曲。
今ではオペラとしてだけでなく間奏曲が親しまれ、
コンサートでも単独で演奏されるようになった。 
私が特に好きなのはこの間奏曲である。
始めて聴いたとき、なんて甘い悲しい曲だろうと思った。
ドラマティックな予感さえする。
すすり泣くような旋律、ダイナミックな中に、哀愁を漂わせるような余韻。

オペラは音楽と演劇の合体による総合芸術で、
マリア、重唱、合唱などの声楽でなりたっているが、
オーケストラ演奏だけによる序曲や間奏曲も重要である。
序曲は、幕開きに期待を抱かせるという点で重要で、
それに比べ、間奏曲は場面の転換をスムーズにしたり、
期待を高めるは役目をしている。
間奏曲は美しくロマンティックな曲が多く、私たちには親しみやすい。

この「マドンナの宝石」の舞台は1900年ごろのスペイン統治下のナポリ。
奔放な女マリエラは、秘密結社の首領ラファエレに恋をしていた。
彼女は自分に夢中の義兄ジェナロに「聖母の像にはめこまれている宝石をとってきたら、
貴方のいうことをきく」といって、盗み出させる。 
ジェナロはマリエラを自分のものにするが、
彼女はすぐに前から恋していたラファエレに言いよっていく。 
しかし彼女はふられてしまう。 
聖母像の宝石を盗んだことの罪の重さに気づき、
それをジェナロが返していく間に、マリエラは咄嗟に身を投げて死んでしまう。 
それを知ったジェナロも自殺するという悲劇。

ストーリーを知って聴くと、
やがて訪れるであろう悲劇を暗示しているような旋律が悲壮感に現れていて、
余韻が残る曲だと思う・・・


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♪はるかな友に♪

2006年04月13日 | 音楽


今日からテンプレートを、元に戻した。
春を待ちわびて、2月26日に春バージョンに変更して、今、4月・・・。
この自分らしいテンプレートで、また更新していきたいと思う。
訪問してくださる皆さま、これからもよろしくお願いいたします。


今、私はボニージャックスのCDを聴きながらBlogを書いている。
昨年、このCDをショップで偶然見つけ、迷わず購入した。

目的は、「はるかな友に」の曲が大・大好きだから・・・
この曲を聴くと、胸がじ~んとしてくる。

いろいろなアーティストが歌っていらっしゃるけれど、
やはり「はるかな友に」は、ボニージャックスが一番!
ボニージャックスのCDを捜し求めていた私は、
このCDを見つけたとき、
「はるかな友に」が入っていることを確認し、大喜びだった。

私にとってこの曲は、人生において、忘れられない一曲である。

大学時代に始めてこの曲を耳にした。
私の出身の同志社大学のグリークラブは、伝統もあり、
日本でも優秀なグリークラブである。
大学時代には、毎年楽しみにグリークラブのコンサートに行っていた。

トップテナー、セカンドテナー、バリトン、バス・・・の4パートのハーモニーは
透き通るように美しい。
一度、東西4大学(慶応、早稲田、関学、同志社)のグリークラブユニットコンサートが開催され、
本当に感動し、グリーメンの方とお別れするのが寂しくて、
ホールの前でしばらくウロウロしたことを想い出す。

グリークラブの想い出はつきないけど、
なかでも、コンサート終了後のこの「はるかな友に」が感動的だった・・・

毎回コンサート終了後、客席からでてくる人たちを、
京都ホールの玄関で、グリークラブのメンバーの方々が整列し、
この「はるかな友に」を歌いながら見送ってくださるという、
とてもロマンティックなシーン。

この曲で見送られる時、私はいつも胸がときめいていた。
まるで、私にささやいてもらっているかのような錯覚で、
酔いしれていたことを想い出す・・・

この感動は一生、私は忘れることはないだろう。


  「♪ はるかな友に」 (磯部 淑/作詞/作曲・中山秀雄/編曲)
  
  静かな夜更けに いつもいつも
  思い出すのは おまえのこと
  おやすみやすらかに たどれ夢路
  おやすみ楽しく こよいもまた
 
  明るい星の夜は 遥かな空に
  思い出すのは おまえのこと
  おやすみやすらかに たどれ夢路
  おやすみ楽しく こよいもまた

  寂しい雪の夜は いろりのはたで
  思い出すのは おまえのこと
  おやすみやすらかに たどれ夢路
  おやすみ楽しく こよいもまた


昨年、私が所属していた聖歌隊のリ・ユニオンがあったとき、
集まったメンバーで、カレッジソングと讃美歌と、「はるかな友に」を合唱した。
いつ聴いても、いつ歌っても、大好きな一曲である・・・





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♪ 讃美歌430番 ♪

2006年04月01日 | 音楽

今日は母と姉と一緒に、ランチをいただき、お茶して一日をすごした。
12時半に、リーガロイヤルホテルのロビーで待ち合わせした。
ロビーに着いて、八ツと立ち止まった。
1階のガーデンラウンジから、讃美歌の歌声が聞こえてきたから・・・

そこでは、結婚式が行われていた。
「讃美歌430番」は、結婚式の時によく歌われる曲。
大学時代に聖歌隊として結婚式で歌ったときから・・・、
何回歌ったことだろう・・・?
いつ聞いても、いつ歌っても、ほのぼのとしたものを感じる。

1、妹背をちぎる 家のうち、
    我が主もともに いたまいて、
    父なるかみの 御旨に成れる
    祝のむしろ 祝しませ。

2.今しみまえに 立ちならび、
    むすぶちぎりは かわらじな、
    八千代も共に 助けいそしみ、
    まごころつくし 主に仕えん。

3.愛のいしずえ かたく据え、
    平和のはしら なおく立て、
    神のみめぐみ 常に覆えば、
    さいわい家に 絶えざらなん

4.きよき妹背の まじわりは
    なぐさめとわに 尽きせじな、
    重荷もさちも 共に分かちて、
    よろこび進め 主のみちに。


今日、新しく結ばれたご夫婦にとって、
これからの結婚生活が お幸せに満ち溢れたものでありますように・・・

また、このBlogを覗いてくださった皆さまの中にも、
   ご自分の結婚式でこの曲が流れ・・・♪       
       懐かしいと感じておられる方がいらっしゃるでしょう。
今一度、ご自分の結婚生活を振り返り、
   初心に帰っていただくチャンスになりますように・・・

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私とピアノ♪

2006年02月18日 | 音楽



私は幼い頃から音楽が好きだった。
大学もできれば音楽大学に進みたいと、考えた時期がある。
でも音大を目指すのは簡単でないことを知らされ、英文科に進んだ。

★画像は我が家のピアノ♪♪

結婚のときに、両親に購入してもらった大切なもの・・・

私の人生とともに、
私の生きてきた時間をずーっと一緒に過ごしている。
辛い時も、嬉しい時も、悲しい時も、楽しい時も、
どんな環境であっても、
いつも側にあり、
裏切らない存在がピアノ・・・

デンとリビングにかまえて、私のことを見守ってくれている。

息子が幼い頃は私も一緒に連弾をしたこともある。
いろいろな想い出がたくさん詰まったピアノを今見ていて、
とても懐かしくなった。

以前も書いたけれど、私は小学生の頃からピアノを始めた
私の誕生日にピアノが届き、
大喜びしたことを想い出す。

受験等で習えない時期もあったけれど、
ピアノが大好きだから大学卒業まで続けた。

小学生の時は、
日本舞踊も習っていたので、
そっちが忙しく、ピアノはその次だったかなー?
(私は3人姉妹で、3人揃って著名な師匠に師事し、
1年に1度の桧舞台では活躍した)

3人姉妹の出演ということで注目されていたのかもしれない。
日舞は妹が一番素質があったと思う。
ピアノは、3人の中でも私が一番根気よく習った・・・(うぬぼれ?)

これまで練習した曲は数え切れないほど・・・
最初は「バイエル」、「ハノン」、「初歩のピアノ練習曲集」・・・
次の段階で「チェルニー」「ブルグミュラー・25の練習曲」。
このあたりから、「♪エリーゼのために」「♪乙女の祈り」等が弾けるようになったと思う。
チェルニーも最初に「チェルニー100番」→「チェルニー30番」に入る。
それを終了したら「ソナチネアルバム1」→「ソナタアルバム1」と練習曲がある。
始めて発表会で弾いた曲は「♪メヌエット
それから「♪モーツァルトのピアノ協奏曲」「♪トルコ行進曲」「♪トロイメライ」
「♪子犬のワルツ」「♪ソルヴェイグの歌」「♪月光の曲」「♪
雨だれの前奏曲」「♪別れの曲」

・・・そして、
大学時代最後の演奏会で引いた曲はショパンの「♪ノクターン第2番」・・・


大学時代は学生寮で過ごしたため、
練習するところがなくて、
寮の食堂にあるピアノを借りたり、
大学の近くの貸しピアノで練習したり苦労した。
でも、私が習っていた先生は、
長い間海外生活をされたとてもオシャレなおばあちゃま先生で、
しかも御所の近くにご自宅があり、御所を通り抜けて通うことが楽しかった。
四季折々の御所の景色を十分味えたから・・・。


特に秋の紅葉の季節に御所を通ると、
イチョウの落ち葉で砂利道が黄色に染まっていて、とても綺麗だった。
あまりに美しいので広島の母にその雰囲気だけでもと思って、
御所の中のベンチに腰掛けてハガキを書き、
ベンチの横のポストから投函をした。
母は今でもそのことを嬉しそうに、懐かしそうに話すことがある。

結婚してからも、
子供を育てながら、ピアノ小曲集などを弾いて気分転換していた。
リチャードクレイダーマンに憧れ、
いまでも時々彼が弾いている曲を練習するためにピアノの前に座ることがある。
また、私が今一番好きな「♪パッヘルベルのカノン」も奏でたりする。
そんなひと時がとても幸せ~






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♪ エンヤ ♪

2006年02月16日 | 音楽



私は音楽を聴いている時間が多い。
家事をしているとき、パソコンに向かっているとき。
もちろん車を運転しているときも・・

画像はEnya(エンヤ)のアルバム・・・「Paint the sky with Stars」
(いつも画像がきれいでなくてスミマセン

今、このCDを聴きながらブログを書いている。

私はエンヤの透き通った天使のような声が大好き・・・
エンヤの曲は、疲れた心や体を癒してくれる。

・・・そう、至極の癒し系の曲だと思う。

エンヤといえば
日本でも人気の高いアイルランドのシンガーソングライターで、
日本のTVやCMに多く使われているので、
彼女の曲を一度も耳にしたことがない人はいないだろう。

数年前、来日した時に、
当時の久米宏の「ニュースステーション」に生出演したことがあり、
その時以来私はエンヤに夢中になっている。 

清らかに澄んだサウンドと爽やかなボーカルに魅了させられ、
その頃彼女のCDを購入したように思う。
 
エンヤは1962年(西暦)1961年(ケルト歴)音楽一家に生まれ、
幼い頃からピアノを習い、クラシック音楽を学んだ。

1980年には兄と姉が結成した
アイリッシュ音楽のバンド「クラナド」に加入したが、
3年で脱退し、
1988年の「♪オリノコ・フロウ」の曲が
大ヒットし世界的なアーティストになる。

彼女の曲はアイルランドの伝統音楽にクラシック要素を加え、
英語やゲール語のうた声を多重録音を駆使して、
何層にもおり重ねたところを特徴としている。

高貴な歌、聖なる歌、心洗われる歌・・・
教会の讃美歌に共通しているような場面もある。

何度聴いても飽きなくて、いつ聴いても心が癒される・・・


以前、姪の結婚式の披露宴の席で、
新妻の姪とそのお相手となる夫の二人の
幼い頃からの画像が紹介された。
それぞれの幼少時代~学生時代~娘時代~

結婚を決めたお相手とのデート場面にいたるまでの画像が大きく映し出された。
その時のBGMは、二人がそれぞれ選んだ曲が流れた。
(このことは後から知ったのだけど)
姪が選んだその曲はまさに「Enya」だった・・・

姪は大学在学中にアメリカの大学に留学した。
(帰国後日本の大学も卒業している)
大学卒業後はアメリカの企業に就職して、
ほれぼれするような流暢な英語を話す・・・。

その姪が、親元を離れアメリカで勉強を頑張っていた留学時代に、
このエンヤの曲を好きになったこと。
そして、自分の人生の最高に幸せなその日に、
幼い頃からの画像を映し出すBGMとして選んだ曲が「エンヤ」だった。 

生まれ育った家を離れ、
嫁ぐ日に両親に聴かせた大切な曲である。 

今そのことを想い出しなんだか涙があふれてきた・・・

エンヤの曲は崇高で美しく、心温まる響きである・・・






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♪ ラフマニノフ ♪

2006年02月12日 | 音楽



昨日連休1日目。
夫と郊外のレストランへ・・・
市内から車で1時間くらいで、
森の中のオシャレなレストラン(画像)に到着する。
途中まで行ったところから少しずつ雪景色になり、
それがまた風情がありよかった。
往復の車中は「♪ラフマニノフ」の曲を聴きながら・・・


二人ともこのレストランの落ち着いた雰囲気が好きで、時々訪れる。
メニューが多いわけではない。 
でも一つ一つのお料理に心がこもっている。

夫はステーキランチ、私はハンバーグランチをオーダーした。

「ライスにされますか? パンにされますか?」
「パンをガーリックバターでお願いします」 二人とも答えた。

そう、このレストランには手作りのパンがあり、
出来立てのま~るい大きなパンの上を十文字にカットして、
そこにガーリックバターが入れてある。
それがとても美味しい。
そしてそこでは、必ずパンをテイクアウトする


ところで、私のクラシック(スポーツも)の師匠は夫・・・。 
なので、
こういう機会には必ず車中でクラシックを流し、
分析してもらいながら会話する。

クラシックの話題になると、
日頃は静かな夫が饒舌になり、
日頃は元気な私がおとなしく、夫の解説に耳を傾ける。


昨日はラフマニノフの「♪ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18」
「♪ピアノ協奏曲 第3番
ニ短調 作品30」を聴きながら、ドライブ。

この曲が昔、映画「逢びき」に使われ、
広く知られるようになったことは知っていた。
第1楽章から第3楽章のすべてが、
それぞれのシーンに合わせて使われている。
私もテレビでその映画をみてその旋律が鮮明に印象に残っている。


ラフマニノフは一時期うつ病に襲われ、
その治療の段階で、医師から
「あなたは新しい協奏曲を書き、世間の評価を取り戻す」といわれた。
ラフマニノフは28歳の時、
うつ病を克服して、このピアノ協奏曲の第2番のおかげで復活を遂げたそうだ。


ラフマニノフ「♪ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18」
第1楽章: モデラート、ハ短調、2/2拍子、ソナタ形式
第2楽章: アダージョ・ソステヌート、ホ短調、4/4拍子、三部形式
第3楽章: アレグロ、スケルツァンド、ハ短調、2/2拍子、不規則なロンド形式

第1楽章は重く暗いイメージの出だしから、
哀愁をおびた旋律へと展開する。
一度聴いたら忘れられないメロディである。
第2楽章は美しくロマンティックなメロディが、
聴いている私を魅了し、リピートしては聴いた。
私はこの第2楽章が一番好きだなと思った。

ラフマニノフ「♪ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30」
第1楽章: アレグロ・マ・ノン・タント、ニ短調、4/4拍子、自由なソナタ形式
第2楽章: 間奏曲、アダージョ、イ長調、4/3拍子、変奏曲形式による三部形式
第3楽章: フィナーレ。アッラ・ブレーヴェ、ニ短調、2/2拍子、ソナタ形式

とても素敵なメロディである。
が、私は断然ピアノ協奏曲2番の方が心に響き、惹かれた。
あらためてこうして聴くと、ピアノの高度なテクニックにほれぼれしてしまった。

私も小学校のころからピアノを習い、「ソナタ」まで進んだ。
大学時代の発表会ではショパンの「ノクターン第2番」を弾いた経験がある。
今パソコン教室に通っているが、それがすべて終了したら、「大人のピアノ教室」に行き、またいろいろな曲を弾きたい気持ちにかられている。


クラシックは、いつ聴いても心が落ちつく・・・
夫は中学時代からクラシック一筋で、
曲名、題名はもちろん、指揮者や演奏者についても詳しい。
それに比べ残念ながら私は、メロディを聴くと知ってる曲が多いけど、
曲名や作曲者を想い出せないことが多い。
そのためにも、これからもどんどんクラシックを聴きたいと思った・・・


 



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♪ パッヘルベルのカノン ♪

2006年01月26日 | 音楽



私のHN(ハンドルネーム)は歌音(canon・カノン)

ブログを立ち上げるとき、
すぐに思いついた名前が「歌音」だった。
何故なら「♪パッヘルベルのカノン」 が大・大・大好きだから…!

でも一般的には、「canon」は「キャノン」のイメージが強く、
「カノン」と読んでいただけない。
同じスペルだから仕方ないのかな…。


 「パッヘルベルのカノン」…「CANON by Pachelbel」

 「パッヘルベル」は作曲者の名前、「カノン」は曲の形式をあらわす言葉である。
パッヘルベルが作った、カノン形式の曲だから、「パッヘルベルのカノン」 。
曲名を聞いて思い出せない方でも、きっとメロディを聴けば、聴き覚えのある曲だと思う。
私は、「カノン」こそクラシック最大の名曲ではないかと思う。
「主よ、人の望みの喜びよ」 も大好きな曲の一つ・・・。

私は大学時代にこの曲に魅せられた。 
その後長年、何回聴いても飽きることなく大好きである。 ピアノでも弾いている。
特に、心を落ちつかせたい時、考え事があるとき、悩んでいる時、悲しい時、苦しい時、
「カノン」を聴くと、心が和み、気持ちが穏やかになれる。 時には涙が出ることも・・・。
携帯の着メロも「カノン」にしていていることが多い。

<パッヘルベルのプロフィール>
バロック時代の有名なオルガン奏者。
1653年ニュルンベルクで生まれ、若いときから音楽を学ぶ。
ウィーン・シュテファン大聖堂でオルガニストとして活躍し、1706年故郷で亡くなる。
バロックは、ビバルディやバッハ、ヘンデルが活躍した時代で、
モーツァルトやベートーベンはもっと後の時代の人になる。
やはりパッヘルベルにとって「カノン」が最も有名で、様々な曲作りの土台をつくった。

カノン>
カノンは簡単にいえば、「輪唱」を思わせるような曲の形式。
バロック時代の音楽の特徴は、ポリフォニーという、同時に複数のメロディが演奏されて、
瞬間瞬間に新しいハーモニーが生まれる形式の音楽だった。
カノンは、そのポリフォニー音楽の一形式で、
あるパートが演奏したメロディーを、別のパートが遅れて演奏するもの。
日本の歌で、「かえるのうたがきこえてくるよ」 が代表的な輪唱の曲だ。
時間をずらして、1つのメロディラインを歌っているだけなのに、
それがある瞬間に縦に重なることで、ハーモニーの面白さを引き出すのだ。

そういう大好きな「パッヘルベルのカノン」から、私のHNを考えた。
漢字で「歌音」、音楽が大好きな私にとって、ピッタリだと思いませんか?(笑)
(最初は名前負けしているかなと謙遜していたけど、慣れは恐ろしいデス・・・(笑))

<画像>・・・私がもっているカノンのCDのなかでも一番のお気に入りのCDのジャケット。
(写真の撮り方が下手でごめんなさい   CDに見えますか?)
ジャケット名は、「カノン100%パッヘルベルのカノンによる天然果汁の詰合せ」
このCDは、すべてが「カノン」の曲ばかりなので、とても気に入っています。

<♪収録曲リスト♪>
 1.カノン  ニ長調(パッヘルベル)
 2.パッヘルベルのカノン(ゴールウェイ~スプリーン編)
 3.同(ミルズ調)
 4.ヴァリエーションズ~パッヘルベルのカノンによる(ロックバーグ)
 5.ハウ,ホェア,ホェン(ダンクワース編)
 6.アース・エンジェル(ウィリアム~ノルドリ編)
 7.カノン・オブ・ザ・スリースターズ(冨田 勲)
 8.カノン  ニ長調(パッヘルベル)

CANONファンの方には、ぜひお勧めのCDです!
私は10年くらい前に購入しているので、今同じがあるかどうか・・・?

・・・という由来で、
私のハンドルネームはCANON・歌音なのです






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 ☆ ベートーベン第九 ☆

2005年12月23日 | 音楽

年末になると、
各地で 「ベートーベン第九」 が演奏されるのが恒例である。

私も毎年この演奏会に行っているが、何度聴いても感動する。

今年一年のことをふり返り、
新しい年はもっと良い年に・・・と考えるよい機会になっているかもしれない。

第四楽章のテノールのソロがはじまると、
とても厳粛な気持ちになり感動でいっぱいになる。

そして、いつもベートーベンのエピソードを思い出す。
耳が不自由であったにもかかわらず作り上げた「交響曲第九番」
いわゆる第九の真実かどうかわからないエピソードを・・・。

ベートーベンは、晩年の、この作曲の発表会のとき、
病におかされた耳を必死で傾けていた。
オーケストラの演奏が終わると同時に、
会場は聴衆の感激と興奮で拍手はわれるようだった。
でも耳の不自由なベートーベンは、
舞台の隅のうしろで音楽に心をうばわれ、
そのすさまじい拍手にも気づかなかった。

彼は、至福の時間の中にいたのだろうか・・・     
              
   それは内面からの充足感であり・・・
            
       人間性を生き生きさせるものであり・・・
                  
            強い自由の意識だと思える・・・


美しいものに見惚れ、
心をうばわれて我を忘れてしまう
恍惚の境地に似たものかもしれない・・・ 

 



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