老いのひまつぶし

東海地方に在住の80才の男性です。
日常の喜怒哀楽を綴って行きます。

新設の美術館へ

2010-07-06 16:45:07 | 日記
今日も蒸し暑かったですね、日・月曜と晴天になり気温が上がったけど風が有ったので表の硝子戸や窓を開け各部屋の湿気を飛ばしました。

先週に今春、名古屋の新栄町に新規に開館された 「ヤマザキマザック美術館」 へ行って来ました。
展示されてる絵画はロココ時代から印象派まで18世紀~20世紀のフランスを中心にした画家の作品です。
想像して居た以上に展示物が多くありましたが、フロァーが広くその割には来館者が少なかったので遠目・近目にとゆっくり見る事が出来ました。

展示絵の中で私が気に入った作品は、フランソワ・ブーシェの 「ラブレター」 です。
若き女性が大木の根元に横たわり、何度も読み返したであろう恋文を片手に物思いにふける彼女を大木の陰から贈り主? の男性がその様子を覗き見て居る構図。
傍らには彼女の飼い犬が静かに見守って居て何とも微笑ましい風景です。このフロァーには他にも人物を描いた優しい雰囲気の絵がまとめて有りました。

絵画はビルの5Fですが、4Fには当時のフランスの貴族が使用したであろう凝った彫刻の家具(テーブル・イス・飾棚・鏡台等)が展示。
また別のフロァーにはエミール・ガレやドーム社のガラス製品も展示されて居て瞬く間に時間が過ぎてしまいました。

遅めの昼食を簡単に済ませ、予定の三越での買い物もそこそこに名古屋を後にしました。何とか母の帰宅時間に間に合いホッとでした。